制作スタッフインタビュー
ラインプロデューサー 石平信司

石平さんの肩書きであるラインプロデューサーという役職はどういった仕事になるのでしょうか?
 ラインプロデューサーって何やってる人かなあって思いますよね(笑)。
 まずは監督と相談してメインスタッフを決めて、実際交渉して、スケジュール立てて、スケジュール通りモノが運ぶように何とか調節していくのが役目、だったはずなんだけどなあ(笑)。なかなかスケジュールというのは難しいところで。
 『人造人間キカイダー THE ANIMATION』の頃は『真ゲッターロボ VS ネオゲッターロボ』という作品の方を担当していて、どちらかっていうとメンタルな面でのサポートという感じでしたから、きちんとラインプロデューサーとして参加したのは今回の『01』からです。
今作業的には結構大詰めでは?
 1話に関しては一通り出来てて、後は直すところを直してよりよい出来にというところです。次は2話が佳境に、そしてその次は3話が…。
前作(『人造人間キカイダー THE ANIMATION』)より今回はアクション性が強いと聞いています。
 そうですねえ。前作は音楽でいうとバラードとかブルースというイメージで渋くきたので、じゃあ今回はロックだと。あんまり暗くならない様にと言うのはありますね。まあ暗い話ではあるんですけど。あとはやっぱり見ていて気持ちいいアクション中心で。1巻目は特に目まぐるしい。見始める頃に煙草に火を付けて吸いきる頃には終わってるイメージ(笑)。アフレコ台本もほとんどト書きでした。
 元永監督は僕が入ったときからお世話になっている人で、ようやく理想的な形でコンビネーション組めたというのは大きいです。それと脚本の根元君と組めたのも。彼は大学の同期で。以前ゲームの企画の時に引っ張りこんだんですけど。元永監督と根元さんも以前から知ってますし、良いチームが組めたかなという気はしています。
(2/5)
■1 ■2 ■3 ■4 ■5