東京生まれ。鈴木良雄、伊藤君子、大坂昌彦らシーンを支える多くのミュージシャンと活動し、若い世代の旗手的存在であったピアニスト海野雅威。さらにジャズのルーツ、文化を感じる為、ニューヨークに移住し現在7年目。ゼロから新たにスタートした新天地でもトップミュージシャンに認められ、その目覚しい活躍は面目躍如たるものがある。現在Jimmy Cobb、Clifton Anderson、Winard Harperらのバンドでレギュラーピアニストとして活動している。2013年8月、老舗名門ジャズクラブVillage VanguardでのJimmy Cobbトリオの一週間公演は大好評を博し、本場ミュージシャンの仲間入りを果たす。2014年11月にHassan Shakur、Jerome Jenningsと5作目のリーダーアルバムを発表し日本ツアーを行う。敬愛する名ジャズピアニスト、故Dick Morganのトリビュートコンサートでは彼のバンドメンバーと共にワシントンD.C.やメリーランドでピアニストの大役を務める。

また、惜しまれつつ世を去ったジャズ・ピアニスト世良譲、アメリカではジャズ・ピアノの巨匠Hank Jones、テナー・サックス、フルートの巨匠Frank Wessが、晩年最も期待を寄せていたピアニストでもあり、CDでの共演の他、音楽のみならず人生の師として交流を深めていた。2010年5月16日、世界中の人々に愛され、最後まで音楽への情熱を燃やし続けたHank Jonesが91年間の人生に幕を閉じる時、その最期に立ち会った。師の志を受け継ぎ、自己の音楽を追求することで本分を全うしていきたいと強く感じている。