1.My Journey's End - The
Lost Souls 「マイ・ジャーニーズ・エンド」−ロスト・ソウルズ(未発表曲) |
世界初登場曲。65年録音。ロスト・ソウルズは、ビリーが初めて参加したロックバンドであるエコーズの改名後のバンド名。ビリーの最も古い音源。 |
2.Time And Time Again - The
Lost Souls 「タイム・アンド・タイム・アゲイン」−ロスト・ソウルズ(未発表曲) |
世界初登場曲。65年録音。16歳のビリーの伸びやかな歌声を聞くことができる。 |
3.Every Step I Take (Every
Move I Make) - The Hassles 「エヴリー・ステップ」−ハッスルズ |
国内初CD化。67年録音。ハッスルズのデビュー第2弾シングル。デビューアルバム『The Hassles』(67)に収録。日本では81年にキングレコードから『ビリー・ジョエル・イン・ザ・ビギニングVol.2』と題してLPが発売された。 |
4.You've Got Me Hummin' -
The Hassles 「ユー・ガット・ミー・ハミン」−ハッスルズ |
国内初CD化。67年録音。ハッスルズの記念すべきデビューシングル。『The Hassles』(67)に収録。ソウルデュオ、サム&デイヴ67年のヒット曲のカバー。 |
5.Amplifier Fire _ Attila 「アンプリファイアー・ファイアー」−アッティラ |
世界初CD化。70年録音。アッティラ唯一のアルバム『Attila』(70)に収録。日本でも『フン族の大王アッティラ』の邦題でLPが発売された。その後のビリーからは想像もつかないようなハードロック、サイケデリック、メタルサウンドの洪水。 |
6.Only A Man (Demo) 「オンリー・ア・マン」(未発表デモ) |
世界初登場曲。71年の録音。『コールド・スプリング・ハーバー』(71)のアウトテイクと思われるが、なぜアルバムに入らなかったのか不思議なぐらい完成度の高い演奏。 |
7.She's Got A Way 「シーズ・ガット・ア・ウェイ」 |
71年録音。『コールド・スプリング・ハーバー』(71)に収録。後に『ソングズ・イン・ジ・アティック』(81)からライブバージョンがシングルカットされ、一躍有名に(全米23位)。 |
8.Oyster Bay (Demo) 「オイスター・ベイ」(未発表デモ) |
世界初登場曲。73年録音。『ピアノ・マン』(73)のアウトテイク。「Only A Man」と同様完成度は高い。ビートルズの影響も垣間見える。 |
9.Piano Man (Demo) 「ピアノ・マン」(未発表デモ) |
世界初登場デモバージョン。73年の録音。ピアノ、ハーモニカ、ボーカルのみのデモ演奏。説明無用の出世作であり、今やビリー自身の代名詞でもあるこの曲の、まさに誕生の瞬間に立ち会えたような興奮を感じずにはいられない。 |
10.The Siegfried Line (Demo)
「ザ・ジークフリート・ライン」(未発表デモ) |
世界初登場曲。73年録音。『ピアノ・マン』(73)のアウトテイク。珍しいギター一本の弾き語りスタイルであり、曲調、ボーカルともにディラン風。 |
11.New Mexico (Demo - Became
“Worse Comes to Worst”)
「ニュー・メキシコ」(未発表デモ。「陽気な放浪者」の原型) |
世界初登場デモバージョン。73年録音。『ピアノ・マン』(73)収録の「陽気な放浪者」(全米80位)の原型。ピアノ、ハーモニカ、ボーカルのみのデモ演奏だが、歌詞はほぼ最終形。 |
12.Cross To Bear (Demo) 「クロス・トゥ・ベアー」(未発表デモ) |
ビリー自身のバージョンは世界初登場。74年録音。『ストリートライフ・セレナーデ』(74)のアウトテイク。日本のジャズシンガー阿川泰子が83年のアルバム「Night
Line」でこの曲を取り上げている。 |
13.Miami 2017 (Demo) 「マイアミ2017」(未発表デモ) |
世界初登場デモバージョン。75年録音。正規バージョンは『ニューヨーク物語』(76)に収録。本デモはピアノ弾き語りのシンプルな演奏。歌詞はほぼ最終形。 |
14.These Rhinestone Days
(Demo - Became “I've Loved These Days”)
「ジーズ・ラインストーン・デイズ」(未発表デモ。「楽しかった日々」の原型) |
世界初登場デモバージョン。76年録音。『ニューヨーク物語』(76)収録の「楽しかった日々」の原型。正規バージョンとは若干歌詞が異なる。シンプルなピアノ弾き語りによって一層心にしみる。 |
15.Everybody Has A Dream
「エヴリバディ・ハズ・ア・ドリーム」 |
77年録音。アルバム『ストレンジャー』(77)の最後を飾るゴスペル調のバラード。曲が書かれたのは71年と古い。 |
16.Only The Good Die Young
(Alternate Version) 「若死にするのは善人だけ」(未発表テイク) |
世界初登場バージョン。77年録音。『ストレンジャー』(77)収録のブギウギリズムの正規バージョン(全米24位)とはかなり趣の異なる、茶目っ気たっぷりの「レゲエ」バージョン。 |
17.Until The Night 「アンティル・ザ・ナイト」 |
78年録音。グラミー賞最優秀男性ポップボーカルと最優秀アルバム賞を受賞した『ニューヨーク52番街』(78)に収録。リリース当時、米国の評論家ピーター・ガンバチーニは「過去20年間のロック史上に登場したすべてのヒット曲のエッセンスが7分足らずの間に凝縮されている」「この雄大なスケールを持った曲は、アメリカ文学に対する音楽的なアプローチとさえいえるかもしれない」と最大級の賛辞を送っている。 |
18.Zanzibar (Unfaded) 「ザンジバル」(未発表リミックス・アンフェイディド・バージョン) |
世界初登場リミックスバージョン。78年録音。正規バージョンは『ニューヨーク52番街』(78)に収録。このバージョンの最大の聴きどころは、ジャズの大御所フレディ・ハバードのスピード感溢れるトランペットソロ。オリジナルと異なり、フェイドアウトされずに延々と続いていく、本ボックス中のハイライト。 |
19.It's Still Rock and Roll
To Me 「ロックン・ロールが最高さ」 |
80年録音。グラミー賞最優秀男性ロックボーカルを受賞した『グラス・ハウス』(80)に収録。シングルとして初の全米1位に輝いた記念すべき作品。 |