Reported BY Toru Nagamine (Sony Techno)
Illustrated BY Midori Hirano
今、ロンドンのストリートはこんな感じ! |
クラブで「The End」の他に行ったのは「バ・ルンバ」というところ。ここも入るのに40分くらい並ぶくらいの盛況だった。週変わりのスケジュールで例えば、水曜はラテンとか金曜はHip Hopとかジャンルで別れていた。僕が行った日はハウス系の日だったらしい。
ロイヤル・アルバートホールでバート・バカラックとスィングアウト・シスターのライブがあったんだけど、そこで、何とビョーク発見!ほんとにラブリーでキュートだった! あ、そうそう。僕がロンドンにいた6/30はちょうどProdigyのニュー・アルバムの発売日でHMVやらどこもかしこも大キャンペーンをやっていて改めてこの国での人気にびっくり。テクノ・フィールドのバンドが超メジャーなロンドンはスゴイ。
ロンドンの空気で感じ取れたのは、ドラムンベースがラジオでかなりかかっていたり、四つ打ちのテクノだけではなくて、ブレイクビーツ系の音やデジタルロックなどいかに新しい音をムーブメントとして紹介していくかっていう感触だった。仕事で訪れたWARPのオフィスでも、ブロードキャストは衝撃的だよ!とか、ジミー・テナーがいいねとか、いう声がたくさん聞けたし。
テクノに固執するんじゃなくて、テクノからちょっと外れた音でもポジティブにいい!って認める姿勢がテクノの精神なんじゃないかとふと思ったのだった。
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