70年にハイチで生まれ9歳の時にニューヨークに移住。貧しい移民として育った背景に根差した活動スタンスを確立し、アウトサイダーとの共感や文化的多様性を深め、ローリン・ヒルらとともに組んだフージーズのアルバム『スコア』はそれまでにヒップ・ホップの歴史を変える作品として全世界で高く評価された。97年に自らのカリビアン・ルーツを掘り下げたアルバム『ザ・カーニバル』でソロ・デビュー。同時にプロデューサー活動も開始し、デスティニーズ・チャイルドの可能性を一早く認めてバックアップし、10週以上全米1位の座を守ったサンタナの『マリア・マリア』の例を挙げるまでもなく、その手が触れる音全てを黄金に変えてきた。シャキーラ、ヤング・サグ、アヴィーチーまで大物アーティストもコラボを熱望するポップ魔術師として君臨し続ける彼は、今年デビュー20周年を迎えキャリア集大成ともいえる最新アルバム『カーニバルⅢ:ザ・フォール・アンド・ライズ・オブ・ア・レフュジー』(国内盤)を9月27日に発売する。