トム・モレロ

 

 

ローリング・ストーンの選ぶ「歴史上最も偉大な100人のギタリスト」に2度選出されるなど、今なおロック・シーンの第一線で活躍し続ける、米ニューヨーク州出身の天才ギタリスト。幼いころから両親の影響で社会運動に関わりながら13歳の時にレッド・ツェッペリンを聞き音楽に目覚める。高校進学後に同級生でトゥールのギタリスト、アダム・ジョーンズらと共にエレクトリック・シープとを結成。ハーバード大学に進学し政治学を首席で卒業し、1988年にロック・アップというバンドを結成。Hiohopの要素をエレキギターに取り入れるスタイルが特徴的なトム・モレロは、ロック・アップ時代に知り合い別のバンドで活動していたザック・デ・ラ・ロッチャのラップスタイルのボーカルに衝撃を受けバンド結成を提案 - 1991年にレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンを結成。1992年にエピック・レコードと契約し、同年11月にファーストAL『レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン』をリリースして以降、計4枚のアルバムをリリースし、うち2枚が全米チャート1位を獲得。政治的メッセージやサウンドが人気を呼び、2度のグラミーを受賞(「ベスト・メタル・パフォーマンス」&「ベスト・ハード・ロック・パフォーマンス」)するなど、一躍世界的ロック・バンドの仲間入りを果たす。2000年にザックが脱退を表明し解散すると、同年に元サウンドガーデンのクリス・コーネルをボーカルに迎えオーディオスレイヴを結成 - 計3枚のアルバムをリリース(2007年に活動休止)。オーディオスレイヴ結成以降も、ナイトウォッチマン(ソロ)、ストリート・スウィーパー・ソーシャル・クラブ(ザ・クープのブーツ・ライリー)、プロフェッツ・オブ・レイジ(パブリック・エナミーのDJロード、チャックD、サイプレス・ヒルのBリアル)など、様々なスーパーバンドやソロ/共同プロジェクトも行う。2018年3月にはプロフェッツ・オブ・レイジとして東京/大阪/名古屋で単独公演&<Vans Warped Tour Japan 2018>出演のため来日。

 

生きるレジェンドとしてロック界のみならず音楽シーン全体を牽引するトム・モレロの初ソロ名義アルバムとなる今作『ジ・アトラス・アンダーグラウンド』には、スティーヴ・アオキ、ナイフ・パーティー、RZA&GZA(ウータン・クラン)、ビッグ・ボーイ、キラー・マイク、ポルトガル・ザ・マン、マーカス・マムフォード(マムフォード・アンド・サンズ)など、各界を代表する豪華アーティストが集結した、最新&最高のクロスオーバー作品となっている。