Depeche Mode|インフォメーション
http://www.sonymusic.co.jp/artist/depechemode/info
ソニーミュージックによるDepeche Modeのオフィシャルサイト。Depeche Modeの最新情報、着うた(R)、試聴、ライブ情報などを掲載。
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メディア情報更新(Rolling Stone Japan)
http://www.sonymusic.co.jp/artist/depechemode/info/552118
メディア情報を更新しました。
2023-05-08
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メディア情報更新(Rolling Stone Japan)
http://www.sonymusic.co.jp/artist/depechemode/info/551606
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2023-04-19
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創設メンバー、アンディ・フレッチャーを失った悲しみを越えてデイヴ・ガーンとマーティン・ゴアの二人体制になったデペッシュ・モードが、15枚目のスタジオ・アルバムを完成。ついに本日発売に!
http://www.sonymusic.co.jp/artist/depechemode/info/550842
<img style="display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" title="デペッシュ・モード『メメント・モリ』ジャケット写真" src="http://www.sonymusic.co.jp/img/common/artist_image/71001000/71001935/images/DM_MM_coverLight.jpg" alt="デペッシュ・モード『メメント・モリ』ジャケット写真" width="500" height="500" />
1980年の結成から40年余、いまだ進化を続けるエレクトロニック・ロック・バンド、デペッシュ・モードの待望のニューアルバム『Memento Mori(メメント・モリ)』が、本日Columbia Recordsからリリースとなりました(日本盤はソニー・ミュージックレーベルズから4月26日を予定)。
『Memento Mori(メメント・モリ)』は、デペッシュ・モードの15枚目のスタジオ・アルバムで、共同創設者であるアンドリュー・"フレッチ"・フレッチャーが2022年5月に亡くなった後、ガーンとゴアの2人体制になってから初めての作品です。ジェームス・フォードがプロデュースし、マルタ・サローニが追加プロデュースを担当した『メメント・モリ』は、Covidパンデミックの初期に制作され、その結果、その時代に直接インスピレーションを受けたテーマが盛り込まれています。この12曲のアルバムは、不吉なオープニングから最後の解決まで、パラノイアと強迫観念からカタルシスと喜びまで、様々なムードとテクスチャーの広大な広がりを示しています。『Memento Mori(メメント・モリ)』の全曲リストは以下の通りです。
1. マイ・コスモス・イズ・マイン My Cosmos Is Mine (Marlin L. Gore)
2. ワギング・タング Wagging Tongue (Dave Gahan/Marlin L. Gore)
3. ゴースト・アゲイン Ghosts Again (Marlin L. Gore/Richard Butler)
4. ドント・セイ・ユー・ラヴ・ミー Don’t Say You Love Me (Marlin L. Gore/Richard Butler)
5. マイ・フェイヴァリット・ストレンジャー My Favourite Stranger (Marlin L. Gore/Richard Butler)
6. ソウル・ウィズ・ミー Soul With Me (Marlin L. Gore)
7. キャロラインズ・モンキー Caroline’s Monkey (Marlin L. Gore/Richard Butler)
8. ビフォー・ウィ・ドラウン Before We Drown (Dave Gahan/Peter Gordeno/Christian Eigner)
9. ピープル・アー・グッド People Are Good (Marlin L. Gore)
10. オールウェイズ・ユー Always You (Marlin L. Gore)
11. ネヴァー・レット・ミー・ゴー Never Let Me Go (Marlin L. Gore)
12. スピーク・トゥ・ミー Speak To Me (Dave Gahan/Christian Eigner/James Ford/Marta Salogni)
デペッシュ・モード(Depeche Mode)のデイヴ・ガーン(Dave Gahan)とマーティン・ゴア(Martin Gore)は、アンディ・フレッチャー(Andy Fletcher)が亡くなった後、初めてバンドの未来と真正面から向き合いました。「続けるのか、それとも今終わらせるのか」。そして2人は「続けよう、まだやり残したことがあるような気がする」と決意し、2023年、新しいアルバム『Memento Mori』を携えて戻ってきたのです。
アルバムおよびツアーのタイトルの「メメント・モリ(memento mori)」は、ラテン語で「自分が(いつか)必ず死ぬことを忘るな」「死を忘ることなかれ」という意味の警句です。
ガーンは「完璧なタイトルだよ、全ての曲は、人生は儚く、人生は残酷で、喜びや祝福にもなり得るが、必ず終わりがある、という考え方に傾いている」と話しています。ガーンはまた、フレッチャーの死により、初めて自分たちがいつ終わるかを考えなければならなくなったとも話し、アルバム名は「ある意味、より関連性があるように思える」とも話しています。
ガーンとゴアはパンデミックの数ヶ月間、メールで音楽のアイデアを交換していました。彼らはプロデューサーであるジェイムス・フォードとマルタ・サローニと共にゴアのスタジオでレコーディングを始める予定でしたが、「電話がかかってきた」と言います。大動脈解離によるフレッチャーの死はショックでした。
ガーンは「彼は40数年間、僕の人生の一部だったんだからね」「僕はマーティンに“前に進まないといけないよね”と言うと、彼はすぐに“そうだね”と答えたんだけど、彼もその質問をしているような安堵感を感じたよ」と話しています。
ガーンとゴアは、初めてバンドの未来と真正面から向き合いました。「僕たち2人が“このまま続けるのか、それとも今終わらせるのか”という問いを投げかけたのは今回が初めてだった」とガーンは振り返り、そして「少なくともこのアルバムは作ろう」と決めたのだと言います。
ニュー・アルバムについてガーンは「雰囲気があって、サウンドが本当に面白い」と言い、歌詞面では「すべてに終わりがある。僕たちは皆、できるだけそれを避けようとするけど、それは避けられないことなんだ」ということを歌っていると語ります。
「すべてに終わりがある」――デペッシュ・モード自体も? ガーンは「マーティンと僕がこの数年間で初めて自問自答して、“続けようか”と二人で決めたんだ。まだやり残したことがあるような気がしたんだよ」と話しています。
2023年リリースの最新作『メメント・モリ』はバンドにとって15枚目のオリジナル・アルバムになります。
デペッシュ・モードは、数十年にわたってバンドとライヴを行ってきたマルチインストゥルメンタリストのピーター・ゴーデノPeter Gordenoとドラマーのクリスチャン・エイナーChristian Eignerと共に3月23日、カリフォルニアのサクラメントからツアーをスタートさせています。
商品情報
デペッシュ・モード『メメント・モリ』
Depeche Mode / Memento Mori
<img title="デペッシュ・モード『メメント・モリ』ジャケット写真" src="http://www.sonymusic.co.jp/img/common/artist_image/71001000/71001935/images/DM_MM_coverLight.jpg" alt="デペッシュ・モード『メメント・モリ』ジャケット写真" width="250" height="250" />
輸入盤……Softpack、Deluxe CD、Opaque Red Vinyl、通常Vinylなど各種あり
※国内盤は海外Deluxe CDに準拠し、日本語ブックレットと帯付きで4月26日発売予定となります。
各DSPより本日より配信スタート
▶<a href="https://DepecheMJP.lnk.to/MementoMoriAW" rel="noopener noreferrer" target="_blank">各リンクへはこちら</a>
MVリンクはこちら
<iframe src="https://www.youtube.com/embed/iIyrLRixMs8" frameborder="0" width="560" height="315"></iframe>
<a href="https://youtu.be/iIyrLRixMs8" target="_blank">https://youtu.be/iIyrLRixMs8</a>
2023-03-24
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創設メンバー、アンディ・フレッチャーを失った悲しみを越えてデイヴ・ガーンとマーティン・ゴアの二人体制になったデペッシュ・モードが、15枚目のスタジオ・アルバムを完成!第一弾シングル「ゴースト・アゲイン」が本日発売に。
http://www.sonymusic.co.jp/artist/depechemode/info/549571
<img style="display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" title="デペッシュ・モード「ゴースト・アゲイン」ジャケット写真" src="http://www.sonymusic.co.jp/img/common/artist_image/71001000/71001935/images/Cover_design_Depeche_Mode_Ghosts_Again.jpg" alt="デペッシュ・モード「ゴースト・アゲイン」ジャケット写真" width="500" height="500" />
1980年の結成から40年余、いまだ進化を続けるエレクトロニック・ロック・バンド、デペッシュ・モードは、待望のニューアルバム『Memento Mori(メメント・モリ)』の発売日を決定し、Columbia Recordsから3月24日にリリースすることを発表しました(日本盤はソニー・ミュージックレーベルズから4月26日を予定)。
アルバムの発売に先立ち、本日2月10日、ファーストシングル 「Ghosts Again(ゴースト・アゲイン)」がリリースされました。この「Ghosts Again(ゴースト・アゲイン)」は、クラシックなDepeche Modeにほかなりません。デイヴ・ガーンの「無駄になった感情、壊れた意味...私たちが泣く涙を隠す場所」といった叙情的なイメージと、高揚感と楽観的なグルーヴの上に乗った催眠的なマーティン・ゴアのギターが印象的な曲です。「Ghosts Again(ゴースト・アゲイン)」は、現在デジタルプラットフォームで入手可能となっています。
デイヴ・ガーンは、「私にとって「Ghosts Again(ゴースト・アゲイン)」は、メランコリーと喜びの完璧なバランスを捉えています」とコメントしています。ゴアも「聴き飽きない曲をレコーディングすることは滅多にないことだから、それを共有できることに興奮しているよ」とコメントしています。
「Ghosts Again(ゴースト・アゲイン)」は、デペッシュ・モードの長年のコラボレーターであり、アルバムカバーとアートワークのデザイナーであるアントン・コービンによって視覚的に解釈されています。コービンは、モノクロームの色調でこの曲を見事に表現しており、こちらでご覧いただけます。
『Memento Mori(メメント・モリ)』は、デペッシュ・モードの15枚目のスタジオ・アルバムで、共同創設者であるアンドリュー・"フレッチ"・フレッチャーが2022年5月に亡くなった後、ガーンとゴアの2人体制になってから初めての作品です。ジェームス・フォードがプロデュースし、マルタ・サローニが追加プロデュースを担当した『メメント・モリ』は、Covidパンデミックの初期に制作され、その結果、その時代に直接インスピレーションを受けたテーマが盛り込まれています。この12曲のアルバムは、不吉なオープニングから最後の解決まで、パラノイアと強迫観念からカタルシスと喜びまで、様々なムードとテクスチャーの広大な広がりを示しています。『Memento Mori(メメント・モリ)』の全曲リストは以下の通りです。
My Cosmos Is Mine
Wagging Tongue
Ghosts Again
Don’t Say You Love Me
My Favourite Stranger
Soul With Me
Caroline’s Monkey
Before We Drown
People Are Good
Always You
Never Let Me Go
Speak To Me
すでに発表されているように、このアルバムの発売と同時にThe Memento Mori Tourが開催される予定です。Live Nationが主催するこのツアーは、デペッシュ・モードにとって5年ぶり、通算19回目となり、3月23日にニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデン、シカゴのユナイテッド・センター、ロサンゼルスのキア・フォーラム、トロントのスコシアバンク・アリーナなどでの特別限定北米アリーナ日程で幕を開けました。5月16日からは、パリのスタッド・ド・フランス、ベルリンのオリンピック・スタジアム、ミラノのサン・シーロ・スタジアム、ロンドンのトゥイッケナム・スタジアムで欧州スタジアム・ツアーを開始します。詳細については、depechemode.comをご覧ください。
1億枚以上のレコードを売り上げ、3,500万人以上のファンを魅了したデペッシュ・モードは、常に進化を続け、唯一無二の影響力を持つ音楽集団です。ファン、批評家、アーティストにとって忘れられないインスピレーションとなっているデペッシュ・モードは、アルバム『メメント・モリ』とツアーによって、比類なき、現在進行形の遺産の新たな章の幕開けとなることを意味し、前進を続けています。
商品情報
デペッシュ・モード「ゴースト・アゲイン」
<img title="デペッシュ・モード「ゴースト・アゲイン」ジャケット写真" src="http://www.sonymusic.co.jp/img/common/artist_image/71001000/71001935/images/Cover_design_Depeche_Mode_Ghosts_Again.jpg" alt="デペッシュ・モード「ゴースト・アゲイン」ジャケット写真" width="250" height="250" />
各DSPより本日より配信スタート
▶<a href="https://DepecheMJP.lnk.to/GhostsAgainAW" rel="noopener noreferrer" target="_blank">試聴はこちらから</a>
Depeche Mode - Ghosts Again (Official Video)
<iframe src="https://www.youtube.com/embed/iIyrLRixMs8" frameborder="0" width="560" height="315"></iframe>
<a href="https://youtu.be/iIyrLRixMs8" target="_blank">https://youtu.be/iIyrLRixMs8</a>
2023-02-10
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デペッシュ・モードのヴォーカリスト、デイヴ・ガーンとソウルセイヴァーズによってさまざまな名曲に新たな命が吹き込まれたアルバム『IMPOSTER(インポスター)』 発売決定!
http://www.sonymusic.co.jp/artist/depechemode/info/533895
<img style="display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" src="http://www.sonymusic.co.jp/img/common/artist_image/71001000/71001935/images/202110080924361.jpg" alt="" width="500" height="485" />
Photo by Spencer Ostrander
2020年1月に「ロックの殿堂(Rock and Roll Hall of Fame)」入りを果たしたデペッシュ・モードのヴォーカリスト/ソングライターであるデイヴ・ガーンが、10年におよぶ長い期間の音楽的パートナーであるソウルセイバーズ(リッチ・マシーン)と共に、11月にニューアルバムをリリースします(海外11月12日、日本盤は11月24日)。
『インポスターImposter(詐欺師の意)』と題されたこのアルバムは、ニール・ヤング、ボブ・ディラン、PJハーヴェイ、チャーリー・チャップリン、キャット・パワー、マーク・ラネガンなど、ジャンルや時代を超えて緻密に選び抜かれた12曲からなります。デイヴ・ガーンとソウルセイヴァーズはこれらの名曲を再構築し、リスナーをパーソナルな旅へと誘います。
『インポスター』をカヴァー・アルバムと呼ぶのは間違いです。このアルバム『インポスター』は、デイヴ・ガーンとソウルセイヴァーズが聴き、研究し、吸収し、新たな命を与えた曲の物語なのです。
すべての曲がデイヴにとって深い意味を持っており、それゆえに『インポスター』はデイヴの人生を反映したものになっています。つまり、他の人が語った物語が、彼自身の明確な声で語られているのです。
「他の人の声や歌を聴くときに重要なのは、その人の歌い方や言葉の解釈なんだ。それが僕の心を落ち着かせてくれるんだよ」とデイヴ・ガーンは語ります。
「僕はそれに共感して、心を安らげる。このアルバムで取り上げた曲のオリジナル・パフォーマーのすべてに僕は感動するよ。
自分たちが何か特別なものを作ったことは分かっている。だから他の人たちにもそれを感じてもらい、ちょっとした旅に出た気持ちになってもらえればいいな。特に音楽が好きで、何年も音楽とともに過ごしてきたような人たちにはね」
デイヴ・ガーンとソウルセイヴァーズによる前作『Angels&Ghosts』(2015年/日本盤未発売)は、デイヴ(アメリカ)とソウルセイヴァーズ(イギリス)がそれぞれの地でレコーディングしてそれをミックスしたという、いわば大西洋を越えたコラボレーションでしたが、『インポスター』のレコーディングは、2019年11月にカリフォルニア州マリブの有名なシャングリラ・レコーディング・スタジオで10人のバンドとしてライヴで行われました。これにより、より親密なコラボレーションが可能になっただけでなく、デイヴ・ガーンとソウルセイヴァーズが曲のムードを完全に共有し、トラックに新たなスピリットを注入することに成功したと言えます。
ポッドキャスターでメディアパーソナリティのクリス・ブラックとのインタビューで、デイヴは「全員がひとつの空間にいるのは初めてのことだった。スタジオでは毎日魔法が起こっていたんだ。コーヒーを飲み、スタジオに入り、そして音楽を、という感じだった」と語っています。
『インポスター』は、リッチ・マシーンとデイヴ・ガーンの共同プロデュースで、高い評価を得た2015年の『Angels & Ghosts』(デイヴ・ガーン&ソウルセイヴァーズ名義)、2012年の初リリース『The Light the Dead See』(ソウルセイヴァーズ・フィーチャリング・デイヴ・ガーン名義)に続く3枚目のアルバムとなります。
アルバムからの最初のシングル・カットは「メタル・ハート」です。 シャーン・マーシャル(キャット・パワー)が作曲し、1998年にリリースされたこの曲のデイヴ・ガーンとソウルセイヴァーズによるヴァージョンは10月8日にデジタルリリースされる予定です。
【商品情報】
デイヴ・ガーン&ソウルセイヴァーズ『インポスター』
<img src="http://www.sonymusic.co.jp/img/common/artist_image/71001000/71001935/images/DaveGahan_Imposter_cover.jpg" alt="" width="250" height="250" />
CD:SICP6418 定価2,640円(税抜価格2,400円)
日本盤発売日:2021年11月24日(水) ※海外盤発売日:2021年11月12日(金)予定
先行曲「Metal Heart」配信中
‣<a href="https://SonyMusicJapan.lnk.to/DaveGahanImposterAW" rel="noopener noreferrer" target="_blank">再生はこちら</a>
収録曲
※< >内はオリジナル・アーティスト
●The Dark End of the Street <ジェイムズ・カー>
●Strange Religion <マーク・ラネガン...exスクリーミング・トゥリーズ>
●Lilac Wine (ジェイムス・シェルトン、ジェフ・バックリー)
●I Held My Baby Last Night (エルモア・ジェイムス)
●A Man Needs a Maid (ニール・ヤング)
●Metal Heart (キャット・パワー)
●Shut Me Down (ローランド・S.ハワード...exバーステイ・パーティーetc.)
●Where My Love Lies Asleep (ジーン・クラーク...exザ・バーズ)
●Smile (チャーリー・チャップリン)
●The Desperate Kingdom of Love (P.J.ハーヴェイ)
●Always On My Mind (エルヴィス・プレスリー)
‣<a href="http://www.instagram.com/theimposter" rel="noopener noreferrer" target="_blank">theimposter Instagramはこちら</a>
アルバムトレイラーはこちら
<iframe src="https://www.youtube.com/embed/sHb46ZpN2HU" frameborder="0" width="560" height="315"></iframe>
<a href="https://youtu.be/sHb46ZpN2HU" target="_blank">https://youtu.be/sHb46ZpN2HU</a>
2021-10-08
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メディア情報更新(MTV「デペッシュ・モード VideoSelects」)
http://www.sonymusic.co.jp/artist/depechemode/info/479056
メディア情報を更新しました。
2017-02-27
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結成37年。スタジアムを揺るがすエレクトロニック・ポップ・バンド、デペッシュ・モード、COLUMBIA/SONY MUSIC移籍第3作にして通算14作目。
渾身の電子音響が混とんとした世界に警鐘を鳴らす!
http://www.sonymusic.co.jp/artist/depechemode/info/478233
マルチ・プラチナの売り上げを誇る音楽的先駆者デペッシュ・モードの4年ぶり、通算14作目のスタジオ・アルバムとなる新作『Spirit』からのファースト・シングル「Where's The Revolution(邦題:ホエアズ・ザ・レヴォリューション)」が2月3日公開された。ドラムが唸り、威嚇的なエネルギーを振りまきながらフロントマン、デイヴ・ガーンが「Where's The Revolution /Come on people you’re letting me down」と歌う、パワフルでタイムリーなトラックである。
●"Where's The Revolution"
<a href="http://smarturl.it/WTRaudio" target="_blank">http://smarturl.it/WTRaudio</a>
<iframe src="https://www.youtube.com/embed/UpuaPfOuxB0" frameborder="0" width="560" height="315"></iframe>
新作『Spirit』は、海外は3月17日、日本は3月22日発売予定。通常盤には12曲収録。また、「ジャングル・スピリット・ミックス」と称される、デペッシュ・モード、MatrixxmanとKurt Uenalaによる5つのリミックスと、スペシャル・アートワーク・28ページの小冊子を収録した『2CDデラックス・エディション』も同時にリリースされる。LP(海外のみ)は2枚組、180g重量盤でリリースされ、サイドDには特別な『SPIRIT』エッチングが施されている。
アルバムに付随するすべてのアートワークや写真は、デペッシュ・モードの長年のクリエイティブ・コラボレーターであり、著名な映画監督アントン・コービンによるもの。
12カ国でNo.1デビューし、大ヒットした『デルタ・マシーン』に続くアルバムとなる『スピリット』はシミアン・モバイル・ディスコ(Foals、Florence&The Machine、Arctic Monkeys)のジェイムス・フォードを初めてプロデューサーとして迎えている。
『スピリット』は、Q Magazineでは「ここ数年でもっともエネルギーに満ち溢れたデペッシュ・モードのアルバムである」などと評され、初期のプレビューで批評家たちの高い評価を得ている。
デイヴ・ガーンは「私たちは『スピリット』を非常に誇りに思っている。皆さんとそれを共有することを楽しみにしているよ。ジェイムス・フォードとプロダクションチームと一緒に、音の面でも、メッセージの面でも本当に強力なアルバムを作ることができた」と語っている。
アルバム・リリースとともにワールド・ツアー「グローバル・スピリット・ツアー」がスタート。チケットはすでに販売されており、ヨーロッパ全域の21カ国で34回の公演が予定され、150万人以上のファンの前で披露される。このツアーは5月5日にスウェーデンのストックホルムで始まり、夏を越えて北米と南米まで続く予定。ツアースケジュールについては、こちらをご参照。<a href="http://www.depechemode.com" target="_blank">www.depechemode.com</a>
Spirit Tracklist (STANDARD):
Going Backwards
Where's the Revolution
The Worst Crime
Scum
You Move
Cover Me
Eternal
Poison Heart
So Much Love
Poorman
No More (This is the Last Time)
Fail
Spirit Tracklist (DELUXE):
DISC 1
Going Backwards
Where's the Revolution
The Worst Crime
Scum
You Move
Cover Me
Eternal
Poison Heart
So Much Love
Poorman
No More (This is the Last Time)
Fail
DISC 2 ? Jungle Spirit Mixes
1 Cover Me (Alt Out)
2 Scum (Frenetic Mix)
3 Poison Heart (Tripped Mix)
4 Fail (Cinematic Cut)
5 So Much Love (Machine Mix)
<国内盤情報>
<img style="margin-top: 5px; margin-bottom: 5px;" src="http://www.sonymusic.co.jp/img/common/artist_image/71001000/71001935/images/201702060942510.jpg" alt="" width="240" height="240" />
タイトル:『スピリット』
Blu-specCD2仕様2CDデラックス・エディション(輸入仕様28Pブックレット付・完全生産限定盤)SICPSICP-30937-8 ¥3,900+税
Blu-specCD2仕様1CD通常盤 SICP30939 ¥2,600+税
2017年3月22日(水)発売予定
Artist Photo © Anton_Corbijn
2017-02-03
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デペッシュ・モードとともに、30年 ── 石野卓球(電気グルーヴ)
http://www.sonymusic.co.jp/artist/depechemode/info/439127
<img src="http://www.sonymusic.co.jp/img/common/artist_image/71001000/71001935/images/bn.jpg" alt="" width="880" height="398" />
電気グルーヴの石野卓球は、中学生時代からの筋金入りのデペッシュ・モードのファン。彼が音楽をはじめるきっかけのひとつにもなった。いち音楽ファンとして聴いた初期の作品、自身も音楽のプロとして聴いた中期以降の作品、そして30余年の時を共に歩んで受け止める最近の作品。
今回、デペッシュ・モードのオリジナル・アルバム12枚が一挙に紙ジャケットでリイシューされるのにあわせ、2013年発表の最新作『デルタ・マシーン』を含むデペッシュ・モードの13枚のオリジナル・アルバムのひとつひとつに、時代を並走してきたリアル・タイムのリスナーならではの視点でコメントを寄せてもらった。
構成:吉村栄一
<table style="height: 158px; width: 880px;" border="0">
<tr>
<td colspan="2">『ニュー・ライフ』(1981)</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top"><img style="margin-right: 12px;" src="http://www.sonymusic.co.jp/img/common/artist_image/71001000/71001935/images/SICP30535.jpg" alt="" width="200" height="200" /></td>
<td>デペッシュ・モードはもともとYMOの高橋幸宏さんがラジオでシンセ・ポップのかわいい子たちって紹介していたのを聞いて名前を知りました。雑誌などでグラビアを見るようにもなったけど、音はなかなか聴けなかった。輸入レコードもなかなか入ってこなかったから、ようやく聴けるようになったのは国内盤が出たとき。
とにかく第一印象がよかった。当時のキャッチ・コピーが「女王陛下からシリコン・エイジへのプレゼント!」(笑) その前に聴いていたシリコン・ティーンズ(*a)とかと同じ系統で、とにかく好きだった。「ジャスト・キャント・ゲット・イナフ」の国内盤7インチ・シングルも買ったなあ。
でも、いまあらためて聴き直すと、その後のデペッシュ・モードとは別のバンドみたい。作曲はほとんどヴィンス・クラークだし、ドラム・マシーンの音もヤズー(*b)とほぼ同じ。
去年の6月にベルリンとライプツィヒにデペッシュ・モードのライヴを観に行ったんだけど、そのときアンコールでひさしぶりに「ジャスト・キャント・ゲット・イナフ」をやったんです。流れの中ではやっぱり浮くんだけど、この曲はヨーロッパではサッカーの応援歌として有名で、そっちの方向での有名曲って感じでみんなが盛り上がってた。日本のJリーグのチームもこの曲を応援歌に使ってる。
まだデペッシュ・モードが幼虫のような明るいシンセ・ポップのアルバム。</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top"> </td>
<td>(*a)デペッシュ・モードが所属するレコード会社ミュート・レコーズの社長ダニエル・ミラーによるテクノポップ・ユニット
(*b)ヴィンス・クラークがデペッシュ・モード脱退後にヴォーカリスト、アリソン・モイエと結成したデュオ・ユニット</td>
</tr>
</table>
<table border="0">
<tr>
<td colspan="2">『ア・ブロークン・フレイム』(1982) </td>
</tr>
<tr>
<td valign="top"><img style="margin-right: 12px;" src="http://www.sonymusic.co.jp/img/common/artist_image/71001000/71001935/images/SICP30536.jpg" alt="" width="200" height="200" /></td>
<td>リアルタイムで聴いたのはこのアルバムから。聴いたときは、とにかく「急に大人になったなあ」という印象が強かった。いま聴くとそれほどでもないのだけど、当時はとにかくそう思った。東京の輸入盤店に通販のオーダーを入れてから、中学校から帰る毎日「きょうこそ届いてるんじゃないか」ってそわそわしちゃって、バイトや部活とか休んで帰っちゃったり(笑)。12インチも買うようになって、「ミーニング・オブ・ラヴ」とか買ったな。
曲をマーティン・ゴアが書くようになったという変化と同時に、音も変わった。まず、このアルバムからドラムの音が圧倒的に変わったんだよね。そしてそれまでアナログ・シンセサイザーのみだったのに、ここからデジタル・シンセサイザーのPPGも使いだして、音色の深みもまったく変わった。前作がカラフルな原色だとすると、こちらは油絵。深みが出ている。そして暗い。そこが好きだった。
瑣末な話になるけど、アルバムに未収録の「ゲット・ザ・バランス・ライト」がこの後に出るけど、あれだけドラムの音が『ニュー・ライフ』の頃に戻ってて、それが不思議だった。「ア・フォトグラフ・オブ・ユー」みたいな、いまでは本人たちがギャグにしているような曲も入っていて、いまのデペッシュ・モードとは大きくちがうんだけど、前作が幼虫だったら、これはサナギのアルバムかも。
メインのソング・ライターのヴィンス・クラークがやめた後で、よくここまでちゃんとしたアルバムを作れたなあって感心します。</td>
</tr>
</table>
<table border="0">
<tr>
<td colspan="2">『コンストラクション・タイム・アゲイン』(1983) </td>
</tr>
<tr>
<td valign="top"><img style="margin-right: 12px;" src="http://www.sonymusic.co.jp/img/common/artist_image/71001000/71001935/images/SICP30537.jpg" alt="" width="200" height="200" /></td>
<td>このアルバムでサンプラーを導入したっていうのは大きかったと思う。このとき、ベルリンのハンザ・スタジオで同じレーベルのファド・ガジェット(*c)がアインシュトゥルツェンデ・ノイバウテン(*d)と一緒に録音した音のサンプリング・データをそのまま勝手に使って、後でファド・ガジェットのフランク・トーヴェイが非常に怒ったという話を聞いたことがある(笑)。
この作品からアラン・ワイルダーが入って、サウンドが変わりつつあって、PCMの本格的なドラム・マシーンも導入されて音が重くなったなって当時思った記憶がある。
それでも、まだ試行錯誤の段階のアルバムという気はします。
ただ、同じようにポップな曲でも、ファーストの「ジャスト・キャント・ゲット・イナフ」なんかはいまライヴでやるときは飛び道具的な扱いだけど、ここに入っている「エヴリシング・カウンツ」だともっと自然体でたまに演奏しているから、いまのデペッシュ・モードとは地続きのアルバムにはもうなってますね。</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top"> </td>
<td>(*c)フランク・トーヴェイによるワンマン・エレポップ・ユニット
(*d)80年にブリクサ・バーゲルトを中心として結成されたインダストリアル/ノイズ・バンド</td>
</tr>
</table>
<table border="0">
<tr>
<td colspan="2">『サム・グレート・リウォード』(1984)</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top"><img style="margin-right: 12px;" src="http://www.sonymusic.co.jp/img/common/artist_image/71001000/71001935/images/SICP30538.jpg" alt="" width="200" /></td>
<td>前作の『コンストラクション・タイム・アゲイン』とくらべて、ずいぶんこなれてきたなっていう印象があるアルバム。サンプリングにしても前作ではまだ物珍しいおもちゃ感覚での使用だったけど、ここではもうちゃんと楽器として使いこなしている。ドイツ盤のグレーのカラー・ヴィニールのレコードを買いました。
このアルバムが出て来日公演があって新宿厚生年金会館でのライヴを、当時住んでいた静岡から上京して観に行きました。帰りに東京駅で補導されたのもいい思い出です(笑)。あのときのライヴの印象は…フレッチってステージであんまりなにもしてないぞって子供心にも思ったな(笑)。
この頃はプロモーション・ヴィデオとか、デペッシュ・モードの映像を日本で観る機会があまりなかったから気づかなかったけど、いま当時のヴィデオを観直してみると、アラン・ワイルダーが入ったこともあって、すごく彼らのルックスのよさがフィーチャーされたものになってる。「ピープル・アー・ピープル」や「マスター・アンド・サーヴァント」のようなメッセージ性の強い曲のヴィデオでもそう。
その一方、歌詞はそれまでの表面的なものから深みが出てきて、バンドとしての成長をすごく感じます。まだ東西を隔てる壁があった頃のベルリンでマーティン・ゴアが暮らして作品作りをしたというのも大きいんじゃないかな。あの頃のベルリンって、東側に対して「西側はこんなに自由なんです!」ということをアピールするために、自由すぎるような街だったから。ヨーロッパでもこの頃から人気が出てきて、いまに至るアルバムだし、12インチのリミックスをエイドリアン・シャーウッドのような外部のアーティストに依頼するというのもここから始まってますね。</td>
</tr>
</table>
<table border="0">
<tr>
<td colspan="2">『ブラック・セレブレーション』(1986)</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top"><img style="margin-right: 12px;" src="http://www.sonymusic.co.jp/img/common/artist_image/71001000/71001935/images/SICP30539.jpg" alt="" width="200" height="200" /></td>
<td>本当の意味でいまのデペッシュ・モードのスタートとなったアルバムがこれかもしれない。このときも来日して、テレビの歌番組に出てたことも憶えている。この頃からレコーディングがデジタルになったのかな? 80年代半ばは機材も録音方法も日進月歩で、いまの耳で聞くと違和感のあるところもあるけど、そのぶん時代の音になってる。
そして曲がいい。いまだにライヴでやる曲が複数あるし、確実にいまのデペッシュ・モードの基礎になっているアルバム。実質的なファースト・アルバムと言っていいかもしれない。レザーの衣装みたいな、エレクトロニックだけどゴシックっていうデペッシュ・モードのイメージも確立されている。それまで、そういう要素を小出しにしていたけど、ここでそれががっちりまとまった気もする。</td>
</tr>
</table>
<table border="0">
<tr>
<td colspan="2">『ミュージック・フォー・ザ・マスィズ』(1987)</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top"><img style="margin-right: 12px;" src="http://www.sonymusic.co.jp/img/common/artist_image/71001000/71001935/images/SICP30540.jpg" alt="" width="200" height="200" /></td>
<td>デペッシュ・モードって、アルバム2枚で1セットのようなところもあって、まず試作品を作って、次にその完成形を提示するみたいな。そういう意味では『ブラック・セレブレーション』が試作品で、この『ミュージック・フォー・ザ・マスィズ』が完成形。なによりいい曲が揃ってるよね。「ビハインド・ザ・ホイール」や「ストレンジラヴ」「リトル15」「ネヴァー・レット・ミー・ダウン・アゲイン」…。この時代にもうハウスの先駆けのようなリズムも使ってる。当時、雑誌の評などでリズムの斬新さもけっこう注目されていた記憶がある。余談になるけど、これは国内盤のCDで買ったけど、この頃はまだアナログ・レコード時代の名残で、各国盤でけっこう音がちがったんだよね。CDのためのマスタリングが各国それぞれで行われてて、80年代の日本盤独特のあの音質も懐かしいな。ジャケットの色味とかもけっこうちがうし。しかし、ベスト盤のように名曲揃いのアルバムだね。</td>
</tr>
</table>
<table border="0">
<tr>
<td colspan="2">『ヴァイオレーター』(1990)</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top"><img style="margin-right: 12px;" src="http://www.sonymusic.co.jp/img/common/artist_image/71001000/71001935/images/SICP30541.jpg" alt="" width="200" height="200" /></td>
<td>さらにアメリカで大ブレイクしたアルバム。個人的にはこれがいちばん好きなアルバムかもしれない。決定版という感じ。「エンジョイ・ザ・サイレンス」「パーソナル・ジーザス」といい曲が多いし、このアルバムからギターが増えてそれがいいアクセントになってる。ただ、最初に聴いたときには抵抗があった。これ以前はまだ初期デペッシュ・モードのエレポップ・バンドというイメージが残っていたけど、このアルバムの「パーソナル・ジーザス」とか、そこからもう遠い感じがして。でも、その後聴き続けるうちに好きになって、現時点ではこれがいちばんいいロック・アルバムになっていると思う。デペッシュ・モードをロック・バンドだと思って聴くとまったく違和感もなくなるし。この当時に盛り上がっていたハウスなんかの要素はアルバムにはまるきっきりなくて、それは「エンジョイ・ザ・サイレンス」とかのシングルのリミックスのほうにもうまかせてるね。。</td>
</tr>
</table>
<table border="0">
<tr>
<td colspan="2">『ソングス・オブ・フェイス・アンド・デヴォーション』(1993)</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top"><img style="margin-right: 12px;" src="http://www.sonymusic.co.jp/img/common/artist_image/71001000/71001935/images/SICP30542.jpg" alt="" width="200" height="200" /></td>
<td>よりロックなアルバムになったなと当時思った。この頃はミニストリー(*e)とか他のエレクトロニックやボディのバンドもみんなギターを取り入れて、ロックっぽいアプローチが増えた。「アイ・フィール・ユー」とか、ロック以外のなにものでもない。ロックのアルバムとして、ほんとうに完成度が高いから、いま聴き直してみてもいいよね。このアルバムが出たとき、オールナイト・ニッポンのパーソナリティーをやってて、そこでかけた憶えもある。「ウォーキング・イン・マイ・シューズ」とか、重い曲が多くて、多分この頃にメンバーそれぞれが置かれていた状況が重かったのだろうけど、サウンド自体がすごく重い。そういう重い気分にあふれたアルバムで、これを最後にアラン・ワイルダーが辞めたっていうのもとても納得できる。</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top"> </td>
<td>(*e)1981年にシカゴでアル・ジュールジェンセンを中心に結成されたインダストリアル・バンド</td>
</tr>
</table>
<table border="0">
<tr>
<td colspan="2">『ウルトラ』(1997)</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top"><img style="margin-right: 12px;" src="http://www.sonymusic.co.jp/img/common/artist_image/71001000/71001935/images/SICP30543.jpg" alt="" width="200" height="200" /></td>
<td>これはつらいアルバムかも。悪くないんだけど、復活の途上のアルバムだから聴いていてもつらい。アランがいなくなって最初のアルバムだしね。プロモーション・ヴィデオでも、デイヴの姿を観るのがつらかったもん。「バレル・オブ・ア・ガン」とかいい曲も入ってるんだけど。そう、だから、このアルバム自体よりもここからのシングルのほうが印象深いかな。当時はもうクラブDJをやってたから、アルバム本編よりもシングルのいろんなリミックスのほうが馴染みが深いんだ。デペッシュ・モードのリミキサーの選び方は、この頃からすごくツボを突いたいい人選だった。いまもそうだけど、そのときどきの旬のリミキサーが必ず入ってる。</td>
</tr>
</table>
<table border="0">
<tr>
<td colspan="2">『エキサイター』(2001)</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top"><img style="margin-right: 12px;" src="http://www.sonymusic.co.jp/img/common/artist_image/71001000/71001935/images/SICP30544.jpg" alt="" width="200" height="200" /></td>
<td>このアルバムは、デペッシュ・モードがまたエレクトロニックに戻るって聴いて、とにかく楽しみだったなあ。LFO(*f)のマーク・ベルがプロデューサーだっていうニュースにも、とにかく期待した。でも、いま聴くと逆にデペッシュ・モードの歴史の中では異色になったアルバムなのかも。近年のライヴでも、ここからの曲はあまり取りあげられてないでしょ。その前までの「ヘヴィなロック・バンドのデペッシュ・モード」というその路線のままずっと行くのかなと思っていただけに、ここでのエレクトロニック回帰はうれしかったんだけど。</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top"> </td>
<td>(*f)1988年にイギリスのリーズで結成されたテクノ・ユニット。初期は2人組だったが、その後マーク・ベルのソロ・ユニットになった</td>
</tr>
</table>
<table border="0">
<tr>
<td colspan="2">『プレイング・ジ・エンジェル』(2005)</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top"><img style="margin-right: 12px;" src="http://www.sonymusic.co.jp/img/common/artist_image/71001000/71001935/images/SICP30545.jpg" alt="" width="200" height="200" /></td>
<td>『エキサイター』が期待が大きすぎたぶん、前評判は高くなかった感じだけど、ここでまた大々的に復活したって感じのアルバムだよね。スイスの高級時計でウブロってブランドがあるでしょ。あそこがこのときに、デペッシュ・モードの各アルバムのジャケットを文字盤にあしらった腕時計を限定で出したんだよね。一個300万円ぐらいする、子供のガン患者へのチャリティの一環の時計。その中でこのアルバムの時計は人気も高かったみたい。
やっぱり、ここでバンドとしての現役感も戻ってる。「プレシャス」のように、地獄のような状況からやっと抜け出て、自分の大事なものを見つけたっていうドラマティックな曲があって、いい。全体的にとてもいきいきとした自然体のアルバム。おかえりなさい、デペッシュ・モードっていう感じ。</td>
</tr>
</table>
<table border="0">
<tr>
<td colspan="2">『サウンズ・オブ・ザ・ユニヴァース』(2009)</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top"><img style="margin-right: 12px;" src="http://www.sonymusic.co.jp/img/common/artist_image/71001000/71001935/images/SICP30546.jpg" alt="" width="200" height="200" /></td>
<td>もうこの頃になると、デペッシュ・モードは自分が若いときからずっと寄り添ってきたバンドという感覚で、新作は自然体で楽しめるようになってたんだけど、初めて聴いたときは意外とシンセ・ポップに戻ってきててちょっとびっくりしたな。DVDでこのアルバムの制作のドキュメンタリーを観たんだけど、レコーディング中にe-bay(世界的なオークション・サイト)でヴィンテージ・シンセを落としまくってて、何百万円もするようなシンセから、10万円もしないようなチープなシンセまでいろいろ買って使ってて、音色的にすごく懐かしい気分になったのを憶えてる。先行シングルの「ロング」がとにかく好きで、ミニマリスティックに盛り上がっていくこの曲を聴いて、ひさしぶりにデペッシュ・モードに首ったけになった。近年ではいちばん好きだな。マーティン・ゴアとヴィンス・クラークのユニット“VCMG(*g)”もこのすぐ後でしょ。</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top"> </td>
<td>(*g)2011年にイギリスで結成されたテクノ・ユニット。バンド名はシンセサイザーにちなむVoltage Control Modulation Generatorの頭文字をとったもので、メンバー名-Vince Clarke Martin Gore-の略ではないと言う</td>
</tr>
</table>
<table border="0">
<tr>
<td colspan="2">『デルタ・マシーン』(2013)</td>
</tr>
<tr>
<td valign="top"><img style="margin-right: 12px;" src="http://www.sonymusic.co.jp/img/common/artist_image/71001000/71001935/images/SICP3785.jpg" alt="" width="200" height="179" /></td>
<td>完成度がすごく高いアルバム。デペッシュ・モードの2枚1組の原則(笑)どおりに、『サウンド・オブ・ザ・ユニヴァース』を受けて、それをアップ・グレードしたのがこのアルバムだと思う。このアルバムのツアーを去年ドイツに観に行ったよ。バンドや演奏もよかったけど、それよりもスタジアムに来ているお客さんの様子がよかったな。バンドとともに年を取っていくってこういうことなのかなって。うちらみたいな40代、50代の世代が相変わらず黒いTシャツを着て、同世代の奥さんもゴスな格好で、でも可愛い子供も連れててっていうのを見るとやっぱり感慨深いものがある。その一方、ふつうな感じの20代の若者とかがグループで来てたりもしてすごくいい感じだった。その中に、10代のときからデペッシュ・モードを聴いてきた自分が時を経てここにいるっていうのが不思議だった…。</td>
</tr>
</table>
●来日祈念盤
スタジアムを揺るがすエレクトロニック・ポップ・バンド、デペッシュ・モード。
オリジナル・アルバム12枚を一挙紙ジャケ&BSCD2化!
<img src="http://www.sonymusic.co.jp/img/common/artist_image/71001000/71001935/images/jk-12.jpg" alt="" width="567" height="188" />
デペッシュ・モード Depeche Mode
2013年4月23日発売 ¥2,600+税
完全生産限定盤/紙ジャケット/BSCD2仕様/解説:ダニエル・ミラー(一部除く)、吉村栄一/歌詞対訳付き
1981年に英MUTEレコードからアルバム『ニュー・ライフ』を発表、2013年のソニー移籍第一弾『デルタ・マシーン』まで、13枚のスタジオ・アルバムを発表しているエレクトリック・ポップ・バンド、デペッシュ・モード。これまで日本では数社からバラバラに発売されていた彼らのバックカタログを、今回世界で初めて英オリジナルLPに準じた紙ジャケット、高品質Blu-specCD2仕様でリイシュー!
・<a href="https://www.sonymusic.co.jp/artist/depechemode/discography/SICP-30535" target="_blank">ニュー・ライフ Speak & Spell (1981年) SICP30535</a>
・<a href="https://www.sonymusic.co.jp/artist/depechemode/discography/SICP-30536" target="_blank">ア・ブロークン・フレイム A Broken Frame (1982年) SICP30536</a>
・<a href="https://www.sonymusic.co.jp/artist/depechemode/discography/SICP-30537" target="_blank">コンストラクション・タイム・アゲイン Construction Time Again (1983年) SICP30537</a>
・<a href="https://www.sonymusic.co.jp/artist/depechemode/discography/SICP-30538" target="_blank">サム・グレート・リウォード Some Great Reward (1984年) SICP30538</a>
・<a href="https://www.sonymusic.co.jp/artist/depechemode/discography/SICP-30539" target="_blank">ブラック・セレブレーション Black Celebration (1986年) SICP30539</a>
・<a href="https://www.sonymusic.co.jp/artist/depechemode/discography/SICP-30540" target="_blank">ミュージック・フォー・ザ・マスィズ Music For The Masses (1987年) SICP30540</a>
・<a href="https://www.sonymusic.co.jp/artist/depechemode/discography/SICP-30541" target="_blank">ヴァイオレーター Violator (1990年) SICP30541</a>
・<a href="https://www.sonymusic.co.jp/artist/depechemode/discography/SICP-30542" target="_blank">ソングス・オブ・フェイス・アンド・デヴォーション Songs Of Faith And Devotion(1993年) SICP30542</a>
・<a href="https://www.sonymusic.co.jp/artist/depechemode/discography/SICP-30543" target="_blank">ウルトラ Ultra (1997年) SICP30543</a>
・<a href="https://www.sonymusic.co.jp/artist/depechemode/discography/SICP-30544" target="_blank">エキサイター Exciter (2001年) SICP30544</a>
・<a href="https://www.sonymusic.co.jp/artist/depechemode/discography/SICP-30545" target="_blank">プレイング・ジ・エンジェル Playing The Angel (2005年) SICP30545</a>
・<a href="https://www.sonymusic.co.jp/artist/depechemode/discography/SICP-30546" target="_blank">サウンズ・オブ・ザ・ユニヴァース Sounds Of The Universe (2009年) SICP30546</a>
ようこそ、「デルタ・マシーン」の深遠なる世界へ――
鳴動する電子音。コロンビア移籍第1作、降臨。
<img src="http://www.sonymusic.co.jp/img/common/artist_image/71001000/71001935/images/SICP3785.jpg" alt="" width="150" height="134" />
<a href="https://www.sonymusic.co.jp/artist/depechemode/discography/SICP-3785" target="_blank">デペッシュ・モード</a>
<a href="https://www.sonymusic.co.jp/artist/depechemode/discography/SICP-3785" target="_blank">デルタ・マシーン</a>
<a href="https://www.sonymusic.co.jp/artist/depechemode/discography/SICP-3785" target="_blank">CD:SICP3785 ¥2,400+税 発売中</a>
<デペッシュ・モード>
1980年にロンドン近郊のバジルドンでヴィンス・クラーク、マーティン・ゴア、デイヴ・ガーン、アンドリュー・フレッチャーの4人によって結成されたエレクトロニック・ポップ・バンド。1stアルバム発表後にヴィンス・クラークが脱退、その後オーディションでアラン・ワイルダーが加入し黄金時代を築く。1995年にアランが脱退後はマーティン、アンディ、デイヴのトリオ編成となり、昨2013年春にはスタジオ作としては13作目になるアルバム『デルタ・マシーン』を発表し、世界ツアーも行ってDM健在なりを示した。日本へのツアーは1990年の「ワールド・ヴァイオレーション・ツアー」以来20数年途絶えており、その再来日が待望されている。
2014-04-23
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デペッシュ・モード、気鋭の映像ディレクターによるInstagram風のビデオ「スーズ・マイ・ソウル」公開
http://www.sonymusic.co.jp/artist/depechemode/info/421930
3月27日に全世界でニューアルバム『デルタ・マシーン』をリリースしたばかりのデペッシュ・モード。このアルバムから2本目となる妖艶でアグレッシブなミュージック・ビデオ「スーズ・マイ・ソウル」が3月28日(米時間)にYouTube上に公開された。
<img src="https://www.sonymusic.co.jp/Music/International/Arch/SR/depechemode/picture/421930/photo0329.jpg">
<a href="https://www.youtube.com/watch?v=bt-28iNQnwY"target="_blank">https://www.youtube.com/watch?v=bt-28iNQnwY</a>
ビデオの監督を務めたのはThe Strokesの「Under Cover Of Darkness」、映画「トロン:レガシー」テーマ曲であるDaft Punk「Derezzed」などのミュージックビデオで知られる、Partizan所属の気鋭の映像ディレクター、Warren Fu(ウォーレン・フー)。今回のビデオはInstagramのような正方形、モノクロフォーマットになっていて、怪しげな蛇、妖艶な女性、そしてメンバーが出演する耽美的な映像となっている。
「スーズ・マイ・ソウル」は四つ打ちのキックにアナログシンセが絡み、ダークで美しいメロディーラインと共に徐々に徐々に盛り上がっていくデペッシュ・モードの十八番といえる曲。アルバム全体は、彼らのキャリアの集大成といえるような仕上がりでありながらも、大胆な重低音や細やかな電子ノイズが入れ込まれ、音響的にも大音量でも何度聴きたくなる作品になっている。
【「スーズ・マイ・ソウル」ミュージックビデオ】
<a href="https://www.youtube.com/watch?v=bt-28iNQnwY"target="_blank">https://www.youtube.com/watch?v=bt-28iNQnwY</a>
【「ヘヴン」ミュージックビデオ】
<a href="https://www.youtube.com/watch?v=Fy7FzXLin7o"target="_blank">https://www.youtube.com/watch?v=Fy7FzXLin7o</a>
【商品情報】
<img src="https://www.sonymusic.co.jp/Music/International/Arch/SR/depechemode/picture/421930/jk.jpg">
Depeche Mode “Delta Machine”
デペッシュ・モード『デルタ・マシーン』
好評発売中
<デラックス・エディション>初回限定デジパック&直輸入32ページハードカバーブックレット・2CD仕様:SICP3763~4 ¥3,780(税込)
<スタンダード・エディション> 1CD:SICP3765 ¥2,520(税込)
<a href="https://itunes.apple.com/jp/album/delta-machine/id608752874"target="_blank">iTunes Store</a>
<a href="http://mora.jp/package/43000001/4547366194722/"target="_blank">mora</a>
<img src="https://www.sonymusic.co.jp/Music/International/Arch/SR/depechemode/picture/421930/A0329.jpg">
2013-03-29
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デペッシュ・モード、SXSWでの圧巻のライブ映像をフル公開!
http://www.sonymusic.co.jp/artist/depechemode/info/421771
結成33年目を迎えるデペッシュ・モードが3月16日にSXSWで圧巻のライブを披露し、そのフル映像が3月26日にYouTubeにて公開された。SXSWは毎年3月頃にアメリカのテキサス州オースティンで行なわれている、音楽・映画・テクノロジーを中心とした大規模なコンベンションイベントである。いまやスタジアムを揺るがすエレクトロニック・ポップ・バンドとなって久しいデペッシュ・モードの、(観客を前にした)今年初ライブを目にすることができた幸運な900人が熱狂の渦に包まれた。<a href="https://www.youtube.com/watch?v=UZLLMQ9ENgo"target="_blank">https://www.youtube.com/watch?v=UZLLMQ9ENgo</a>
デペッシュ・モードは3月26日にニューアルバム『デルタ・マシーン』をリリース。通作13作目のスタジオ・アルバムにあたる本作は、コロンビア・レコーズ(ソニー・ミュージック)移籍作。この日のライブで披露された全10曲中、5曲がこの『デルタ・マシーン』に収録される新曲。フロントマンであるデヴィッド・ガーンが「この曲は、私が今も音楽活動を続ける理由の一つだ」と語るシングル曲「ヘヴン」も披露された。
ライブは「パーソナル・ジーザス」、「エンジョイ・ザ・サイレンス」など代表曲を織り交ぜながら50分ほどで終了したものの、会場の明かりがつくまでアンコールを望むの声が鳴りやまなかった。YouTube上にも早速「世界一のライブバンドだ!」など、世界中から絶賛のコメントが投稿されている。
<img src="https://www.sonymusic.co.jp/Music/International/Arch/SR/depechemode/picture/421771/photo130327_1.jpg"> <img src="https://www.sonymusic.co.jp/Music/International/Arch/SR/depechemode/picture/421771/photo130327_2.jpg">
【ライブ映像】
<a href="https://www.youtube.com/watch?v=UZLLMQ9ENgo"target="_blank">https://www.youtube.com/watch?v=UZLLMQ9ENgo</a>
【「ヘヴン」ミュージックビデオ】
<a href="https://www.youtube.com/watch?v=Fy7FzXLin7o"target="_blank">https://www.youtube.com/watch?v=Fy7FzXLin7o</a>
【セットリスト】★=新作『デルタ・マシーン』収録曲
Angel★
Should Be Higher★
Walking In My Shoes
Barrel of a Gun
Heaven★
Only When I Lose Myself
Personal Jesus
Soft Touch/Raw Nerve★
Soothe The Soul★
Enjoy The Silence
【商品情報】
<img src="https://www.sonymusic.co.jp/Music/International/Arch/SR/depechemode/picture/421771/jk.jpg">
Depeche Mode “Delta Machine”
デペッシュ・モード『デルタ・マシーン』
2013年3月27日 世界同時発売
<デラックス・エディション>初回限定デジパック&直輸入32ページハードカバーブックレット・2CD仕様:SICP3763~4 ¥3,780(税込)
<スタンダード・エディション> 1CD:SICP3765 ¥2,520(税込)
<a href="https://itunes.apple.com/jp/album/delta-machine/id608752874"target="_blank">iTunes Store</a>
<a href="http://mora.jp/package/43000001/4547366194722/"target="_blank">mora</a>
【公式サイト】
<a href="https://www.sonymusic.co.jp/Music/International/Arch/SR/depechemode/index.html"target="_blank">https://www.sonymusic.co.jp/Music/International/Arch/SR/depechemode/index.html</a>
2013-03-27