日記
ダンサー 2004.08.30[23:28]
27日、広島前乗り。お好み焼きを食う。そして深夜に金縛りに遭い、焦る。


28日、セットストック。
見晴しの非常に良い場所でのライブで楽しかった。広島の観客は熱い。
ライブ終了後、しばし色々なミュージシャンと歓談し、神戸に移動。会場から広島駅までのバスにてトイレに2回も行きたくなり、他のアーティストも乗っているバスを止めた。ビールを飲まなければ良かったと後悔する。


29日、ラッシュボール。
すべてにおいて楽しみすぎた。ストレイテナーが楽屋に持ち込んだ幻の黒糖焼酎「まんこい」によってかなり酔う。そしてホリエ君のDJにダンサーとして参加。必要以上のテンションで踊りあげ、叫び、今思い出すと非常にはずかしい。
純粋にホリエ君のDJを楽しみにしていた方には申し訳ないことをしたと思う。本当にすいません。

その他、ケンスイも酔い上げ、やたら涙もろくなってペンパルズ終演後に泣いていたのが印象的だった。

ラッシュボール。本当に楽しかった。


30日、大阪にて取材。



前回の日記について。

気分を害された方がたくさんいたみたいで申し訳ないです。別に個人攻撃みたいなことを仕掛けるために書いたのではなく、比較的好きな雑誌で好きな作家が…という気分で勢いあまって日記に書いてしまいました。すいません。

冷えたビール 2004.08.27[01:51]
25日、取材DAY。
その後、マザーミュージック。今回のオーヴァードライヴはギャングオブフォー、XTC、フューチャーヘッズ、ザゼンボーイズ、スパルタローカルズなど選曲が恐ろしく良かったにも関わらず、掲示板のリアクション薄すぎ。
無戒さんの弾き語りは最高だった。感動し、そして笑った。

26日、スペースシャワーID撮影。
13時間くらい六本木のバーで撮影を行い心底疲れる。限界。
そして帰って復刊したBUZZを読み、某人気作家の妻子の発言に腹を立てている。まだそんなこと言うヤツがいるんだったら、いっそのことハート型のメガネでもしてやるか、それとも見えないのを覚悟のうえで眼鏡を叩き割ってやろうかという気分になる。
が、叩き割ったら本当に何も見えなくて困るし、ハート型はいくらなんでもロックバンド然としていなさすぎなので却下。

こんなことを勢い余って書いているのは、さっき飲んだ冷えたビールが効いているせいだ。
なにかを表現して人に評価される。そういう活動だと思っているし、だからこそ良い意見もあれば悪い意見も聞く。僕らの音源を聴いた人は勝手に良いも悪いもなんだって言ったらいいと思う。

ただね、ろくに聴きもしないで偏見持たれてることは悲しい。
だけども、何でこんな酔っ払って寝ぼけたことを日記に書いているのか?とも思う。自分が情けない。

10月に出るアルバムを、どうか皆さん聴いてやって下さい。

出島 2004.08.25[00:01]
20日、高松へ前乗り。
到着後、ホテル近くの居酒屋で飯をスタッフ・メンバーで食べる。〆に食べたその店自慢のラーメンがとにかくまずかった。恐らく、今まで生きてきた中で食べたラーメンの中で一番マズいラーメンだった。


21日、モンスターバッシュ。
演奏自体は楽しめたが、あまりの暑さとセッティングから本番までの時間の長さ、このふたつが原因でアンプが温まりすぎ、ギターの音がイマイチどころかイマ3くらいで乗りきなかった。そして午前中の演奏のキレに課題を残す内容だった。高松にリベンジを誓う。
演奏後、楽屋で反省会を行い、うどんを食べたりしながら色々なアーティストのステージを拝見する。大ファンであったサニーデイサービスの曲が聴けたのが嬉しかった。感激。ちなみにアルバムはすべて持っている。

ウルフルズ終了後に長崎に移動。電車で6時間の長旅で疲れた。
長崎に到着後、チャンポンと皿うどんを食べて就寝。


22日、長崎スカイジャンボリー。
前日の反省点を踏まえ、かなり納得の行く演奏ができた。こういう日はビールがうまい。
演奏後、白☆星の真名子君と談笑する。

スカイジャンボリー終了後、稲佐山から車で街に降りていったのだが、その時に見た長崎の夜景が本当に奇麗だった。おまけに途中からは偶然にも花火大会にも出くわし、凄く素敵な風景を堪能させてもらった。本当に皆で感動する。

長崎出身、ストレイテナー堀江氏のおすすめ一口ぎょうざをたっぷりと食って就寝。


23日、長崎キャンペーン。
起床後、島原手延べそうめんを食う。キタケイスケ(某ホテル宿泊名簿より抜粋)、MCヤマー、イヂチキョンシーは秋田名物の稲庭うどんを食っていたのが笑えた。

その後、ザ・ナガサキという超が付くほど直球な名前の雑誌の取材。インタビュアーの方は非常にナイスなキャラの持ち主で、非常に楽しい取材だった。

FM長崎に移動してラジオ収録。
収録後、しばらく空き時間があったので、皆で出島に行く。出島は現在、これっぽっちも海に出ていない。それだけが残念であったが、出島跡は当時の景観が再現されており、非常に雰囲気の良い場所だった。まだ工事中の箇所もあったのでまた行きたい。

その後、ラジオ生出演。

空港でカステラを買って東京戻り。そして解散かと思いきや、まだまだ仕事は続く。キューンに移動し、スペースジャワーTV15周年IDの打ち合わせと衣装合わせ。

ヘトヘトで深夜に帰宅。


24日、休み。
ギネスビールを飲む。

レインボー 2004.08.19[23:10]
17日、休み。
L.A.では我々のセカンドアルバムのマスタリングが行われている。スケジュールの関係で参加できないのが残念だが、東京で曲間や最終的な音像などの話は十分やってあるし、リクエスト済みのため心配なし。ちなみにエンジニアはステファン・マーカッセン。

家に籠るのもなんなので、映画「誰も知らない」を見に行く。映画館にはオバチャンから若者までかなりの人が並んでいて、結局1つ後の回を見ることになった。
子供の表情に演技臭さがまったくなく、そういった子役の演技も非常に自然で素晴らしく、またそれがきっちり録られていて印象深かった。
母親が言い放った「お母さんだって幸せになったっていいじゃない」このセリフが人間を、欲望と繋がらないコミュニケーションを、そして現代を象徴しているような気がしてドキっとした。
そして、空港近くでのシーンで、主人公の震えた手を握る少女の手。ささやかだけれども全てでもある救いがそこにあって、胸が熱くなった。
いろいろなことを考えさせられる素晴らしい映画だった。

この映画にはモチーフとなった実話が存在している。勿論、映画より残酷な実際に起こった事件だ。そのことを考えると悲しい気分になる。


18日、名古屋にてライブ。
BUMP OF CHICKEN、ACIDMAN、レミオロメンという豪華なバンド達と共演できて素直に嬉しい。そして非常に楽しいイベントだった。

BUMP OF CHICKENの本編終了直前にFM愛知に移動し、マザーミュージックの生放送を行った。キヨシは疲れによる変なテンションで、オフマイク中の動きが怪しく、そして久々の「ウザちゃん」状態であった。ちなみにアジカン内では、「テンションがいつもと違って異様に高くてウザいヤツ」のことを「ウザちゃん」と呼んでいる。大概の場合はその日だけ、その夜だけ命名されることが多い。こう呼ばれるのはメンバーにとっては最大の屈辱。

その後、中華料理屋にて打ち上げに合流。
BUMP OF CHICKEN、ACIDMAN、レミオロメンの面々と色々な話をした。BUMP OF CHICKENとは初対面で緊張したが、非常に気さくで楽しい人たちだった。
そんなテンションの高い打ち上げは、恐らくレミオロメン藤巻君が酔っぱらい大賞を受賞して終了。本当に楽しい食事とお酒を頂いた。


19日、横浜戻り。ヌボーっとする。

10月あたりを目標に、宅録機材をガツンと揃えようと思っている。というのも、最近は思いついた音楽的ネタをガレージバンドという「アナタも今日からミュージシャン!」的ソフトに入れたりしているのだが、もうちょっと本格的に家でデモを作りたいと考えているからだ。友人に相談し、Cubaseというソフトと周辺機器を揃えることに決定。
自分の頭の中にあるイメージを、一度自分の力だけ(もちろんコンピューターの力もあるが)でアウトプットしてみたい、そしてそれをどうやってバンドに落とし込むか。そういうミュージシャン的な欲求にかられている。

最近、誤字脱字が多いな。日記。

習志野 2004.08.16[22:38]
16日、千葉県習志野市の国際水泳場(確かそんな名前)にてPV撮影。壮大かつ、非常にくだらないPVになりそうなので楽しみ。衣装も3パターンくらいあり、初めてコスプレ的なこともやったし、演技チックなことも監督から求められ、慣れない自分には非常にむずかしかった。
他のメンバーはと言うと、タカミツシブヤマは細かく気の利いた素晴らしい演技だった。それとは逆に、キヨシはオーバー過ぎ、ケンスイに至っては口をポカーンとしているだけであった。つまり、タカミツシブヤマ以外は超が付く程の大根役者だったということ。

PV撮影の前に習志野のファミレスで飯を食ったのだが、「ここが掛布が高校の時に愛した店」という設定のコントを皆で繰り広げ、非常に盛り上がった。なかでも店内に掛けられた「掛布が高2の時に描いた絵」、そして抽選で当たる「掛布Tシャツ(裏面にレアルマドリートのプリント)」が最高に笑えた。勿論、全て架空の設定なのだけど。

PVは順調に撮影終了。
エルレの細美君からバーベキューの誘いがあったが、すでに高速に乗ってしまっていたので断念。そう言えばバーベキュー、ここ何年もやってないなぁ。

追伸。
別に見てはいないが、「東京湾景」というドラマ。
「夏ソナスペシャル」という今回の副題は便乗も良いところかと思う。タイトルに爆笑。

59回目 2004.08.15[22:09]
15日、渋谷にてラジオ収録。
その後、楽器屋にて頼んでおいた新しいアンプの受け取り。渋谷の銀行でお金をおろし、キャッシュで支払いをしたのだが、10万円以上のお金を持つとドキドキして仕方ない。これはもう貧乏性ということもあるが、単純に僕がカツアゲや強盗などに勝手に脅えている臆病者だからだ。
恐らく、幼少期に警視庁24時的番組を見過ぎ、「東京=犯罪」という間違ったイメージが刷り込まれているからだと思う。事実、僕は上京したての頃まで、東京の電車はスリだらけで、しかもドンとぶつかってくるやつはみんなスリ(漫画の読み過ぎ)だと思ってビクビクしまくっていた。

無事に支払いを終え、アンプを持ち帰る。

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今日は59回目の終戦記念日です。
この期に及んで、「日本の憲法9条は見直すべきだ」などと言い出すホワイトハウスはどうかしていると思うし、世界に誇るべき平和憲法を改正する必要性を僕は感じ得ない。
そして、こうしている間にも世界ではいろいろな紛争が起こっていて、何百万人もの住む場所を失った人がおり、毎日多くの人が犠牲となり命を落としている。

ジョン・レノンの「イマジン」は、そういった戦争や紛争が、民族や宗教、国とそれにまつわる利権で作られていることを言い当てて、その曲は多くの人の心を揺り動かした。

この日本にいて僕らは、銃声を、爆弾の炸裂する衝撃を、空を飛び交うミサイルと戦闘機を、簡単に想像することはできない。実際、本当の戦場は僕らの想像を絶する世界だろう。
だけれども、自分の大切な人を、家族を、友達を失しなうその悲しみだったら、容易に想像できると思う。
それはどこの国に行ったって、どんな宗教を信仰しようとも、同じことだと思う。

そういうことをずっと考えている。

ライジングサン 2004.08.14[21:19]
13日、ライジングサンロックフェスティバルに出演。
我々が出演するアーステントは、ACIDMANで盛り上がり過ぎ柵が倒れるというハプニングで、実に2時間押しという状況だった。
会場到着早々にその情報を聞き、アーステントに行ってみるとACIDMANが丁度ライブを再開したところだった。演奏が上手い。

本番までしばらく空き時間があったので、スパルタローカルズとグループ魂を見る。スパルタローカルズの出音、そしてバンドアンサンブルが素晴らしく感動する。選曲はサードアルバム「SUN SUN SUN」からの曲が多かった。
グループ魂はメンバー登場からわずか5分たらずで、客が前に押し掛け過ぎたので一時中断。アジカンのステージが近付いていたため、1曲半しか観ることができなかった。無念。

アーステントに移動し、LOST IN TIMEを観てアガる。海北君は今日も汗まみれで叫び、非常に熱いステージだった。

そして、ASIAN KUNG-FU GENERATION出演。ステージ場はホコリが凄く、歌うにはかなり過酷な環境だった。バンドの演奏に関しては、さすがにこれだけライブをやっているのでキレていた。ホコリも凄かったが、お客さんの熱気も凄いステージだった。

休憩後、札幌戻り。北海シャブシャブを食って就寝。


14日、観たいアーティストが数々あったが無念の東京戻り。かなり前から烈火のごとくゴネまくったが、CATSの選択は「GO HOME」だった。無戒さん、イースタンユース、ハスキングビー、シロップ16g、ドーピングパンダなど、今から考えても札幌に戻りたい。自費でも良い。
本当にライジングサンは素晴らしいフェスティバルだった。

また来年出たい。

蝦夷 2004.08.12[21:06]
9日、NANO-MUGEN FES. を難波ハッチで行う。
クリブス、ゼブラヘッドもおおいに盛り上がり、凄く素敵なイベントだった。クリブスの3兄弟も非常に楽しかったらしく、楽屋ではえらくご機嫌だった。「メールをくれ」とメールアドレスをもらったが、英語の読み書きに自信がないので、メールでのやりとりが不安だ。やっぱり、英語の勉強はする必要がある。もっとちゃんとやっておけば良かったなぁ。


10日、新大阪駅にてラジオ電話出演。その後、東京に戻る。
東海道新幹線の品川駅から六本木に移動し、そのままアルバム収録曲のトラックダウン、そしてアルバムの曲順曲間の設定を行う。「あ〜でもない、こ〜でもない。」と深夜まで作業。結果、非常に素晴らしいアルバムになった。
残すはマスタリングのみ。


11日、仙台にてスピッツのイベント「ロックロックこんにちわ」に出演。
ハイロウズ、スピッツ、自分が中高生の頃に静岡のド田舎から憧れていた人、そして青春時代に聴いた曲、鳥肌の嵐だった。
ライブ終了後、ラジオ局に即移動。マザーミュージック生放送。本当はサテライト放送の予定ではなかったが、カーテンの向こうにたくさんの人がいるとのことで、スタッフと話し合い、公開放送にした。


12日、札幌に移動。
札幌に着いて早々、寿司を食う。イジチキヨシに「フルーツみたい」と言わしめたウニなど、北海道の魚介類は最高だ。ただ、「フルーツみたい」という言葉がウニにとって褒め言葉、そして比喩表現として適切なのかはよくわからない。何故ならキヨシはある一定のウマさを超えると何でも「フルーツみたい」と言い出すからだ。
とにかく、ウマい。特にイクラがウマい。

というわけで、今日は仕事もないので札幌のホテルでのんびりとしている。
明日のライジングサンが非常に楽しみだ。

FES. 2004.08.09[00:17]
7日、ROCK IN JAPAN FES.に出演。
非常に広いステージから、これでもかという程の人の山、というか人とその拳やら手のひらやらの波を見下ろしながら歌う。感動。本当に楽しく、そして満足のいく演奏が出来た。
そう言えば、裏でホリエテナーと細美君と飯を食ってて思ったのだが、ROCK IN JAPANのケータリングのご飯が非常に美味しい。特にオクラの胡麻和えみたいなやつが最高に美味しかった。

ひとつ残念なのは、非常に観たかったMASTER LOWと時間が被っていたこと。キヨシが特に悔しがっていた。

演奏後、ドラゴンアッシュを途中まで観てから、都内に戻ってトラックダウンを行う。深夜まで作業は続き、真夜中に帰宅。
ヘトヘト。


8日、キヨシ&ケンとサマーソニック参戦(観客として)。
N.E.R.Dとビースティーボーイズ目当てで行って来た。どちらも最高のステージだったと思う。
ケンスイは勢力的にあっちこっち動きまわり、曰く「HIVES最高!!」とのこと。そんなことを言っておきながら、ビースティーの時は三階スタンドで爆睡し、花火も含め4曲目以降を見逃したらしい。残念。


ということで、明日は大阪。
クリブスとゼブラヘッドはとても素晴らしいバンドです。ご来場される方、知らない曲とかもあるかと思いますが、明日は体でリズムをとって、御互い目一杯楽しみましょう。
よろしくです。

曲順決定 2004.08.07[00:14]
5日、金沢より飛行機で東京に戻り、「サイレンアルバムver.」のトラックダウン。サイレンは何度聴いてもグっとくる。
サイレンは皆さんもご存じの通り、1と2で同じ風景を別の視点から描いている。本当に自分でも、今までいろいろな曲を作って来たが、その中でも最高傑作だと思っている。
日本の音楽シーンでは、シングルがもつ商業的な意味合いが大きい。バンドをやっている本人ですら、ちょっとどうかと思うこともある。サイレンはそういう「シングル」という枠組からおもいっきりはみ出している。
アルバムでサイレンを初めて聴く人、サイレン1しか知らない人にもどうにかして聴いて欲しいなと思っている。

渋谷で眼鏡を修理して帰宅。


6日、「振動覚」トラックダウン。シンドウカクと読む。恐らく、今回のアルバムでバンドとしての演奏クオリティーが一番高い。
そして、アルバム曲順会議。そして曲順決定。残るはトラックダウンが2曲。そして10日に曲間の設定を行って、今月中旬にL.A.でマスタリングを行う。

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このページを御覧のみなさま。
アルバムの発売日、タイトル、もろもろ決定しました。今回のアルバムは非常にポップかつ、メンバー全員で音楽そのものにドップリと浸かり込んでアンサンブルを作り上げた、非常に素晴らしい作品になりました。
皆さんの手もとに届く日が非常に楽しみです。

シングルもそうですが、チャート何位とかなんてどうでも良いと僕は思います。そんなことを競い合うつもりは全然ありません。むしろそうやって、音楽が極めて早いサイクルで消費されていく昨今の音楽シーンにやるせなさを感じています。
僕らのセカンドアルバムが皆さんのアガったりサガったりに届いて、僕らの楽曲が皆さんに愛されるものになるように、消費される音楽にならないように、残りの作業も気合い入れてやります。

ちなみにアルバムタイトルはもの凄く短いです。

HOKURIKU ELECTRIC TOUR 2004.08.05[23:34]
3日、新潟フェイズ。
天井の高い、体育館のような不思議な会場だった。天井が高いにも関わらず、もの凄い熱気で久しぶりに汗をかいた。楽しいライブだった。ペンパルズと初対バン。僕は昔、アジカンと平行してペンパルズのコピーバンドをやっていたことがある。こういう縁も不思議だ。

終演後、オバチャンが無愛想なソバ屋でソバやブリを食べてから、エルレガーデン、ストレイテナーのメンバーと、一台のバスで金沢に移動した。爆笑。そして爆睡。ソバ屋にあった「ドラマーズ」という某バンドが無愛想な店員へ適当に書いたサインが笑えた。滅茶苦茶。


4日、金沢8ホール。
暑い。ステージが暑すぎる。汗で弦がスベってスベって困ったが、本当に楽しい良いライブだった。
エルレの細見君が本番前、ケープで整髪していた。ケープ。シブイ。

その後、打ち上げ。
日本酒、肉みたいなブリなどを食いながら4バンドで盛り上がる。久々に椿屋の面々ともいろいろな話ができて良かった。


2箇所で終わるのがもったいないくらいに本当に凄く楽しいツアーだった。
音楽的にもリスペクトできて、人間的にも信頼できる人たちとガチンコでライブをやる、こんなに楽しいイベントができたことを嬉しく思う。

次はYUKEMURI ELECTRIC TOURをやりたいと皆で盛り上がったので、本当に出来るかどうかをスタッフに打診してみようと思っている。ただ、「それって旅行じゃん?」と言う意見もある。
良いと思うんだけどなぁ。「YUKEMURI ELECTRIC TOUR」ただ、殺人事件と美人女将に注意しないといけない。特に火曜日。

虹。最高。

ASH 2004.08.02[17:19]
31日、FUJI ROCK二日目。

Franz Ferdinand、MO`SOME TONEBENDER、HUSKING BEE、JIMMY EAT WORLD、YEAH YEAH YEAHSを見る。
疲れたので、一旦ホテルに戻ると日本代表の試合が大変なことになっていた。川口のファインセーブによりなんとか勝利したが、見ていて冷や汗の出る試合だった。
試合後、中国のサッカーファンからブーイングを浴びる日本選手団、そして日本人。歴史的背景があるのはもちろん理解できるけれど、スポーツの場なだけに少し寂しい気持ちになる。

PK戦終了後、THE CHEMICAL BROTHERSをチラっと観に行き、キヨシに呼ばれてオアシスで飲み、苗場なのに札幌ラーメンを食って就寝。
いろいろなアーティストに会えた良い1日だった。


1日、FUJI ROCK三日目。

朝起きて飯を食いにオアシスに出かけ、惑星も観てからホテルに戻る。何故ならばASHとの対談があったからだ。ティム、シャーロット、マーク、リック、4人とも凄く気さくで優しい人たちだった。
思えばASHは「KUNG-FU」という曲でデビューした。僕はその曲からの彼らのファンで、ケンもヤマも大好きなバンドのひとつだった。そういう彼らと対談していることを凄く不思議に思った。
対談後、ティムに「ステージ前にお立ち台があるから、そこに上がってよ」言うと、「わかった。じゃあ、ギターを燃やすよ」と答え、僕はそれがジョークだと思っていたら、本番で本当にギターを燃やしていてビックリした。

その後、サンボマスター、!!!、ZAZEN BOYS、そしてASHをガッツリ見る。!!!が特に良かった。ホリエテナーと一緒に観ていたが、お互い「ヤバイ」を連発。もの凄くアガる。

ASH終了後、アジカン号が原因不明の故障でJAFを呼び、帰宅の予定が1時間遅れる。どうやら、気温の差が激しいことが原因らしいが、車には全く詳しくないのでチンプンカンプンだった。無事に直って何より。
面白ガソリンスタンドで給油して帰宅。爆睡。


2日、休み。
明日からはNANA-IRO ELECTRIC TOUR。もの凄く楽しみ。

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