リル・バウ・ワウから”リル”を外したバウ・ワウは(本名:Shad Moss)、オハイオ州コロンバス出身(現在22歳)。6歳の時にスヌープ・ドッグとの共演をきっかけでスヌープから"リル・バウ・ワウ"と命名された。

その後、スヌープのクロニック・ツアー、ヒップホップ史に残る傑作『Doggy Style』に参加。わずか13歳でソーソー・デフCEOであるアトランタのスーパープロデューサー、ジャーメイン・デュプリ全面バックアップのもと、デビュー作『Beware Of Dog』(2000)をリリース。アルバムはなんと300万枚以売り上げ、〈マイケル・ジャクソン以来最も成功を収めた少年アーティスト〉としてギネスブックにも登録された。

2002年の2ndアルバム『Doggy Bag』もミリオン・セールスを記録、その後ジャーメインの手を離れて逞しく成長した姿を強烈にアピール、2003年『Unleashed』がビルボード誌R&Bチャートで4位、同ポップ・チャートでは3位にランクする過去最高の成績を収めた。

バウ・ワウはラッパーとしてはもちろんアクターとしての活動に拠る部分も少なくない。2002年に『Like Mike』で初主演を果たして以来、2004年にはヴァネッサ・ウィリアムスやソランジュ・ノウルズと共演した『Johnson Family Vacation』、2005年にもニック・キャノンとのダブル主演、『ロール・バウンス』が公開され、既にハリウッドでも安定した地位を築いた。また大ヒットとなっている『ワイルド・スピード』(2006年)にも出演、バウ・ワウの人気はさらに熱狂的な若い女性ファンを増やしていった。つまり、米でのバウ・ワウはアッシャーやオマリオンらと並ぶスターの一人だ。

そんなバウ・ワウがジャーメインとのリユニオンが話題となり『Wanted』をリリース。アルバムは全米3位、シングル2曲”Let Me Hold You feat. オマリオン”、”Like You feat. シアラ”とも1位、2位の大ヒット、2005年のベスト・ヒップ・ホップ・アルバムとなった。

翌年リリースされた『ザ・プライス・オブ・フェイム』(日本では2007年1月リリース)からの1stシングル、クリス・ブラウンとジョンテイ・オースティンをフィーチャーした”Shorty Like Mine”は2006年を代表するガールズ人気No.1ソングとなっている。

2007年初となるコラボアルバムをオマリオンと制作、そして翌年2008年から『Entourage』など人気TVシリーズにも出演に続き、2009年春夏に公開される”Hurricane Season”へフォレスト・ウォーカー、リル・ウェインともに出演ヤング・ラッパー、バウ・ワウはエンターテイナーとしてさらなる成功を収め、今年通算7作目となる『ニュー・ジャック・シティ II』をドロップする。