ジミ・テナー。これらの理由だけからしても、彼は愛されなければいけない存在だが、それ以外にも理由はたくさんある。 ジミ・テナーは表向きは1950/60/70年代の音に影響をうけたローファイ・キーボード・プレーヤー。 マネー・マークにも似ているようではある。が、かれはジョン・バリーというよりはエルトン・ジョンなのだ。ジミは90年代のダンス・シーンにはびこっている短髪のクールな「クラブ野郎」とは対照的だ。彼は一見ただの「変り者」のように見える、が、実際には油断ならないヤツである。 ルックス的には、ジミ・テナーは「ある意味アンディ・ウォーホル、ある意味ディーン・マーチン、そしてある意味ジョー90」。 音楽的には... 音楽的なことに触れるにはもう一段落必要だ。