日記
FUJI ROCK FES. 2004.07.31[11:59]
27日、レコーディング。これにてアルバムの録音がすべて終了した。


28日、まずはリハーサル。FUJIのセットを詰める。
その後、キューンにてアルバムの曲順と今後のリリーススケジュールなどを話し合う。アルバムの発売日など、段々と、そして着実に話が進んでいる。
今回のアルバムはアナログ盤もリリースするので、そのことについても話し合った。


29日、苗場前乗り。ドキドキが加速する。


30日、FUJI ROCK FES.開幕。
まずはオレンジコートで赤犬を見る。非常にセンセーショナルなステージに爆笑する。なにもかも完璧に面白かった。おかげでアガる。

SNOW PATROLでさらにアガる。

そして我々の出番。今回は非常に良いライブだった。というか、それがどうだったかとかそういうことではなく、非常に楽しみ、そしてアグレッシブなライブが出来た。やっぱりASIAN KUNG-FU GENERATIONのライブは攻めて(気持ちの面で)なんぼだと実感。
このモードで全国のフェスに行く。

終演後、ルースターズ(途中まで)→ズートンズ→取材→ピクシーズ→スーパーカーと見る。
ピクシーズは出てきたときには「別人?」と不安になったが、ベスト盤でも聴いているかのような贅沢なセットだった。最高。

その後、一度ホテルで仮眠をとり、ルーキーでSAKE ROCKとアナログフィッシュを見る。アナログフィッシュの新曲「HELLO(多分そんなタイトル)」がもの凄く良い曲だった。
終演後、とんでもない雨と風の中、ホテルに帰還。爆睡。

MTWB 2004.07.27[00:19]
24日、大阪前乗り。
17時くらいの新幹線で移動し、久しぶりにメンバー4人+CATSの5人で、適当に見つけた鉄板焼き屋にて飯を食べた。キヨ錦が注文したブルーチーズを生まれて初めて食べたが、どう味わってもセメダインの味を感じた。僕の味覚がおかしいのかもしれん。
その後、ホテルに帰って寝る。


25日、MEET THE WORLD BEAT。
トップバッターとして出演。ステージの上はもの凄く熱く、ギター自体も焼けるように熱かった。こういうときは弦が伸びるので、曲の繋ぎ部分をMCに変えて、チューニングを挟みながら5曲演奏した。野外での演奏は気持ちが良い。
演奏終了後はステージ脇のテントで、ビールを何リットルか頂く。周りは著名なアーティストばかりで緊張し、余計に酒がすすむ。
最後のセッションにて、シアターブルックのタイジさんと肩を組みキヨ錦が歌いだし、いつのまにか巻き込まれ、気づくとキヨ錦がいなくなって、タイジさんとふたりで歌うことになったのが少しはずかしかった。何度かシアターブルックのライブを観に行ったこともあり、その旨を伝えながら終演時にタイジさんに挨拶をする。
キヨ錦の歌声はマッチに似ている。笑える。だからこそ、キヨ錦に歌わせたかった。

素敵なアーティストの音楽を聴きながら飲む、そんな贅沢なお酒を頂きました。スタッフの皆さんや来場されたお客さんに感謝しています。


26日、取材DAY。
MTWBの記念本の取材。
トーキンロック公開インタビュー。キヨ錦が汗をダラダラかいていたので、どうしたのかと聞くと、本番中ずっとお腹が痛かったとのこと。
その後、心斎橋のHMVにてFM802ラジオ生出演。
HMVの入っているビルに着き、楽屋に案内される。ところが、その楽屋が何かの手違いで埋まっていたらしく、「じゃあ、空くまでここで…」と案内された部屋が従業員の休憩所で驚く。そして「エキストラの皆さんですか?」と聞きたくなるほどイケイケのギャルの皆さんが絶賛休憩中という感じで、ひっくり返りそうになってしまった。
しばらくその部屋の外で待ち、楽屋に入る。
公開生放送は緊張する。どこを見て話したら良いのかよくわからないので戸惑う。というか照れくさい。

新幹線と電車にて帰宅。

アンプ購入 2004.07.24[01:55]
23日、都内にてリハーサル。
リハーサル中に「アンプ、見つかりました。」との連絡が届き、渋谷までギターを持ってアンプを試しに出かけた。名古屋より取り寄せてもらったフェンダーツインリヴァーブ68年製。感動的なほど良い音が出るので購入。デリケートなアンプなので、屋内限定で使用する予定。
すこし値が張ったが、もの凄く良い買い物だった。「この値段でこの音?」つまりこれ、掘り出し物。

ついでに楽器屋で店長おすすめの鬼のように高いギターを試奏させてもらった。これももの凄く良いギターだったが、さすがにそれには手がでなかった。

その後、スタジオに戻り、大阪に移動する機材車にギターを積み込む。
貴山田とキヨ錦は僕の帰還を待たずして、すでにトンズラした後だった。キャプテンケンスイはスタジオに残っていたが、別に僕を待っていたわけではなく、ロフトにライブを観にいくからという理由であった。
そんなキャプテンを飯に誘うも、もう食べたとのことであっさり断られたので、CATSとデニーズに寄って帰宅。


追伸。
昨日、「アスパラバンド」という新手の寿司を食った。「酢飯 meets アスパラ with 海苔」みたいな、甘エビの代わりにアスパラみたいな、そういう一品だった。まさに「アスパラで寿司作ってみました」という、有無を言わせない程に何のひねりもないそのままの味しかしなかった。新しいのになにも新しくない、ユニットでやるよりお互いソロで活動したほうが…というような絶妙な感じだったので、見かけた人は是非食してみて欲しい。

笑える。

ギター購入 2004.07.23[00:41]
20日、ライブリハーサル。
この夏に開催されるロックフェスティバルやイベントに、親のカタキかとばかりに出演し倒すため、この夏はフェスとフェスの合間にリハーサルをやることができない。「だいだいこの曲中心でいろいろセットリストを組みますか?」的な曲目をみなで挙げて練習。


21日、都内スタジオにてリハーサル。
たまにこうして使う都内のリハーサルスタジオは広いので、比較的大きな音でアンプを鳴らすことができる。そのデカイ音でジャキっとギターを鳴らすときの感覚が好きだ。今年に入って一番締まった演奏が出来たリハーサルだった。

リハーサル後、マザーミュージック。
掲示板に「ストレイテナー面白いっすね。マジでバカウケっす」的な書き込みが多いのですが、言わせてもらうと、ツッコミあってのボケだということをわかって欲しい。仕切りも大変なのよ、本当に。
ベースも半端なく上手いうえにトークもいける町田のおもしろおじさんに嫉妬している。


22日、都内スタジオにてライブリハーサル。
僕の使っているギブソン・マローダーというギターはボディが鳴らないためか中低域があまり出てこない。もうかれこれ何年も使い、いろいろなアンプで試し、ライブでもレコーディングでもかなり使いこんできた。だから、このギターで出来る限りの音作りはやったつもりだ。
最近、曲によっては限界を感じることがあったので、スタジオを抜けて楽器屋に行き、もうすこし太い音の出るギターを購入した。
購入後、スタジオに持って帰って音を作る。そしてメンテナンスをお願いする。

ギブソン・レスポールジュニア。新品。

時間に余裕が出来たら、マローダーに次ぐ相棒的なギターを本格的に探そうと思っている。そうやってミュージシャンの家は楽器であふれかえっていくのだと思う。あれもこれも欲しい。

WIRE 2004.07.19[21:27]
17日、ラジオ収録。
その後、メンバーはWIREに出かけていった。僕は電車で帰宅。飲む。

18日、休み。
地元横浜の花火ということだが、人混みがあまり好きではないため、自宅近くの丘の上に登って見る。スターマインなどの高度が低い花火はほぼ見えないに等しかったが、たまに上がる大きなやつは綺麗に見えた。あと20メートル位高い丘があれば完璧なんだけどな。
キヨシは連日のWIRE。

19日、ライブリハーサル。
FUJI ROCK、MEET THE WORLD BEATに向けて、というか今年の夏フェススケジュールに向けてのリハーサルを開始。もうしばらくはライブしかやることがないので、心おきなくライブのリハーサルができる。
夏フェスは当日のリハーサルがないので、いきなり曲から始めるということが難かしい。ということで、本番時のサウンドチェックをどうするかなどの話もした。
キヨシはミーティングをブッチギってBACK DROP BOMBのイベントを観に出かけていった。

中華 2004.07.17[12:19]
15日、レコーディング。歌。
これで、アルバムレコーディングはあと1曲の歌録音(1曲だけ気に入らないのでやりなおし)を残すのみとなった。単純に凄く嬉しい。今回のレコーディングは非常にスケジュールがタイトで、ちょっと途中はパニック寸前までこんがらがったタイミングもあったが、こうしてほぼ99%出来上がった音源を並べて聴いてみると、本当に自信作と呼べる仕上がりになった。
リライトもループ&ループもアルバムで聴いたほうが、その良さがわかると思う。そういう、素晴らしいアルバムが出来た。

16日、取材DAY。
帰りに皆で食事をしようということになり、中華というテーマはかなり早い段階で決まったのだが、メンバー誰ひとりとして遅くまでやっている中華料理店を知らなかったため、マネージャーのCATSに店選びを任せた。
車移動中に寝てしまい、どこに向かっているのか全然わからなかったのだけど、到着して車から降りてみて、そこが中華街ということにビックリした。

「『中華が食いたい』って10回言ってみて」
「中華が食いたい、中華が食いたい、中華が食いたい…」
「じゃあココは?」
「中華街…。そのまんまじゃん」

まったく考えていなかった盲点を突かれた感じだ。やっぱりストレートに物事を考えるということも時としては大事だなと痛感。さすがに中華街の中華はうまい。そして何より事務所の会計で食事をするとなおさらうまい。


家系ラーメン 2004.07.15[18:01]
14日、レコーディング。コーラス。
キャプテンケンスイの歌声は、生まれもってのコーラス声だと思う。大学時代に知り合った時は「変な声だな」と正直思ったが、いまではそんな声が大活躍している。

レコーディング終了後、マザーミュージック生放送。
新曲の「リライト」、それから「夕暮れの紅」を初オンエアし、秋のツアー日程を発表した。
シングルにしておいて何だけど、自分でも「夕暮れの紅」のほうがリライトよりちょっと好きかなと改めて聴いてみて思う。
どちらの曲も、聴いてくれた人の日々のアガったりサガったりに届いてくれると嬉しい。

家系ラーメンを食って帰宅。深夜の家系ラーメンは次の日と胃腸を直撃する。
分かってはいるが、夜中に食べるハードなラーメンはうまい。なんでだろうね。
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今回のツアーは、比較的大きなハコを回る軽めのツアーになっています。武道館とか大きな会場もありますが、東京はもう1公演、ライブハウスでやりたいと考えています。
ファイナルが武道館なのは「リベンジ」というか…。ああいう大きい会場でもしっかり魅せるバンドでもありたいと僕は思うので、敢えてやることにしました。「沢山の人の前でやるのが快感で」みたいなことが掲示板に書いてありましたが、そういうことを主に考えている訳ではないので心配なく。僕は相変わらずライブハウスが好きです。

この段階で細かく回らないのは、季節的な条件などもあり、年を越してから細かくやりたいと思っているからです。現在、おそらく40カ所くらいになるだろうと思いますが、そういうツアーの計画をスタッフサイドにちゃんとお願いしてあります。

六本木のスタジオ 2004.07.14[15:14]
現在、六本木のスタジオにて日記を更新している。

12日、レコーディング。歌。
歌っている途中に「ん?牛のにおいがする」と不思議に思う。まさかそんなわけはないと思いつつも、どう匂っても牛の臭いがするので「自分の口臭なのか?もしくは体臭?」と凹んでいると、マイクの電源からもの凄い牛の臭いがする煙がたち登り、スタジオがまるで牛舎と化してしまった。本当にビックリした。換気をして、レコーディング再開。
口臭とか体臭でなくて良かった。僕の臭いだったら、「牛君」とかいうアダ名になるところだった。

13日、レコーディング。歌。
歌入れの際は、その日の食事(出前)の店をどこにするかの決定権が僕にあるので嬉しい。うなぎを食わせてもらう。

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選挙に関しての補足。
選挙の投票率や投票システムの話をしたのは、投票率が上がると現状の政治への不信感から言って「与党」には明らかに不利なわけで、投票率が上がれば自ずと政治に緊張感が生まれると思いますし、それはこの国にとって良いことだと思います。
つまり、これだけ投票率が低いのにも関わらず、システム的になんの改善も全くされてないのは明らかにおかしいと僕は考えているわけです。
政治への信頼感と投票率、逆さになってしまいますが、高い投票率は良い政治を結果的に促すと僕は考えています。

また、政治に興味がないとか政治家を信頼できないとか言う人がいるのもわかりますが、自衛隊の海外派遣の問題や年金の問題、これでもかと僕らの今後の社会にとって大事なことが国会では論議されていますし、もちろんいろいろなことが決議されています。
国民としてそこに意思を投影させる方法は、政治家を志すか政治活動家になる以外には、残念ながら投票しかありません。だからこそ、投票率の低さは非常に危ないことだと思っています。

誰かも書いていましだが、僕も投票所に若者がいないなと感じました。だからこういう日記を書いたわけです。

次の選挙も僕は投票に行きます。

低い 2004.07.12[12:26]
選挙の投票率が低すぎる。おおざっぱ言うと成人の約2人に1人しか投票に行っていないことになる。自国の政治を行う国会、その議員を選ぶ選挙にこれだけ行かない人がいるのだから、「政治に国民の意志が反映されてない!」とか声高く叫んでも、そりゃそうだろとしか言いようがない。
もっと多くの人が投票する、する気になるシステム(政治への興味うんぬんは置いておいて)を考えないといけないんじゃないかと思う。大体、日曜日が必ず休みという人ばかりではないし、期日前投票の場所が「それ車でもないとちょっと…」というところにあったりする。
選挙の投票日はサービス業も含め午前中は営業禁止(後術の平日を)にし、金曜日か月曜日を国民の休日にして3日間投票できるシステムにしたらどうかと思う。人件費などのコストはかかるが、決して税金のムダ使いだとは思わない。むしろ連休を作り出せるので、経済効果も考えられる。

こんなことを日記に書いてどうなる。と、今思った。

だけど、自分の国の政治に興味を持って欲しい。そういうことを特に僕より若い世代の人に言いたい。
「投票に行かないことが政治に対する反抗の…」こういう考えかたをもってる人にも言いたい。だったら白票でも投じてアピールしたらどうかと。

音楽と政治に対するメッセージを結び付ける、アジカンそういったラジカルなバンドではありませんが、個人的に感じたことを日記に書いてみました。

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11日、レコーディング。ギター。

投票から帰ってくるなり、外はヒョウが降り、雷鳴が轟き突風が吹荒れる天気に激変して驚く。間一髪セーフ。あの天候で外にいたら半泣きだったと思う。
以前に1発録音を行った楽曲のギターの音色がイマイチという理由から、オーヴァーダビングを行う。その他、2曲のギター録音も同時に行う。
これにてアルバムのギター録音がすべて終了。今回は「静」の部分、「動」の部分の両方でケンスイと良いアンサンブルを組めたと思う。
良い。

ということで今日もレコーディング。

選挙 2004.07.11[10:41]
10日、レコーディング。歌の録音。
家を出る前に、アマゾンで購入した「ぼくの魔法使いDVD BOX」が届く。ずっと欲しいと思っていたのを忘れていたのだが、先日福岡で主演の伊藤英明さんとすれちがったり、ふとつけたTVで同じく主演の篠原涼子さんをお見かけしたり、グループ魂のCDを破壊さんのサイン入りで頂いたりしているうちに思い出し、ついに買うことができた。このドラマ、最高に笑える。

ただ、観る時間があまりない。

ドラマと言えば、綾瀬はるかが恐ろしくキュートだという理由がら、TVドラマ「世界の中心で愛をさけぶ」を録画して観ている。さすがに大ブレイクしている作品とあって、いろんな人からいろいろな意見を聞く。だけども「百聞は一見にしかず」ということで、綾瀬はるかが可愛いということで、観てみることにした。
映画のほうも行定監督の作品が僕は好きなので、この騒ぎがひとしきりおさまった頃に観てみようと思っている。僕は基本的にひねくれものなので、みんなが知ってる○○とかを実際に聞いたり観たりするのがワンテンポ遅くなってしまう。
マトリックスも最初のやつは観たのだけど、CATSとキヨシLOWが「あれは○○だよね〜」「違うよ!ありえない!」とかやり合っているのを見て気持ちが萎え、すっかり見るのがおっくうになっている。
こういう自分の心理、リアルタイムで見たり聞いたりを逃すこと、「もったいねぇな〜」と自分自身でわかっているのだけど、「ミーハーかな?」という自意識が邪魔をして毎回そうなってしまう。
本当は気になっているのに「ミーハーかな?」と思っている自分が一番ミーハーというか、恥ずべき考え方だ。
他がどうとかじゃなくて、いろいろなことを考えすぎずに、映画や音楽に触れたいと最近は特に強く思っている。

今日は選挙投票に出かけてから、レコーディング。

ケンさんがレコーディングの合間に取り組む「A列車で行こう」の通称「ケンさんタウン」の制作が恐ろしく無謀で笑えるので、レコーディング自体も無論楽しみだけど、さらにスタジオに行くのが楽しくなっている。ド田舎の駅前に超高層タワーとかをいきなり立てたり、作った道路が「これサーキット?」という惨状だったりして笑える。

レコーディングスタジオ 2004.07.09[22:39]
現在、レコーディングスタジオにて、ノートパソコンを使って日記更新中。

8日、レコーディング。リズム録音。
夕食をスタジオ近くの某ファミレス(制服がセクシー系な)で食べたのだが、ムムムと思わざるをえない雰囲気というか空気感に驚く。なんか地に足がつかない感じというか。
日本に数多あるアメリカ風の店舗や施設。マックなんかはもう慣れた感じではあるが、たまに飛び抜けてアメリカ的な場所に行くと未だに違和感を覚える。「ここ何処?」的な気分に襲われて不安になる。
男だらけ9人(うち半数以上が鼻の下を伸ばした状態)のファミレスでの食事は、端から見たら不気味な光景だっただろうなと思った。やっぱり出前のソバにしておくべきだった。

9日、前述のようにレコーディング。ギター録音。
夕食はソバ屋の出前。「振動覚」の演奏部分が完パケ。今から、さっきまで僕とケンスイのギター録音に全く興味を示さずに爆睡していたキヨシLOWのパーカッションタイムが始まる。ボンゴという楽器を録音する。その後、今夜は僕のピアノ録音が予定されているが、これは採用されるかどうか未定。

という訳でレコーディングは続く。

暑くて寝れん 2004.07.08[01:53]
6日、新曲2曲のプリプロダクションを行う。「振動覚」という曲ともう1曲。最近は新曲にタイトルがなかなか付けられなくて困っている。

7日、新曲のリズムを詰める。
その後、講師を迎えて英語詩の歌のレッスンを行う。別にアルバムに英語の歌が入るというわけではないが、HOLD ME TIGHTというインディー時代からの曲の発音の悪さや文法的間違いなどを、以前から修正したいと思っていたので、実現したことは嬉しかったが、「L」と「R」の違いなど戸惑うことが多かった。

英会話に興味が湧いた。駅前留学しようかと考えている。

その後、ラジオ。電波に乗った反省会と化してしまったことを反省している。
ラジオはもっとポップにやらないといかんなと。
ともあれ、ラジオでも言ったとおりツアーをやる。とりあえず年内、ガツっと十数カ所の予定は来週のマザーミュージックで。

ということで、深夜の「暑くて寝れない日記」終了。
エアコンは基本的にドライにしている。

暑い 2004.07.05[23:24]

5日、リハーサル。
スタジオ近くの商店街で七夕祭りがあったらしく、道路は「一体、何をぶちまけた跡?」という惨劇。そこを通り抜けてリハーサルに向かった。織姫と彦星の年に一度の逢瀬も、多少祝う方法というか、その盛り上がり具合は調整が必要だなと感じた。
リハーサルは順調に終了。

コンビニで売っている磯辺焼き(レジの脇に置いてあるやつ)をうっかり買ってしまい食ったのだが、おにぎりみたいに海苔を後で巻くシステムにしたほうが良いんじゃないかと急に思い付いた。しかし、どうやって製造元に知らせて良いかわからなかったので此処に書いてみた。賞味期限が同じなら、絶対パリパリのノリで食いたいはずだと勝手に思う。

大ヒット間違いなし。

ただ、年に1回くらいしかコンビニの磯辺焼きを食わないんだよなぁ。

明日は新曲のプリプロダクション。

リハーサル再開 2004.07.05[00:02]
4日、新曲リハーサル。
アルバムの制作が最終局面を迎えている。武道館ライブで一時中断していた作業を今日から再開。残り2曲のアレンジを詰める作業をみっちり行った。

レコーディングが終わると、いよいよ夏フェスシーズンに突入する。
武道館以降、次のライブがやりたくてやりたくて仕方ない。たった3日で、もうフラストレーションが溜まりまくっている。
腑甲斐ない自分の自分自身への「負け」を払拭したい。大好きでやってることだから、自分が望んでいることを、思った通りに発揮できないことがとても悔しい。

燃えている。

国道沿いのフェンスを蹴って「ワー」と声をあげても、すっきりしないんだな、これが。
だからこの夏は何回もステージで「ワー」とやる。最高の「ワー」ね。

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「宮崎駿の『思い出ぽろぽろ』ってテレビでやったの?」

「ん?イノウエポロポロ?何?」

凄い聞き間違えに愕然とした。(実話)

DVD 2004.07.03[22:29]
3日、インタビュー撮影。その後、ラジオ収録。
帰宅してから、武道館ライブのDVDを観る。
やはり前半は自分で見ても固いというのがわかったが、後半は自分で思っていたよりも演奏が良くて驚いた。そしてDVDに入っているお客さんの声のデカさに驚いた。

20人程度(しかも友達ばかり)の観客から始めたバンドが、1万人の前で演奏したということ。これは本当に幸せなことだと素直に思う。本当に嬉しい。
嬉しいけど、もっと応えたいし、返したい。
だからまだまだやることが山ほどあるし、それが尽きないうちは音楽への情熱も尽きないんだろうと思う。
どんなデカイところでやっても行き着く所は「良い曲を作りたい。良い演奏がしたい」ということだけ。

僕らの音楽に、リスナーも含め様々な形で関わってくれる人々、すべてに感謝したい。

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大森庸雄さんの「ロック豪快伝説」という本を頂いた。
世界のロックスターが残した数々の伝説が網羅された、バカバカしくも勉強になる?1冊。なんか細かいことでいちいちくよくよしていることがふっ飛ぶくらい、世界のロックスター達のスケールはデカい。
ハチャメチャ。

NANO-MUGEN FES. 2004.07.02[18:13]
7月1日、武道館にてイベント「NANO-MUGEN FES」を行う。
ステージに立つまえは、そんなに緊張していなかったのだけど、登場SEがかかりステージに出たとたんにかなり昂ってしまった。最初の2曲はそのおかげで、少し演奏が固かったように思う。ループ&ループからやっとフラットに戻れた。
演奏技術としては、まだまだ武道館クラスのキャパシティーで「魅せる」レベルまでは遠いなと個人的には感じた。バンド自体がもっと強くならないといけないと本当に思うし、そのためにやらなければいけないことも多い。新しい場所で新しいことをすると、そういう自分達に足りないものが分かるので、非常に良い機会だったように思う。

会場に来てくれた皆様、本当にありがとう。
来れなかった人、来年も場所や規模をもう一度考えて「NANO-MUGEN FES.」を開催しますので、楽しみにしていて下さい。僕個人的には、2ステージ使える屋内が良いなと思っています。

ライブ終了後は焼肉屋で打ち上げ。
テナーの面々と久々に話す。テナーのライブはツアー中ということもあり、キレキレで素晴らしかったが、酔えばただの変な人たちで面白い。
そしてゴーイングの面々やアシッドマンの面々とも楽しい話をした。ゴーイングの素生君は想像していた通りのナイスキャラで、帰りにはタクシーからハコ乗り状態で体を出し、「ゴッチ〜」ど絶叫しながら消えていった。

2日、休み。

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