2003.12.30 12月30日 miki
 夕方5時半くらいにスタジオへ。この時間から始まるってことは、終了するのは明け方ということは検討つくのだ。朝に近付く度にイライラしてしまう。けれど、夜の方がなぜだか安心して作業出来るような気もするし・・・。日々葛藤。
 複数でやっているのだから、みんな同じ時間のサイクルに合わせようとしても、そう簡単にはできないもんだし。
 歌入れも終わったし、全曲の詰めとミックスに手を付ける。スタッフが来るまで、ヘッドフォンをして曲順を考えていた。そろそろ決めていかないといけない。
 アルバムタイトルの話もちょこちょこ出てきた。

2003.12.29 12月29日 miki
 昨日は、「(仮)マラソネア」の歌録り。この日、音に関して原因不明の事故が発覚した。テクノロジーよりやはり最後は人間本人の感覚が勝る事を痛感。歌は、調子イイ。

 んで、今日は「(仮)バロウズ」の歌録り。ヴァイオリン入って、歌も入って、魔法がかかった様にまた世界観が引き上がる。
 この曲で歌入れ全部終わった!!!!!早く歌が入った音を改めて聴きたかった。

 昼と夜の生活がマルっきり逆だ。みんなが仕事や夕食の支度をする時間に起きたりしている。スタジオから出た時、日が昇っていると、生理的になんか悔しくてムカムカしてくる。

2003.12.27 12月27日 miki
 「(仮)ORIENTAL S」の歌録り。ホント、これといって問題なく進んでいく。
 この曲、ありとあらゆる「冷たさ」が凝縮されているような感じ。前書いたけど、その動物の声が、入っているせいもあって、わたしは、地元の冬の冷たさが、イメージの一つとして浮かぶ。「冷たさ」といってもその「冷たさ」自体に人それぞれのイメージが違うはず。自分にとって、どういうイメージがうかびあがるのか、感じながら聴いてみるのもイイと思った。

2003.12.24 12月24日 ナカコー
みんな疲れが溜まり気味なので、急遽オフ日。僕はシングル「LAST SCENE」のマーキング(※製品になる前の作業)の見学。それと、レーベルゲートCD2の仕組みを聞くために、益子さんと一緒に技術チームの方に、会いに行きました。よーーーくわかった。徹夜で30時間以上起きていたので、もう寝る。益子さんはおそらく35時間以上。

2003.12.20 12月20日 miki
 スタジオ前に、みんなでアーティスト写真、ジャケット写真の撮影。「LAST SCENE」のジャケットのコンセプトは、デザイナーさん曰く「3B」。いわゆる、広告業界などでの神話的なもので「赤ちゃん(Baby)、動物(Beast)、美女(Beauty)」のどれかを使うと、縁起を担ぐ・・・的なことらしく、それを、同じ空間に一気に出しちゃうっていうのが、今回のジャケット。
 スタジオに入ると、既に女性と赤ちゃんは撮り終わっていて、動物ちゃんを撮っている最中だったのだが、えっらーーーーい、大変。だって全然言う事聞いてくれないんだもの。みんなで、動物が興味を引きそうな遊び道具を作ったりして、試行錯誤をくり返すのでありました。 その後、スタジオへ。「(仮)PSYCHEDELIC」の歌録り。またもや、順調に進む。調子良い感じみたいね。

2003.12.19 12月19日 miki
 「(仮)Mt.fuji」初めてこのタイトルが出てきましたが、これは、6月にレコーディングしていたものです。歌録り。部屋が乾燥して、湿度をあげるのに苦戦。濡れたタオルを置いたり、加湿器をかけたりしたけれど、あまり湿度が高すぎると、マイクに良く無いし、結局、お湯を湧かしたポットを置くのが一番良かった。
 歌詞について、ジュンジ君とスタッフが神話の話をしていたな。
 曲後半また空気が変わるのだけれど、テンションを高めに維持するためにナカコウに「不思議なジュース(オサケのことだ)飲んで歌えば?」といったら、益子さんに「(私が)魔女に見える」と言われ却下された。いつも通り、ナカコ−の燃料、コカ・コーラを飲み干してまたブースへ。イイ感じのテイクで録れたんではないかな。

2003.12.16 12月16日 miki
 昨日は、「(仮)P.M」「(仮)Mー5」の歌録りで、歌録音は、結構順調に進んでいる。へたすりゃ、一日かかっても、録れない時は録れないときだってあるし。

 今日は「(仮)TIME」歌録り。これは私ボーカル。久々に歌を歌う気がする。歌詞の読み間違え、発音違いなど無いか(日本語って、口語発音と正式な読み方とか、いろいろあるから)ジュンジ君とチェックをして、ヘッドフォンして久々にブースに立つ。うわー、今までの歌録りよりなんか、口の開け方、口の中の様子まで見られているようで、伝わりそうで、いろいろ気にしてしまうくらい、なんか、緊張する。今まで、全く気にしなかった事を、細部まで気にさせられるようで、でも、そのくらい音の感度が良いのだから、声を出すのが、気持ち良くもある。服を擦る音さえ気になるから、全裸で歌いたい気分でもあった。

 日本語の発音って、音にのると結構難しい。だから、気持ちよく馴染むように、例えば「あ」の発音だって、口形や、息量を変えたりして歌ってみる。

 何テイクか録って、無事終了。ナカコウの歌録り。

2003.12.13 12月13日 miki
 「(仮)TIME」。あたしが前にナカコウに曲の雰囲気を、ストーリーでナカコウに伝えことがあって、そしたらナカコウがラジオチューナーの音を入れようと言い出し、ラジオチューナーを使って音を出してみた。益子さんが昔使っていた、古いチューナーを使った。スタジオで、「録った音を電波で飛ばして受信して、取り込んでみよう」ということになり、益子さんとナカコウと3人で、もう一つ、ラジオを買いに車でドンキホーテへ行ってみた。恐るべしドンキ、やたら広くていろいろ売っていて楽しい!!イイ息抜きになったみたい。腹ごしらえをしてスタジオへ。

 電波レコーディング!!!!!!!一段落したあと、「(仮)P.M」に「KORG POLYSIX」(またもや参上)で音入れ。
 
 そろそろ、明日から徐々に歌録りが始まる。ジュンジ君は家でずっと、詩を書いている。野球が出来ずにストレス溜まり気味では?!

2003.12.12 12月12日 miki
 「(仮)バロウズ」のヴァイオリン録り。ROVOなどでお馴染みの勝井さんに演奏をお願いしました。前のアルバム「HIGHVISION」でも演奏して頂いていて、前回は、ある程度フレーズが決まっているものを弾いてもらっていたのですが、今回は、まるっきり自由に演奏していただきました。

 勝井さんとお会いする時は、演奏の他にお話するのも楽しみの一つです。いろんな音楽、バンドのサポートや、勝井さん自身バンドの掛け持ちもしているので、日々の活動の話を聞くのが最高に楽しいのです。おもしろ話が多くて、話し方にもめちゃくちゃ魅力のある人。勝井ファンの一人です。

 事前に「どういう雰囲気か」っていうのを手紙で勝井さんに伝えていたのですが、言葉の他に、ナカコウは曲全体の仕上がりを波形で表現していました。「手紙でもらった、波形の一番マックスの部分はこの辺り?」とか、言葉のやり取りの後の実践でのレスポンスが早くて、的を得ていて「さすが、プロだ−」と、改めて尊敬させられました。

 話が戻って、そのヴァイオリンの録りは4テイクで早々終了。奥行きがぐっと増して、更に雰囲気が出てきた。早く歌入れをして、改めて聴きたい。

2003.12.03 12月3日 miki
 この日もまた眼帯のまま夜スタジオへ。「ORIENTAL-S(仮)」に動物の声をギターで作る。何の声かは、アルバムに入っていたら、聴いてみてください。その他、詰めの作業。

 ナカコ−はHigh Boosterの時の空き時間に買ってきたばかりの「KORG POLYSIX」を可愛がりながら使用。

 私は次の日撮影があるので24時に家へ帰る。その日の作業終了後にナカコ−は「ギャラガ」で29面、約25万点をたたき出す。目標は100万点。

2003.12.02 12月2日 miki
アルバムとは別作業の日。スタジオで、某コンピレーション用の楽曲のREC。買ったばかりの機材を新しもの好きのナカコ−が大いに熱演。事前にナカコ−と打ち合わせていたかいあって(?)、6時間くらいで終了。外が寒くなって来た。夜中の活動が多い者にとっては、きついのであーる。High Boosterのときから「ものもらい」気味の目が、更に腫れてきたので、眼帯着用。

2003.12.01 12月1日 miki
私は雑誌撮影後にみんなより遅れて、マスタリングスタジオへ。1月発売のシングル「LAST SCENE」のマスタリング。この曲は、今年の5月くらいに録っていた曲。

一緒にやっている、益子さんがピアノで参加している曲。最初はピアノが入る予定の曲ではなくて、バンドで一回録ったんだけど、なんか、グッとこなくて、リズムなどアレンジを変えて録り直したら、イイ感じになって、ピアノを入れたら更に良いのでは?ってことで、ピアノを入れる事にしたら、大正解。ボーカルも・・・うん、まあ、とにかくみんな気に入っているし、早く聴かせたいな。ちゃんと、年重ねてるよーだてにデビューから6年たってないよ。小6だった人は高3とかだしなー。いいねー!

 「BGM」の次で???って人も中にはもしかしたら出て来るかもしれないけど、あまり考えずに、「これも、これも、これもスーパーカー」って、それをシングルとして出す振れ幅を楽しんでもらいたいどすう。時間立ったらより分かる時がくるかもしれないし、こないかもしれん。

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