ヘアカット100
ヘアカット100
1980年に英ケント州ベッケンハムで結成。メンバーの可愛らしいルックスから、着せ替え人形まで発売されるなどアイドル・バンドとして人気を博した。メンバーはニック・ヘイワード(vo, g)、グラハム・ジョーンズ(g)、レス・ネメス(b)、ブレア・カニンガム(ds)、マーク・フォックス(per, conga, vo)、フィリップ・スミス(sax)の6人。81年、ファースト・シングルがいきなりUKチャートのトップ5入りを果たし、その後、立て続けに計4曲をトップ10に送り込むという華々しいデビューを飾る。82年に発表されたこのファースト・アルバムはプロデューサーに当時売れっ子であったボブ・サージャントを起用、軽快でスマートなファンクとラテンを掛け合わしたサウンドはファンカ・ラティーナと呼ばれ、全英で第2位となる大ヒットを記録する。82年夏には、初来日も果たし、日本でも多くのファンを獲得した。しかし、83年にボーカルのニックが脱退を表明、マークをボーカルに据えて再出発したが、大きな成功を収めるにはいたらず、84年に解散した。ニックは、脱退後の83年にソロ・アルバム「風のミラクル」と発表。以後、コンスタントにアルバムをリリース、現在も活動中。