TRACK 2.
ジェニファー・ロペス ジェニファー・ロペス/ウェイティング・フォー・トゥナイト
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 リッキー・マーティンの成功でラテン・ポップが注目されるなか、ジェニファー・ロペスはデビューした。すでに女優としての実績はあったが、子供の頃からスターを夢見て、マンハッタンまでレッスンに通った彼女にとって、歌手デビューはまさに念願だった。99年のデビュー・アルバムのタイトル『On The 6』も、地元ブロンクスからマンハッタンに通うのに利用した、地下鉄の番号だった。ここにも彼女の強い思いが表れている。ただ、当初は女優から音楽界への進出に、冷たい視線があったのは確か。それを1stシングル 『イフ・ユー・ハド・マイ・ラヴ』を全米1位にしたことで、ハネのけた。プエルトリコ系のルーツを生かしたラテン色と、ブロンクスで聴いて育ったヒップホップ/R&Bの影響を盛り込んだサウンド。それは彼女自身の中から生まれた音楽として、説得力を持っていた。収録曲は、デビュー・アルバムからの2ndシングルで、全米で8位となっている。

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