TRACK 6.
	アナスタシア/アイム・アウタ・ラヴ
エネルギッシュな熱唱。ド迫力に満ちたヴォーカル。プロモ・ビデオでの堂々たるパフォーマンスも、新人離れしている。でも、その雄姿を目にするまでは、アフリカ系か、ラテン系の新人と信じきっていた。ティナ・ターナーばりのこの歌なのだから。ところが、ビデオの中のアナスタシアは、金髪に白い肌。資料にはシカゴ生まれのＮＹ育ち。ドイツ、ポーランド、スペイン、ロシアのミクスチャーとある。しかも、ゴスペルを歌ったことはないし、好きで聴いていたのはバーブラ・ストライサンドとエルトン・ジョンと。いい意味で予想を裏切る人だ。ただ、踊るのは大好きで、クラブ通いをしていたそうだ。キャリアもダンサーとしてスタート。歌手デビューは、ＭＴＶのオーディション番組でチャンスを掴み、昨年６月に１stアルバム『ナット・ザット・カインド』をリリース。収録の『アイム・アウタ・ラヴ』も世界10か国でトップ10入りした、そのヒット・アルバムからだ。

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