TRACK 9.
ジェシカ・シンプソン ジェシカ・シンプソン/アイ・ウォナ・ラヴ・ユー・フォーエヴァー
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 新世紀の到来と沸いた2000年。振り返ってみれば、ミレニアムという言葉だけがひとり歩きしていた感はあるが、ことアメリカのポップ・シーンに関しては、新しい時代を告げる変化があった。それは、マライア・キャリーやセリーヌ・ディオンを聴いて育ったという、10代の女性シンガーのデビューと躍進だ。そのなかのひとりがジェシカ・シンプソン。父親が牧師だった関係で、子供の頃から神の教えを歌うクリスチャン・ミュージックの世界で活躍。10代とは思えない声量、歌唱力、存在感でレコード会社から注目され、97年にマライアと同じレーベルと契約する。それから約2年をかけて準備を進め、99年に19歳でデビューする。収録曲は、そのデビュー・シングルで、全米の人気ドラマ『ドーソンズ・クリーク』が日本でオンエアされたとき、そのエンディング・テーマ として使われた。全米では3位のヒットとなり、新世紀のディーヴァ、ポスト・マライア・キャリーをアピールすることとなった。今年2ndアルバムをリリースしている。

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