大貫妙子 Onuki, Taeko シンガー&ソング・ライター
東京生まれ。1973年、山下達郎らとシュガー・ベイブを結成。75年に日本初の都会的ポップスの名盤『ソングス』をリリースするも76年解散。同年『グレイ スカイズ』でソロ・デビュー。以来、現在までに27枚のオリジナル・アルバムをリリース。日本のポップ・ミュージックにおける女性シンガー&ソング・ライターの草分けのひとり。その独自の美意識に基づく繊細な音楽世界、飾らない透明な歌声で、多くの人を魅了している。
坂本龍一、細野晴臣、高橋幸宏、大村憲司らが参加した初期代表作『ロマンティーク』『クリシェ』、現在もセッションに欠かせないピアニスト、フェビアン・レザ・パネ参加の『pure acoustic』、92年には当時新進気鋭のミュージシャンだった小林武史参加による『DRAWING』など、今も色あせない日本のポップスの名作をリリースしている。最新のオリジナル・アルバムは、盟友・坂本龍一との共作「UTAU」。坂本の楽曲に大貫が歌詞をのせ、坂本のピアノ一本で大貫が歌った本作はCDジャーナル大賞を受賞した。
CM・映画音楽関連も多く、映画「Shall weダンス?」(監督:周防正行 96年)のメイン・テーマや、98年の映画「東京日和」の音楽プロデュース(監督:竹中直人/第21回日本アカデミー賞最優秀音楽賞を受賞)、スタジオジブリ初の海外配給作品「キリクと魔女」イメージ・ソング、映画「めがね」(監督:荻上直子、主演:小林聡美 2007年)主題歌などを担当した。2010年映画「人間失格」劇中歌「アヴェ・マリア」(歌唱)、映画「マザーウウォーター」主題歌(作詞・作曲・歌唱)、2011年「東京オアシス」など、数多くのオリジナルサウンドトラックを手がけている。
レコーディングや取材などで南極も含む6大陸すべてに足跡を残し、日々の暮らしの視点から、環境、エネルギー、食料などの問題についての発言も多く、東洋医学に基づく健康管理や米作りを実践するという行動派でもある。
2013年季刊誌「考える人」の連載していたエッセイ『私の暮らしかた』(新潮社)を刊行。デビュー40周年を記念して豪華アーティスト参加による 『大貫妙子トリビュート・アルバム –Tribute to Taeko Onuki-』 がリリースされた。2014年3月「大貫妙子 40th ANNIVERSARY LIVE」(東京・国際フォーラム ホールC)、9月には「「大貫妙子 40th ANNIVERSARY LIVE / ENCORE」がビルボードライブ東京・大阪で行われた。 『大貫妙子 デビュー40周年アニバーサリーブック』が初のオフィシャルファンブックとして河出書房新社より刊行されている。

オフィシャル・サイト http://onukitaeko.jp

 

小松亮太 Komatsu, Ryota バンドネオン奏者
東京生まれ。14歳よりバンドネオンを独習。1998年、ソニーより衝撃的なCDデビューを果たす。共演は、ピアソラと共に活動したタンゴ界のトップアーティストたち。タンゴを若い世代にブレイクさせる引き金となり、同年のツアーは圧倒的な人気を得た。以後、自身のユニットをひきいて多数の公演をこなしながら、自らのプロデュースによる意欲的な企画の公演も行っている。
CDもすでに20枚リリースし、「ライブ・イン・TOKYO~2002」はアルゼンチンで、また「Tangologue」はアルゼンチンとブラジルの両国で発売、韓国でも数タイトルがリリースされ、好調なセールスを記録している。
これまでに共演したアーティストは、大貫妙子、小曽根真、織田哲郎、須川展也、宮沢和史、夏木マリ、葉加瀬太郎、ミッシェル・ルグラン、NHK交響楽団など多数。ソニーのコンピレーション・アルバム「image」、同ライブツアー「live image」には、初回から参加している。
1999年、ギドン・クレーメルも参加したカーネギーホールでのコンサートに招かれ、アメリカ・デビューを果たした。
2000年、巨匠V・ラバジェン(バンドネオン)を招き「Tango Spirit」ツアーを敢行。2002年7月にはNHK交響楽団と初共演する。
2002年、「ピアソラ、別伝。」再びV.ラバジェンと共演した「Tango Spirit Ⅱ」はいずれも完売公演が相次いだ。
2003年、ブエノスアイレスでライブを行い、熱狂的な反応をよんだ。また、アルゼンチン演奏家協会、アルゼンチン音楽家組合、ブエノスアイレス市音楽文化管理局などから表彰される。
2004年、アルゼンチン・タンゴ歌手の最高峰マリア・グラーニャと、巨匠ピアニストのオスバルド・ベリンジェリを招き「Tango Spirit Ⅲ」ツアーを行い、大好評を博す。
2004年末から2005年始にかけて、ドイツ・バーデンバーデンにて、同市立オーケストラのジルヴェスター、ニューイヤーコンサートにソリストとして出演、ヨーロッパ・デビューを果たす。また、2005年には国際交流基金の派遣事業として、南米4カ国のツアーを行った。ブエノスアイレス、サン・パウロ、リオ・デ・ジャネイロなど各地でソールド・アウトが続き、公演は熱狂的な反響を呼んだ。
2007年以降は、フジテレビ系アニメ『モノノ怪』オープニングテーマ、山口智子プロデュース『手わざの細道』のテーマ曲を手掛けるなど、作曲家・小松亮太としての活動を本格的に開始する。
2008年2月には、ピアソラの幻のオラトリオ「若き民衆」の日本初演コンサートを企画、チケットは完売し、東京オペラシティコンサートホールにて公演を成功させた。
2009年に、初の書き下ろし本「小松亮太とタンゴへ行こう」(旬報社)を出版、日本経済新聞誌上にて絶賛された。2010年6月には上海万博日本産業館に、自らのバンドで出演、2011年にはアルゼンチンタンゴショー「ロコへのバラード」の音楽監督を務めるなど、精力的に活動を続けている。現在、TBS系列「THE 世界遺産」の番組オープニングテーマ曲を作曲、演奏している。また、2012年公開の映画「グスコーブドリの伝記」(ワーナーブラザース配給・手塚プロダクション制作)の音楽を手掛けた。
2013年は映画「体脂肪計タニタの社員食堂」、NHKドラマ「ご縁ハンター」の音楽も制作している。
デビュー15周年を迎えた2013年には、ピアソラ/フェレールの大曲「ブエノスアイレスのマリア」を演奏。ピアソラの元妻の歌手、アメリータ・バルタールを迎え、歴史的な公演を成功させた。

オフィシャル・サイト http://www.ryotakomatsu.com/

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