マイリー・サイラス

●1992年11月23日生まれ、テネシー州出身

●父親はカントリー歌手のビリー・レイ・サイラスで、名付け親はドリー・パートン、妹は同じくシンガーとして活躍するノア・サイラス

●全世界トータル・セールス2,000万枚以上を誇り、20歳以下で5枚のアルバムで全米1位を獲得した唯一の女性アーティスト

●13歳で、一世を風靡したディズニー・チャンネル放送のTVドラマ『シークレット・アイドル ハンナ・モンタナ』の主役を務め、同世代の憧れの存在に。同ドラマは、サウンドトラックが2度全米1位を獲得し、映画化と映画のサウンドトラックで全米1位、コンサート・ツアーも開催するなど、トップ・アイドルの座に上りつめ、それ以来不動の人気を誇り続けている。

●2008年リリースのアルバム「キャント・ビー・テイムド」では、世界へむけて「私は手なずけられない」と宣言

●2013年RCAレコーズへの移籍を発表。6月に、10代の頃からのロングヘアをバッサリとベリー・ショートにしてビジュアル変革を遂げ、次作からのファースト・シングル「ウィ・キャント・ストップ」をリリース。公開即時に世界23カ国のiTunesチャートで1位に。

●2013年8月、自身初の全米1位をもたらしたセカンド・シングル「レッキング・ボール」をリリース。アイドル時代からはかけ離れた露出度の高いミュージック・ビデオも話題となり、VEVO年間ランキング1位に輝き、現在までに10億回以上再生されている。

●2013年10月、『バンガーズ』(グラミー賞「最優秀ポップ・ヴォーカル・アルバム」ノミネート)をリリース。『シークレット・アイドル ハンナ・モンタナ』放送終了後初めての作品で、ファレル・ウィリアムスやマイク・ウィル・メイド・イット等とタッグ組み制作されたこのアルバムで、日本を含む世界70カ国のiTunesアルバムチャートで即日1位、全米アルバムチャートでも初登場1位を獲得。

●2014年9月、慈善活動家としても活躍しているマイリーは、社会の不当な扱いに対して若者に立ち上がることを呼びかける非営利団体「ハッピー・ヒッピー・ファウンデーション」を設立し、以来多くのホームレスやLGBTQの若者を直接支援する慈善活動を行っている。

●2017年5月、最新アルバムに先駆け公開されたシングル「マリブ」では、自身の動画再生回数4億回を超えるヒットに。

●2017年6月、「LGBTプライド月間」への祝意を表しバラード『インスパイアード』をリリース。同曲は、アリアナ・グランデの呼びかけにより開催された、テロの犠牲者を追悼する「ワン・ラブ・マンチェスター」慈善コンサートで披露され、世界中の人たちに希望と勇気を与えた。

●2017年10月、アルバム『ヤンガー・ナウ』をリリース。47か国で1位を獲得するなどいまだに根強い人気を誇っている。

●2018年11月にカリフォルニア州で起こった大規模な山火事で自宅が焼失したことを報告。直後に、当時婚約者であったオーストラリア人俳優のリアム・ヘムズワースと共に、「ハッピー・ヒッピー・ファウンデーション」を通じて、被災地復興に向けた「マリブ基金」に50万ドルを寄付した。

●2018年11月、マーク・ロンソンのシングル「ナッシング・ブレイクス・ライク・ア・ハート」に客演参加。マイリーが参加した新曲としては約1年ぶりのリリースとなった。

●2019年5月、6曲入り配信限定EP『シー・イズ・カミング』をリリース。翌月、Netflixオリジナルドラマ『ブラック・ミラー』のエピソードに出演。ドラマ内の役柄アシュリー・オー名義で楽曲もリリースし話題となった。

●2019年9月、映画『チャーリーズ・エンジェル』の為に書き下ろされたアリアナ・グランデの楽曲「ドント・コール・ミー・エンジェル」にラナ・デル・レイと共に参加

●2020年11月、アルバム「プラスティック・ハーツ」をリリース。全米アルバムチャート2位、ロック・アルバムチャートでは1位を獲得。

●2022年4月、初のライブ・アルバム「アテンション:マイリー・ライブ」をリリース

●2023年3月、最新作『エンドレス・サマー・バケーション』をリリース、全米ビルボード・アルバムチャート初登場3位を記録

●2023年5月、『エンドレス・サマー・バケーション』収録曲「フラワーズ」がSpotify史上最速で10億回再生を達成

●2024年2月、第66回グラミー賞にて、「最優秀ポップ・パフォーマンス賞(ソロ)」と「年間最優秀レコード賞」の2部門を受賞。マイリー・サイラスにとって、キャリア初のグラミー賞受賞となる。