スペース・サーカス
スペース・サーカスはブラザーズ・ジョンソン等のアメリカン・ソウル・ミュージック志向のベース、岡野ハジメを中心に、 “第一回アマチュア・ロック・コンテスト”に入賞暦のあるギター、佐野行直、ブリティッシュ・ハード・ロックをやっていたドラムス、小川宣一、ソウル・ミュージックのセミ・プロ・バンドで米軍のキャンプ回りをしていたキーボードの山際築で1975年結成。岡野のブラザーズ・ジョンソンやスタンリー・クラークばりのチョッパー・ベースやディメオラ風の佐野のギター・ワークが東京のライヴ・ハウスで話題になり、1978年アルバム『FUNKY CARAVAN』でデビュー。このアルバム発売後にキーボードが山際からタジマハール旅行団などでヴァイオリンを弾いていた豊田貴志にかわったが、‘79年発表の2ndアルバム『FANTASTIC ARRIVAL』のレコーディング終了後に豊田も脱退、79年解散に至る。2008年2月25日クリエションでも活躍したギターの佐野行直氏逝去。