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Reported BY Toru Nagamine (Sony Techno)

ハイテク・ショーと言われるLOCUSTのLIVEは映像と音とのシンクが完璧!新聞にもライブレポートが載ってしまうくらい大評判の最新鋭のステージだ。
MIKE

7/4、古いビール工場の跡地である「the Vibe Club」で行われたLOCUSTのハイテク・ショー。 R&Sの社長レナートが今後もっともフィーチャーしていきたいアーティストとしての意向があってのライブだけあって、前評判も高かったみたいだ。マスコミ向けのパーティと聞いていたが、「Time Out誌」にも告知があったらしく、この時のオーディエンスはプレスも合わせて1000人くらい集まっていた。 SQUARE01 PHOTE

ライブの始まる19:00前から「the Vibe Club」の廻りに行列ができている。中に入るとステージの裏に3m * 3mくらいの巨大スクリーンがあって度肝を抜かれる。天井が5mくらいの高さで気持ちがいい。
ステージ上にはドラム・セットにギター、ベース・アンプ、エフェクト・アンプが並べられている。
既に盛り上がっているオーディエンスたちに呼応するようにまもなく、ライブがスタートする。

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メンバーはリーダーのマーク、女性ヴォーカリストのゾーイ・ニブレット、クレイグ、そしてサポートメンバーであるドラマーの4名だ。ゾーイとクレイグがかわるがわるヴォーカルをしたり、コーラスをしながら「Morning Light」からの曲を披露していく。マイクはギター、ベースギターを交互に演奏している。シーケンサーで音を操りながら、ベース、ドラム、ヴォーカルが違和感なく重ねられて美しい音色を醸し出す。
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特筆すべきなのが、完璧な映像と音のシンクだ。例えば、ジミー・ヘンドリクスのギターのサンプリング音が入るとそのままジミヘンが映像でギターを弾いているといった具合でヴァーチャル・バンド的で面白い!

一時間ちょっとのコンサートだったが、非常に見応えのあるライブだった。この映像と音とのシンクの手法を活かして、たとえば、ネットワークに絡めてブロードキャストするのも面白いアイデアではないかと思う。 今秋か冬に日本にくるかもしれないというLOCUST、早くも待ち遠しくなる、そんなステージだった。


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