DJ MITSU「レコ大漁日記」

nobodyknows+「新一平新聞」

2007年8月号

アソウラの夏さて。お待たせいたしました。3rdアルバム今月リリースです。「着うたフル」でアルバムのほぼ全曲を10分に濃縮MIXした「10 minutes of vulgarhythm (DJ MITSU Concentrated MIX)」も8月中頃には配信されるそうなので、こちらもゼヒ。ほぼ全曲のサビ+未収録ミックスまで収録。しかし着うたで10分...。ただ、アルバム全曲聴く前+聴いた後、どちらも違う聴き方ができて楽しんでもらえると思います。で。このところは名古屋だったり東京だったりでたくさんの雑誌の取材を受けてるワケなのですが、このアルバム収録曲中、最も質問される事が多いのが「隠せない明日を連れて feat.倉橋ヨエコ」という曲についてなのです。まずこの曲自体はご存知の方もいるかも知れませんが、「Tokyo No.1 Soul Set」さんが1999年にリリースした曲の「リメイク」になります。そう「カバー」ではなく、「リメイク」なんです。リリックはもちろん違うのですが、トラック、構成に関しても使用したネタ(Ramsey Lewis→Jazz ピアノの巨匠)は同じなのですが、あらゆる所で"nobodyknows+っぽく"なってます。このあたりも聴き比べてもらえたら面白いかもしれないです。で、曲中、オリジナル同様(Tokyo No.1 Soul Setでは渡辺俊美さんのパート)に歌ってくれているのが「倉橋ヨエコ」さんなのですが、わざわざ名古屋まで録音に来ていただいたのですが...やはりスゴかったです。収録したテイク以外にいくつかのバージョンを録音したのですが、同じ歌詞なのにここまで違うか、というほどのスゴすぎる世界観を見せていただきました。ライブに行った事のない方はゼヒ行って観てください。とにかく圧巻です。で、この倉橋さんのパート、曲中のイメージとして「神の声」というか、「現実から離れた場所からの歌声」にしたかった為、倉橋さん特有のナマナマしさを残しつつ、いろんなエフェクトを掛け合わせた表現にさせてもらいました....とかイロイロ言っても「まだ聴いてないからわかんねぇよ!」ですね。そりゃそうだ。ただ、最近のライブや3万匹のDJでも最後の方でやったりかけたりしてるので。やったりかけたり。ちなみに"レツゴー3万匹"も某リップスライムの"レッツゴー7,8匹"がリリースされるよりかなり前の命名なので...。まぁそれはいいとして。そんな感じで今月のレコ大日記がおススメするレコは、"Tokyo No.1 Soul Set"の"隠せない明日を連れて"(アルバム"9 9/9"に収録)、"倉橋ヨエコ"さんは...季節にちなんで"お中元"(Soul Groundでもヘビーローテーションの"夏"収録)というミニアルバムを。それでもまだお金と時間に余裕のある人はRamsey Lewis Trio"Upendo Ni Pamoja"(CD無いかも)を!! え?セルフライナーノーツまたあるの?カブるね!んじゃまた!

営業時間 / PM21:00〜AM5:00
定休日 / 月曜日
住所 / 名古屋市中区栄4-3-15 丸美観光ビル3F
TEL / 052-241-7366
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