TRACK 7.
ヴァネッサ・アモロッシ/エヴリバディ
 顔を見れば、あれ?このコって、と思う人は多いのではないだろうか。メルボルン出身のヴァネッサ・アモロッシ。ファミリー・ネームからもわかるが、イタリア系オーストラリア人だ。その彼女が日本で、というより世界に知られたのは、2000年9月15日。20世紀最後の大会として、シドニーで開催されたオリンピックの開会セレモニーで、オリビア・ニュートン・ジョンやジョン・フォーナムらに混じり、パフォーマンスしたからだ。当時の彼女は19歳。ヒットの実績はあったが、新人としては異例の大抜擢だった。そのヴァネッサが地元インディーズと契約したのは98年。翌99年にシングル『ハヴ・ア・ルック』でデビュー。この曲がいきなり全豪で1位となり、続いてリリースした2ndシングルがこの収録曲となる。日本ではオリンピックに合わせるカタチで、昨年10月にアルバム『ザ・パワー』でデビュー。タイトルどおり元気いっぱいのポップ・ソングを聴かせてくれる。

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