アート・ガーファンクル

1941年11月5日、アーサー・アイラ・ガーファンクルとしてニューヨーク市に生まれた。



ポール・サイモンとは学校の学芸会で組んで以来の仲。



大学時代を経て再会し、’64年、正式にサイモン&ガーファンクルとしてデビュー。



以来「サウンド・オヴ・サイレンス」「明日に架ける橋」はじめ数多くのヒットを放ち、史上で最も美しい黄金のデュオといわれたが、’70年代に入って活動を停止。各々ソロとして今日に至っている。アートは又、映画俳優でもあるが、レコード同様、作品は「キャッチ22」「愛の狩人」「ジェラシー」「グッド・トゥ・ゴー」など、極めて少ない。



アートはめったにステージに立たないことで知られている。レコードも同様だ



サイモン&ガーファンクル解散後、10年間に、オリジナル・ソロ・アルバムは「天使の歌声」(’73)、「愛への旅立ち」(’75)、「ウォーターマーク」(’78)、「シザース・カット」(’81)の4枚だけ。



その後、10年ぶりにS&G(サイモン&ガーガンクル)が再結成され、一大センセーションを巻き起こしたセントラル・パークコンサートが、同名の実況盤(’82)となって感動を新たにした。



これをうけて、’83年12月には、S&G待望の新作がでると期待されたのだったが、録音をほぼ終えながら、結局発表されたのはポール・サイモンのソロ・アルバム「ハーツ・アンド・ボーンズ」であった。