ホワン・アトキンスはこのModel 500というプロジェクト名の他に、サイボトロン、メトロプレックス、インフィニティと言ったプロジェクト名を使い分けている。たとえば最近輸入盤で発売となったインフィニティ名義でのアルバムではディープ・デトロイト・テクノを展開していたのは記憶に新しいが、彼曰く、今作の音を一言で言うと、「ハイテック・ファンク・ミュージック」だと言う。その中には彼が、多彩で未来的なプロジェクト・ネームに託した夢と、彼の自分の音楽的ルーツに対する想いが詰まっているのであろう。
ちなみに日本用のボーナストラックとして、ケヴィン・サンダーソンやデペッシュ・モードを手がけたプロデューサー／DJのフランソワ・ケヴォーキアンのリミックスによる、「Be Brave(Main Vocal Mix)」が収録されている。このミックスは美しいR&Bヴォーカルが前面に出た明るいハウス・トラックで、全国のクラブ／ディスコはもちろん、放送局、ＦＭ局で話題となるのは必至である。
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