2008.01.28[13:01] ミステリーナイトジャーニー連続殺人事件
ちょっとナイスなアイディアが閃いてしまったんですよ。まだ組織のおっさん方には言ってませんけどね。
それは、推理小説ならぬ推理アルバム。え?だから推理小説のようなCDですよ。1,2,3曲目で場所と人物を紹介して、4,5,6曲目で不可解かつ身の毛もよだつ連続殺人事件が発生。7,8,9曲目でトリックの種あかしをして、最後10曲目は事件解決後の彼ら、という具合。どうですか?面白いに決まってますよこんなもの。
ブログにも書きましたが、「開幕ベルは華やかに」という有吉佐和子の小説を読んだんです。自身最後の書き下ろし長編で、唯一の推理小説。恥ずかしながら今の今まで推理小説というものを手にした事がなかったので、それはもう楽しかった。こんなに読者想いのジャンルは無いぜ、と感激しまくりです。
これを音楽にしてみたい。そのためには、かっちょいい脚本が必要。小説家の友人でもいれば良いんですが、もちろんそんな友人はいない。って事は自分で書かなきゃいけない。これは時間がかかりますねえ。周りの小説好きを唸らせるストーリーを作って、そっからうまい事歌にするんですから。
暇を見つけて、プランを練って行こうと思います。たくさん推理小説読んで、二時間サスペンスもたくさん観て勉強しなくては。いや、小説家と友達になった方が早いですよね。小説家のみなさん、何方でも構いませんので僕と友達になってもらえませんか?


2008.01.21[13:59] おきばりやす
現在放送中の昼ドラ、『京都へおこしやす!』。中村玉緒主演で、花街で生きる女が伝統を守る道を取るか、女の幸せを取るかで揺れ動く。そこに思わぬ恋敵が登場。今の所そんな感じです。有吉佐和子ワールドのよう。
これが大変に面白い。久々に手放しで楽しめる昼ドラに出会えました。オープニング曲が山川豊というのも良いし、舞妓さん達が綺麗で目にも楽しい、そして何より京言葉。良いですねえ京言葉。何故僕は京都に生まれなかったのだろうかと、悔しくなります。
京言葉に限らず、方言と言われるその土地土地の言葉は本当に素敵だなあ、と思います。僕もせっかく北海道という半分外国のような所に生まれたのに、言葉遣いは至って普通です。もったいない。まあ上川の言葉はほぼ標準語ですからね。受け継いでるのは早口ぐらいです。それから、このひねくれた性格が僕に標準語を喋らせている一番の原因かと思われます。
十代の頃、まわりの人間が何かって言うと「なまら」(超、スゲーなどの意)を連発しており、僕はどうにも気持ち悪く、一度も使った事がありません。誰ひとり「なまら」を使わないのであれば、僕も嬉々として「なまら」をなまら使ったのでしょうが。

そのひねくれが高じて高じて、今僕の言葉はすっかりおネエ口調です。これなら自分を男だと自覚している男子が口にするはずが無い。ざまあ見ろ。ははは、オリジナルだ、と安心しきっていたら、ガンボの数人に、「君の言葉は伝染する」と言われました。普段ポロッと出てしまうそうです。この様子だと仕事場がゲイバーのような雰囲気になる日は近いかもしれないですわね。


2008.01.14[10:15] やったる
今さらですが、今年の抱負、目標なりをみなさんは立てました?立てませんよねえ、そんなもの。いつまで持つかわからぬ命、先の事なんか考えるだけ無駄ってもんです。
と、言いながらも、なんとなく今年はというか、これからはこうありたいという願望が僕にはあります。それはズバリ、絶対王者、小橋建太からの影響です。
昨年12月、腎臓ガンを克服してリングに帰って来た小橋の雄姿を見て、僕は自分の至らなさを嫌という程思い知らされました。これではいけないと一念発起。今後一切、公の場で痛いだの眠いだの寒いだの臭いだの、弱音は吐かないようにします、僕。

「あんたは夢を売る商売なんだから」と、よく周りのおっさんから言われます。そんな軟派な夢を売った憶えはねえよ、と反論しながらも、確かに表現者という者は見る側、聴く側に何らかの力を与えてくれる存在であるべきです。僕もこれまでたくさんのプロレスラーから力を貰いました。僕もレスラーと同じ表現者。受け手のみなさんに、明日も頑張るか、と思ってもらえるものを届けたい。しかし、ただ「頑張れよ」「死ぬなよ」って歌うんじゃあまりにも不親切だと思います。カラオケ屋で、とある有名なポジティブソングを聴いたとき、どっかの新興宗教の歌みたいで怖くなりましたもん。
さりげなくさりげなく、ですよね。次のアルバムに収録予定の歌にそういったものは皆無ですが。……駄目じゃん。


2008.01.07[12:41] 今年もヨロシク
新年一発目の週刊ミドリカワは、毎回去って行く正月に追いすがる内容です。なもんで今年も。大晦日からリメンバーしたいと思います。

幕張でフェスがあって、出番が夜の9:00頃だっつうのに何故かしら我々一行は昼頃会場にいました。暇です。無頼派の大先輩、岡林信康を観ました。うーん、凄かった。全部知らない曲だったけど、とにかく凄かった。ああいう爺さんに僕もなりたいです。
で、僕の出番。お客さんがたくさんいらして安心しました。限られた時間の中でやれる事は全部やったと思います。
新年を迎えたのは、原宿駅のホームでした。

元旦は、『ガキの使い』スペシャルと『ハッスル祭り』を観て、餅を食べたりしました。
2日は帰郷。旭川ラーメンを食おうじゃないかと、買い物公園を探し回るも、素敵気な店が見つからず。
3日。父、爺、婆、世話になった婆なんかが眠るお寺にお参り。十年以上行ってなかったんです僕。やっぱ思春期の頃は、
「死人がそんな事をされて喜ぶはずが無い。そもそも、死んだら肉体と共に魂も消えて無くなるに決まってる。葬式や墓参りなんてのは、我々生きている人間が自己満足するためだけの行為なのだ。ああ、人間は愚かだ」と、借りてきた持論を掲げて、信仰というものを馬鹿にしていましたが、もう僕は大人です。
本堂に僕の宣材写真(『みんなのうた2』の時のもの)が額に入って祭られてあり、死んだ人のようでした。ありがたかったです。
後は、層雲峡に行ったり、旭山動物園に行ったり、色々あったんですが長くなりそうなのでこの辺でやめときます。めずらしく寝正月にならなくて良かったです。


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