Billy Joel|インフォメーション
http://www.sonymusic.co.jp/artist/BillyJoel/info
ソニーミュージックによるBilly Joelのオフィシャルサイト。Billy Joelの最新情報、着うた(R)、試聴、ライブ情報などを掲載。
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【お詫び】2024年2月28日発売 ビリー・ジョエル 『ピアノ・マン 50周年記念デラックス・エディション <SACDマルチ・ハイブリッド盤 (7インチ紙ジャケット仕様) >』 ディスクのキズ発生につきまして
http://www.sonymusic.co.jp/artist/BillyJoel/info/561683
<img style="display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" title="ビリー・ジョエル『ピアノ・マン 50周年記念デラックス・エディション<SACDマルチ・ハイブリッド盤 7インチ紙ジャケット仕様>』商品展開画像" src="http://www.sonymusic.co.jp/img/common/artist_image/12101000/12101511/images/202403191156570.jpg" alt="ビリー・ジョエル『ピアノ・マン 50周年記念デラックス・エディション<SACDマルチ・ハイブリッド盤 7インチ紙ジャケット仕様>』商品展開画像" width="500" height="307" />
この度、2024年2月28日発売 ビリー・ジョエル 『ピアノ・マン 50周年記念デラックス・エディション <SACDマルチ・ハイブリッド盤 (7インチ紙ジャケット仕様) >』 におきまして、
製造過程での商品セット時の作業トラブルにより、ディスクにキズ発生のおそれがあることが判明しました。お買い求めくださいました皆様にご迷惑をおかけいたしますこと、深くお詫び申し上げます。
誠に恐縮ではございますが、交換対応について詳細がまとまり次第改めてご案内いたしますので、もうしばらくお待ちくださいますようお願い申し上げます。
2024-03-19
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17年ぶりの新曲 「Turn The Lights Back On」 が、日本のみの世界初CD化でシングル発売決定!日本語字幕付きMVも公開!!
http://www.sonymusic.co.jp/artist/BillyJoel/info/561348
<iframe style="display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" src="https://www.youtube.com/embed/51gSi38Hp08" frameborder="0" width="560" height="315"></iframe>
16年ぶりとなった来日公演直前の1月23日(火)に突然、実に17年ぶりとなる新曲をリリースすることを発表し、日本のファンのみならず世界中のファンを驚喜させたビリー・ジョエル。2月1日(木)に公開となった待望の新曲 「Turn the Lights Back On(ターン・ザ・ライツ・バック・オン)」 は、「オネスティ」、「シーズ・オールウェイズ・ウーマン」、「ピアノ・マン」 といった永遠の名曲群を彷彿させる、これぞビリー・ジョエルというべき名バラードとなっており、世界中で大きな反響を呼んだ(ビリーは現地時間の2月4日(日)に開催された第66回グラミー賞授賞式に出演し、この <a href="https://www.youtube.com/watch?v=lztHsCPB7E0" rel="noopener noreferrer" target="_blank">「Turn the Lights Back On」 の世界初生披露</a>をおこなった )。
この新曲は、デジタル配信のほか、本国の公式サイトにて7インチ・アナログ盤EPが数量限定で発売されたが、このたび日本のみの世界初CD化でシングル盤発売が決定!CDシングルには、7インチEPと同様に、デジタル配信中のVersionとExtended Vinyl Versionが収録される。「Turn The Lights Back On」 の2曲入り日本盤CDシングルは、2024年4月10日発売。
“今はなぜか失ってしまったけれど、かつて僕たちの間にあった魔法を取り戻そうとしている”
“かつて自分はロマンチックだったのに、それを長いこと忘れてしまっていた”
“ずいぶん時間がかかってしまったけれど、ようやく僕はここにたどり着いた” “もういちど明かりを灯 (とも) すのを、僕は待ち過ぎてしまったのかな?”
と歌われる歌詞は、普通に考えれば、別れた恋人もしくは妻との関係を修復しようとする男の心情が歌われているようだが、全盛期のビリーとかつてのファンとの関係に置き換えても成立するような内容で、「長い間待たせてしまったけれど、もういちど創作活動への情熱に火が点いたよ」 という、ファンへの隠れたメッセージとして捉えることもできる。
なお、2月16日に公開された 「Turn The Lights Back On」 のMUSIC VIDEOは、最新の生成AI技術によるCGで見事に再現された1970年代のビリー、1980年代のビリー、1990年代のビリー(それぞれ1977年、1989年、1994年頃のビジュアルと推察される)、2024年のビリーという、4つのディケイドのビリーがバトンを渡しながら歌い継ぐ<Billy Through The Years>的な内容になっており、世界中を驚きと感動で包んだ。本日、日本語字幕付きMVが公開になったので、是非ビリーのメッセージをかみ締めながら、改めてこの奇跡の新曲に浸ってみてほしい。
関連動画
「Turn The Lights Back On」 (Official Music Video<日本語字幕付き>)
<iframe src="https://www.youtube.com/embed/51gSi38Hp08" frameborder="0" width="560" height="315"></iframe>
<a href="https://youtu.be/51gSi38Hp08" target="_blank">https://youtu.be/51gSi38Hp08</a>
最新リリース情報
「ターン・ザ・ライツ・バック・オン|Turn The Lights Back On」
<img title="ビリー・ジョエル「Turn The Lights Back On」 Digitalシングル・ジャケット写真 " src="https://www.sonymusic.co.jp/img/common/artist_image/12101000/12101511/images/202401231100310.jpg" alt="ビリー・ジョエル「Turn The Lights Back On」 Digitalシングル・ジャケット写真 " width="250" height="250" />
収録曲
01. Turn The Lights Back On (3:58)
02. Turn The Lights Back On <Extended Vinyl Version>(4:23)
■歌詞・対訳・解説付
2024年4月10日発売 SICP6576 税込¥1,320(税抜¥1,200)
▶<a href="https://BillyJoelJP.lnk.to/TtLBOAW" rel="noopener noreferrer" target="_blank">「Turn The Lights Back On」 を今すぐ聴く</a>
『ピアノ・マン 50周年記念デラックス・エディション<SACDマルチ・ハイブリッド盤 7インチ紙ジャケット仕様>』(3枚組:SACD+CD+DVD)【完全生産限定盤】
<img title="ビリー・ジョエル『ピアノ・マン 50周年記念デラックス・エディション<SACDマルチ・ハイブリッド盤 7インチ紙ジャケット仕様>』ジャケット写真" src="https://www.sonymusic.co.jp/img/common/artist_image/12101000/12101511/images/202401150947500.jpg" alt="ビリー・ジョエル『ピアノ・マン 50周年記念デラックス・エディション<SACDマルチ・ハイブリッド盤 7インチ紙ジャケット仕様>』ジャケット写真" width="250" height="250" />
2024年2月28日発売:SICP10151-4 税込¥6,600(税抜¥6,000)
▶<a href="https://www.sonymusic.co.jp/artist/BillyJoel/info/559671">収録内容ほか詳細はコチラ</a>
▶<a href="https://SonyMusicJapan.lnk.to/BillyJoel_pm50deAW" rel="noopener noreferrer" target="_blank">購入はこちら</a>
『ビリー・ザ・ベスト:ライヴ!|Live Through The Years:Japan Edition』
<img title="『ビリー・ザ・ベスト:ライヴ!|Live Through The Years -Japan Edition-』ジャケット写真" src="https://www.sonymusic.co.jp/img/common/artist_image/12101000/12101511/images/202311091047060.jpg" alt="『ビリー・ザ・ベスト:ライヴ!|Live Through The Years -Japan Edition-』ジャケット写真" width="250" height="250" />
■高品質Blu-spec CD2仕様
■2枚組全32曲収録(うち世界初CD化13曲、日本初CD化6曲)
■2023年最新マスタリング
■歌詞・対訳・解説付
NOW AVAILABLE ON CD AND DIGITAL(2023年12月20日(水)CD発売/デジタル配信)
※フィジカル商品:CD2枚組|品番SICP31669-31770 税込¥3,000(税抜価格¥2,727)
▶<a href="https://www.sonymusic.co.jp/artist/BillyJoel/info/557731">収録内容詳細はコチラ</a>
▶<a href="https://sonymusicjapan.lnk.to/BillyJoel_btbAW" rel="noopener noreferrer" target="_blank">購入/再生はこちら</a>
関連リンク
▶<a href="https://www.sonymusic.co.jp/artist/BillyJoel/page/pianoman50" rel="noopener noreferrer" target="_blank">日本のソニー・ミュージックの<ピアノ・マン50周年×来日記念>特設ページはこちら</a>
2024-03-08
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『ピアノ・マン』 リリース50周年&来日記念。 超希少“4chサラウンド・ミックス”を世界初収録したSACDマルチ・ハイブリッド盤に、世界初CD化音源と世界初DVD化映像多数収録のボーナス・ディスク2枚を追加した、日本独自企画の豪華3枚組 『ピアノ・マン 50周年記念デラックス・エディション<SACDマルチ・ハイブリッド盤 7インチ紙ジャケット仕様>』 が、本日2月28日(水)発売!
http://www.sonymusic.co.jp/artist/BillyJoel/info/561026
<img style="display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" src="http://www.sonymusic.co.jp/img/common/artist_image/12101000/12101511/images/202402281044440.jpg" alt="ピアノ・マン 展開図" width="550" height="338" />
先日1月24日(水)に16年振り、一夜限りの東京ドーム公演を行ったビリー・ジョエル。2月1日には17年ぶりとなる新曲 「ターン・ザ・ライツ・バック・オン」 を発表、同じ週の現地時間2月4日には第66回グラミー賞授賞式に出演して新曲を生披露するなど、来日公演の余韻と共に大きな話題を振りまいている。
『ピアノ・マン』 リリース 50周年と来日を記念して、超希少“4chサラウンド・ミックス”を世界初収録したSACDマルチ・ハイブリッド盤に、世界初CD化音源と世界初DVD化映像を多数収録のボーナス・ディスク2枚を追加した、日本独自企画の3枚組 『ピアノ・マン 50周年記念デラックス・エディション<SACDマルチ・ハイブリッド盤 7インチ紙ジャケット仕様>』 (SACD+CD+DVD) が、本日2月28日(水)に発売となった。
▶<a href="https://SonyMusicJapan.lnk.to/BillyJoel_pm50de" rel="noopener noreferrer" target="_blank">購入リンクはこちら</a>
ビリー・ジョエルの<SACDマルチ・ハイブリッド盤 7インチ紙ジャケット仕様> が登場するのは、『ストレンジャー 40周年記念デラックス・エディション』、『ニューヨーク52番街 40周年記念デラックス・エディション』 (共に2018年リリース) に次いで3タイトル目となる。
『ピアノ・マン』 は、1973年11月9日にリリースされた、ビリーのプレイ・スタイルの挨拶であり、象徴でもあり、そのまま代名詞にもなった重要な出世作。自らを取り巻く世界へのパーソナルな想いを、複雑に、繊細に、同時にたっぷりのウィットとユーモアを交えて描き出した詞世界、リズミカルにメロディーを紡ぐ鍵盤と変幻自在に弾ける歌声、そしてそれを支える豪華ミュージシャン陣による西海岸サウンドのセンティメントと、聴きどころ満載のソロ2作目アルバムだ。
豪華3枚組となった今回のデラックス・エディションのDISC 1(SACDマルチ4chハイブリッド盤)では、1974年に発表された幻のクアドラフォニック(4ch)・ミックスを世界で初めてSACD化。更に通常のステレオ・ミックスも2023年最新DSDマスタリングにてSACD層とCD層に収録してある。
DISC 2(高品質Blu-Spec CD2仕様)には 『ピアノ・マン』 期のデモ音源やライヴ音源など、可能な限りの 『ピアノ・マン』 に関連する音源を最新リマスターで収録(16曲中7曲が世界初CD化)。『MY LIVES』 のiTunes版のみでリリースされていた 「ジョセフィン/Josephine (Demo)」 と 「さよなら、アイク牧師/So Long, Reverend Ike」 、そして2021年にリリースされたアナログ盤ボックス・セット 『The Vinyl Collection, Vol. 1』 (輸入盤のみ)で初登場した未発表ライヴ盤 『Live at The Great American Music Hall 1975』 からの5曲を加えた7曲が、このたび世界初CD化が実現した貴重な音源だ。
DISC 3 (DVD) にも 『ピアノ・マン』 に関連する貴重な映像が盛り沢山だ(11曲中8曲が世界初DVD化)。1974年に撮影されたオリジナルの 「ピアノ・マン」 MVのほか、1977年に当時VHSでリリースされたビリー初の映像作品 『BILLY JOEL TONIGHT』 からの4曲など、充実の内容。ファミリー・プロダクション時代の1971年に撮影された最初期のレアな 「エヴリバディ・ラヴズ・ユー・ナウ」 のボーナス収録も今回実現している。
その他盛りだくさんの収録内容に加えて、50年前にUSメディア向けに配布されたプレス・キット復刻レプリカや 「ピアノ・マン」 日本盤7インチ・シングル・ジャケットの復刻レプリカといった貴重なメモラビリアも多数封入されているのも嬉しい。
クアドラフォニック (4ch) ・ミックスについて
~The Quadraphonic Mix sounds like a carnival!(まるでカーニバルのようなサウンド!)~
世界初のSACD化が実現したクアドラフォニック・ミックスが放つサウンドを言葉で表すと、この 「ピアノ・マン」 の一節を借りた表現がまさにピッタリだろう。通常のステレオ・ミックスの制限から解き放たれた音の一つ一つが各々の主張の場を与えられて、前後4つのスピーカーを舞台に、いい意味で暴れまくっている。その華やかな音像はまさにカーニバル状態。ただでさえ壮大だったオーケストレーションがさらに迫力を増した 「さすらいのビリー・ザ・キッド」、教会音楽風の厳かなキーボード・サウンドがスケールアップして鳴り響く 「キャプテン・ジャック」、3本のアコースティック・ギターによるアルペジオの波に包まれる 「僕の故郷」、ドラムを強調したミックスでロックな一面を覗かせる 「ピアノ・マン」 などなど、全曲の一秒一秒が聴きどころと断言できるほど、リスナーを異次元のサウンド体験に誘ってくれる。こんなに凄い“音のお宝”が50年近くも埋もれていたとは、ただただ驚きの一言に尽きる。ビリー・ジョエル・ファンにとっては、ツタンカーメンの黄金マスクの発掘に値するほどの歴史的事件である。
(デラックス・エディション:最新ライナーノーツより抜粋)
『ピアノ・マン 50周年記念デラックス・エディション<SACDマルチ・ハイブリッド盤 7インチ紙ジャケット仕様>』 【3枚組:SACD+CD+DVD】 は、本日2月28日(水)発売。
なお、半世紀に及ぶキャリアを各年代の名演で一望できる、まさに文字通りライヴ版 “ビリー・ザ・ベスト” ともいうべき最新作 『ビリー・ザ・ベスト:ライヴ!』 が<a href="https://SonyMusicJapan.lnk.to/BillyJoel_btb" rel="noopener noreferrer" target="_blank">現在絶賛発売/配信中</a>。本作で先日開催された来日公演の余韻に浸りたい。
最新リリース情報
『ピアノ・マン 50周年記念デラックス・エディション<SACDマルチ・ハイブリッド盤 7インチ紙ジャケット仕様>』(3枚組:SACD+CD+DVD)【完全生産限定盤】
<img src="http://www.sonymusic.co.jp/img/common/artist_image/12101000/12101511/images/202402281054480.jpg" alt="ジャケット写真" width="350" height="350" />
SICP10151-4 税込¥6,600(税抜¥6,000)
▶<a href="https://SonyMusicJapan.lnk.to/BillyJoel_pm50de" rel="noopener noreferrer" target="_blank">購入リンク</a>
DISC1 (SACD)|『ピアノ・マン』 オリジナル・アルバム 【SACDマルチ4chハイブリッド・ディスク仕様】
▶SACD層 (全10曲) Multi 4ch|Stereo 2ch
4chミックス世界初SACD化 2023年DSDマスタリング(クアドラフォニックLP 4chミックス・マスターより)
▶CD層 (全10曲) Stereo 2ch 2023年DSDマスタリング
01. 流れ者の祈り
02. ピアノ・マン
03. 悪くはないさ
04. 僕の故郷
05. さすらいのビリー・ザ・キッド
06. 陽気な放浪者
07. ネバダ・コネクション
08. 愛する言葉に託して
09. 小雨降るパリ
10. キャプテン・ジャック
DISC2 (CD)|レア・トラックス(ライヴ&デモ) 【高品質Blu-spec CD2仕様】
全16曲(うち7曲が世界初CD化)2023年デジタル・リマスター
01. ピアノ・マン(シングル・エディット)
02. 流れ者の祈り(ライヴ - 1972)
03. さすらいのビリー・ザ・キッド(ライヴ - 1972)
04. キャプテン・ジャック(ライヴ - 1972)
05. ジョセフィン(デモ - 1972)★
06. オイスター・ベイ(デモ - 1973)
07. ピアノ・マン(デモ – 1973)
08. ザ・ジークフリード・ライン(デモ - 1973)
09. ニュー・メキシコ(デモ - 1973)
10. クロス・トゥ・ベアー(デモ - 1974)
11. さよなら、アイク牧師 ★
12. 小雨降るパリ(ライヴ - 1975)★
13. 僕の故郷(ライヴ - 1975)★
14. 流れ者の祈り(ライヴ - 1975)★
15. さすらいのビリー・ザ・キッド(ライヴ - 1975)★
16. 悪くはないさ(ライヴ - 1975)★
M2, 3, 4:Live At Sigma Sound Studios, April 15, 1972,
WMMR Radio, Philadelphia, PA
M12, 13, 14, 15:Live at the Great American Music Hall, 1975
★世界初CD化
DISC3 (DVD)|レア・ビデオズ
全11曲(うち8曲が世界初DVD化)
01. ピアノ・マン(1973 オリジナル・ミュージック・ビデオ)●
02. ピアノ・マン(オフィシャル・ミュージック・ビデオ)
03. ピアノ・マン(ライヴ - 1976)●
04. 僕の故郷(ライヴ - 1976)●
05. さすらいのビリー・ザ・キッド(ライヴ - 1976)●
06. キャプテン・ジャック(ライヴ - 1976)●
07. 悪くはないさ(ライヴ・フロム・オールド・グレイ・ホイッスル・テスト1978)
08. 僕の故郷(ライヴ・アット・スパークス1981)●
09. ピアノ・マン(ライヴ・フロム・ロング・アイランド:ナッソー・コロシアム 1982)●
10. さすらいのビリー・ザ・キッド(ライヴ・フロム “リヴァー・オブ・ドリームス” ツアー 1994)
11. エヴリバディ・ラヴズ・ユー・ナウ(オフィシャル・ビデオ 1971)bonus feature ●
M3, 4, 5, 6:Live from ”Billy Joel Tonight” - Connecticut 1976
●世界初DVD化
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豪華仕様と封入特典
■US盤オリジナル・クアドラフォニックLPのアートワークを初復刻した7インチ紙ジャケット
■US盤オリジナル・クアドラフォニックLPのゴールド・レーベルを再現
■1973年アルバム発売時に米コロムビア・レコードが作成したメディア配布用プレス・キットを復刻(リサイズ)
■オリジナルLP(US初版)内袋復刻
■日本盤LPの初版帯を含む4種の帯を復刻(リサイズ)
■日本盤LP初版封入の2つ折りブックレット(リサイズ)
■「ピアノ・マン」 日本盤7インチ・シングル・ジャケット復刻(実寸大)
■『ピアノ・マン』 レガシー・エディション(2011年)カラー24Pブックレット
■モノクロ日本語ブックレット
●2024年新規ライナーノーツ
●2021年のビリー本人による 『ピアノ・マン』 セルフ・ライナーノーツ翻訳
●2011年レガシー・エディション・ブックレット翻訳
●1973年USプレス・キット翻訳
●1973年日本盤初回発売時ライナーノーツ
●歌詞・対訳
関連リリース情報
「ターン・ザ・ライツ・バック・オン|Turn The Lights Back On」 ※ 17年振りの新曲
<img src="http://www.sonymusic.co.jp/img/common/artist_image/12101000/12101511/images/202402012158220.jpg" alt="ジャケット写真" width="350" height="350" />
▶<a href="https://BillyJoelJP.lnk.to/TtLBO" rel="noopener noreferrer" target="_blank">「Turn The Lights Back On」 を今すぐ聴く</a>
「Turn The Lights Back On」 (Official Music Video)
<iframe src="https://www.youtube.com/embed/UOf6CMbHPuA?si=VABxl1kNTKj4F_QQ" frameborder="0" width="560" height="420"></iframe>
<a href="https://youtu.be/UOf6CMbHPuA?si=VABxl1kNTKj4F_QQ">https://youtu.be/UOf6CMbHPuA?si=VABxl1kNTKj4F_QQ</a>
『ビリー・ザ・ベスト:ライヴ!|Live Through The Years -Japan Edition-』
<img src="http://www.sonymusic.co.jp/img/common/artist_image/12101000/12101511/images/202402012158450.jpg" alt="ジャケット写真" width="350" height="350" />
■高品質Blu-spec CD2仕様
■2枚組全32曲収録(うち世界初CD化13曲、日本初CD化6曲)
■2023年最新マスタリング
■歌詞・対訳・解説付
NOW AVAILABLE(2023年12月20日(水)CD発売/デジタル配信)
※フィジカル商品:CD2枚組|品番SICP31669-31770 税込¥3,000(税抜価格¥2,727)
▶<a href="https://www.sonymusic.co.jp/artist/BillyJoel/info/557731" rel="noopener noreferrer" target="_blank">収録内容詳細</a>
▶<a href="https://SonyMusicJapan.lnk.to/BillyJoel_btb" rel="noopener noreferrer" target="_blank">購入/ストリーミング再生リンク</a>
ビリー・ジョエル プロフィール
アアメリカのNY州サウス・ブロンクス出身(1949年5月9日 生まれ)。ポップなメロディーと都会的なコンテンポラリー・サウンドに加え、現代に暮らす人々のありふれた苦悩や葛藤、生きる喜びなどを等身大かつリアルな筆致で切り取った歌詞が特徴的で、1970年代後半から1990年代前半にかけて世界的ヒットを連発。
クラシックの素養を持ちながら庶民的な “味” も出せるピアノのスタイルと、情感豊かにドラマを語れるシンガーとしての技量を併せ持ち、今なお世界中で愛され続ける唯一無二の 「ピアノ・マン」。これまでに、『ニューヨーク52番街』 でのアルバム・オブ・ジ・イヤー、「素顔のままで」でのソング・オブ・ジ・イヤーとレコード・オブ・ジ・イヤー、そして栄えあるグラミー・レジェンド賞を含む6つのグラミー賞を獲得(ノミネートは23回)しており、全世界で1億6千万枚以上のレコード・セールスを記録。アメリカでのレコード総売上第6位のアーティスト(ソロ・アーティストとしては第3位)となっている。
ロックンロールの殿堂とソングライターの殿堂入りも果たしており、『ムーヴィン・アウト』でトニー賞を受賞した他、米国議会図書館ガーシュウィン賞のポピュラー・ソング部門、ASCAP(米国作曲家作詞家出版者協会)のセンテニアル・アワード(100年に1回与えられる)も受賞した。
さらにはケネディ・センター名誉賞受賞者でもあり、ハリウッド・ウォーク・オブ・フェイムの「星」も獲得している。代表曲は、「ピアノ・マン」、「素顔のままで」、「アップタウン・ガール」、「ストレンジャー」、「オネスティ」ほか。
わかりやすい言葉をはっきりした発音で歌うビリーの歌唱スタイルと、独特な哀感を帯びた美しく親しみやすいメロディーは、日本人の感性にもストレートに響き、英語が完璧に分からずとも全ての “普通の人々” がそれぞれに情景を思い浮かべて自身の思い出を重ねることが出来る様な<人生のサウンドトラック>たりうる普遍性を持っている。ビートルズやカーペンターズらと並び、洋楽史上最も日本人に愛される海外アーティストの一人として、ビリー・ジョエルの作品はここ日本でも時代と世代を超えて生き続けている。
2023年、『ピアノ・マン』 リリース50周年を記念して、50年前のシングル発売日である11月2日(=“いい譜”)が<ビリー・ジョエル 「ピアノ・マン」 の日>として、日本記念日協会により正式に認定された。 2024年1月24日に、16年ぶり一夜限りとなる東京ドーム公演が実現、日本のファンを歓喜させた。
2024-02-28
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17年ぶりの新曲 「Turn the Lights Back On (ターン・ザ・ライツ・バック・オン) 」 のMUSIC VIDEOが公開!
http://www.sonymusic.co.jp/artist/BillyJoel/info/560698
<iframe style="display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" src="https://www.youtube.com/embed/UOf6CMbHPuA?si=VABxl1kNTKj4F_QQ" frameborder="0" width="560" height="420"></iframe>
1970年代後半から90年代前半にかけて 「素顔のままで」、「ストレンジャー」、「オネスティ」、「アップタウン・ガール」 など数々の世界的ヒット曲を放ち、今なお日本でも絶大な人気をほこる唯一無二の<ピアノ・マン>=ビリー・ジョエル。1993年発表のアルバム 『リヴァー・オブ・ドリームス』 を最後にレコーディング・アーティストとしての第一線をしりぞいてから、早や30年の年月が流れた。もちろん、ライヴ・パフォーマーとしては今日に至るまで現役であり続けており、豊富なレパートリーの中から編まれる変幻自在のセットリストで世界中のファンを魅了し続けているのはご存じのとおり。先日1月24日(水)に開催された16年ぶり一夜限りの来日公演では、日本のファンへの目配せも完璧なセットリストで、満員の東京ドームを魅了したばかりだ。(<a href="https://www.sonymusic.co.jp/artist/BillyJoel/info/560033">オフィシャル来日公演レポート</a>)
東京ドーム公演直前の1月23日(火)に突然、実に17年ぶりとなる新曲をリリースすることを発表し、日本のファンのみならず世界中のファンを驚喜させたあと、2月1日(木)夜に公開となった新曲 「Turn the Lights Back On」 は、「オネスティ」、「シーズ・オールウェイズ・ウーマン」、「ピアノ・マン」 といった永遠の名曲の数々を彷彿させる、これぞビリー・ジョエルというべき名バラードとなっており、世界中で大きな反響を呼んだ。
なお、ビリーは現地時間の2月4日(日)に開催された第66回グラミー賞授賞式に出演し、この <a href="https://www.grammy.com/videos/billy-joel-laufey-2024-grammys-performance-turn-the-lights-back-on-66th-annual-grammy-awards" rel="noopener noreferrer" target="_blank">「Turn the Lights Back On」 を世界初生披露</a> 、更には2月9日(金)に行われたマディソン・スクエア・ガーデン公演でも地元ファンの前で新曲を披露していたが、本日2月16日(金)、Official Music Video が公開となった。
Music Videoの冒頭では、1993年発表のラスト・スタジオ・アルバム 『リヴァー・オブ・ドリームス』 で最後に書かれた 「Famous Last Words (ラスト・ワーズ)」 の楽譜が映し出される。ピアノに対峙したビリーがその楽譜をめくり、新曲のイントロを奏で始める*。その光景は、ビリー自身が歌詞の出だし (”Please open the door”) に呼応するかのように、長年閉ざしていたドアを開けているかのようだ。
歌が始まると、CGで見事に再現された1970年代のビリー、1980年代のビリー、1990年代のビリーがこの新曲を歌い継ぎ、懐かしい映像が挟み込まれながら現在のビリーに再びリレーが戻ってくる形で構成されており、世界中のファンが、ビリーと歩んだこの50年を追体験できる感動的な内容となっている。
“今はなぜか失ってしまったけれど、かつて僕たちの間には魔法があった”
“ずいぶん時間がかかってしまったけれど、ようやく僕はここにたどり着いた”
“もういちど明かりを灯 (とも) すのを、僕は待ち過ぎてしまったのかな?”
と歌われる歌詞は、普通に考えれば、別れた恋人もしくは妻との関係を修復しようとする男の心情が歌われているようだが、全盛期のビリーとかつてのファンとの関係に置き換えても成立し、ファンへの隠れたメッセージとして捉えることもできる。
*このことから、2007年リリースの2曲はビリー的には例外の位置づけで、1993年に終えた作詞(・作曲)活動を踏襲する位置づけとして今回の作品が用意されたものと考えられる。
関連動画
「Turn The Lights Back On」 (Official Music Video)
<iframe src="https://www.youtube.com/embed/UOf6CMbHPuA?si=VABxl1kNTKj4F_QQ" frameborder="0" width="560" height="420"></iframe>
<a href="https://youtu.be/UOf6CMbHPuA?si=VABxl1kNTKj4F_QQ" target="_blank">https://youtu.be/UOf6CMbHPuA?si=VABxl1kNTKj4F_QQ</a>
リリース情報
「ターン・ザ・ライツ・バック・オン|Turn The Lights Back On」 ※ 17年振りの新曲
<img title="ビリー・ジョエル「Turn The Lights Back On」 Digitalシングル・ジャケット写真 " src="https://www.sonymusic.co.jp/img/common/artist_image/12101000/12101511/images/202401231100310.jpg" alt="ビリー・ジョエル「Turn The Lights Back On」 Digitalシングル・ジャケット写真 " width="250" height="250" />
▶<a href="https://BillyJoelJP.lnk.to/TtLBOAW" rel="noopener noreferrer" target="_blank">「Turn The Lights Back On」 を今すぐ聴く</a>
『ビリー・ザ・ベスト:ライヴ!|Live Through The Years:Japan Edition』
<img title="『ビリー・ザ・ベスト:ライヴ!|Live Through The Years -Japan Edition-』ジャケット写真" src="https://www.sonymusic.co.jp/img/common/artist_image/12101000/12101511/images/202311091047060.jpg" alt="『ビリー・ザ・ベスト:ライヴ!|Live Through The Years -Japan Edition-』ジャケット写真" width="250" height="250" />
■高品質Blu-spec CD2仕様
■2枚組全32曲収録(うち世界初CD化13曲、日本初CD化6曲)
■2023年最新マスタリング
■歌詞・対訳・解説付
NOW AVAILABLE ON CD AND DIGITAL(2023年12月20日(水)CD発売/デジタル配信)
※フィジカル商品:CD2枚組|品番SICP31669-31770 税込¥3,000(税抜価格¥2,727)
▶<a href="https://www.sonymusic.co.jp/artist/BillyJoel/info/557731">収録内容詳細はコチラ</a>
▶<a href="https://sonymusicjapan.lnk.to/BillyJoel_btbAW" rel="noopener noreferrer" target="_blank">購入/再生はこちら</a>
『ピアノ・マン 50周年記念デラックス・エディション<SACDマルチ・ハイブリッド盤 7インチ紙ジャケット仕様>』(3枚組:SACD+CD+DVD)【完全生産限定盤】
<img title="ビリー・ジョエル『ピアノ・マン 50周年記念デラックス・エディション<SACDマルチ・ハイブリッド盤 7インチ紙ジャケット仕様>』ジャケット写真" src="https://www.sonymusic.co.jp/img/common/artist_image/12101000/12101511/images/202401150947500.jpg" alt="ビリー・ジョエル『ピアノ・マン 50周年記念デラックス・エディション<SACDマルチ・ハイブリッド盤 7インチ紙ジャケット仕様>』ジャケット写真" width="250" height="250" />
2024年2月28日発売:SICP10151-4 税込¥6,600(税抜¥6,000)
▶<a href="https://www.sonymusic.co.jp/artist/BillyJoel/info/559671">収録内容ほか詳細はコチラ</a>
関連リンク
▶<a href="https://www.sonymusic.co.jp/artist/BillyJoel/page/pianoman50" rel="noopener noreferrer" target="_blank">日本のソニー・ミュージックの<ピアノ・マン50周年×来日記念>特設ページはこちら</a>
2024-02-16
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メディア情報更新(Rolling Stone Japan)
http://www.sonymusic.co.jp/artist/BillyJoel/info/560278
メディア情報を更新しました。
2024-02-02
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これぞビリー・ジョエル。「オネスティ」 や 「シーズ・オールウェイズ・ア・ウーマン」 といった永遠の名曲を彷彿させる新たな名バラードが誕生!17年ぶりの新曲 「Turn the Lights Back On (ターン・ザ・ライツ・バック・オン) 」 が本日より配信開始。リリック・ビデオも同時公開。
http://www.sonymusic.co.jp/artist/BillyJoel/info/560272
<iframe style="display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" src="https://www.youtube.com/embed/hexZ5hwia08?si=QK_0dnHqnopKYZ0l" frameborder="0" width="560" height="420"></iframe>
1970年代後半から90年代前半にかけて 「素顔のままで」、「ストレンジャー」、「オネスティ」、「アップタウン・ガール」 など数々の世界的ヒット曲を放ち、今なお日本でも絶大な人気をほこる唯一無二の<ピアノ・マン>=ビリー・ジョエル。1993年発表のアルバム 『リヴァー・オブ・ドリームス』 を最後にレコーディング・アーティストとしての第一線をしりぞいてから、早や30年の年月が流れた。もちろん、ライヴ・パフォーマーとしては今日に至るまで現役であり続けており、豊富なレパートリーの中から編まれる変幻自在のセットリストで世界中のファンを魅了し続けているのはご存じのとおり。先日1月24日(水)に開催された16年ぶり、一夜限りの来日公演では、日本のファンへの目配せも完璧なセットリストで、満員の東京ドームを魅了した。(<a href="https://www.sonymusic.co.jp/artist/BillyJoel/info/560033" rel="noopener noreferrer" target="_blank">オフィシャル来日公演レポート</a>)
東京ドーム公演直前の1月23日(火)に突然、実に17年ぶりとなる新曲をリリースすることを発表し、日本のファンのみならず世界中のファンを驚喜させたビリーだったが、遂に本日、その新曲 「Turn the Lights Back On」 の配信がスタート、リリック・ビデオも同時公開となった。
“Please open the door(ドアを開けてくれないか?お願いだから)” とパワフルな歌声で始まる意表を突く出だし。いきなりのビリー節炸裂に心を鷲掴みにされる。ピアノのみのシンプルな演奏をバックに、往年のビリー流バラードを淡々と歌い上げるビリー。サビに入ると展開される、「シーズ・オールウェイズ・ア・ウーマン」 や 「夏、ハイランドフォールズにて」 で聞かれたギターのアルペジオを模した流麗なピアノ演奏の再来。この1番はまるで、かつてのファン1人1人とビリーとのパーソナルな音空間を楽しんでもらうかのように用意された至高の77秒間だ。
2番に入り、バンド演奏とストリングスが加わり、美しくも荘厳な調べを盛り上げる。その演奏に負けないようにビリーのヴォーカルもシャウトしていく。かつての 「オネスティ」 がそうだったように。
間奏に入ると、クラシカルでありながらキャッチーで美しいカウンター・メロディの出現で、さらに耳を奪われる(どこかで聴いたことがあるような調べ……「!」。これはあの 「ピアノ・マン」 の間奏!?もしかしてセルフ・オマージュの可能性もあるのでは)。様々な仕掛けが詰め込まれた極上のバラード。「これぞ、ビリー・ジョエル!」 という素晴らしい出来栄えではないか。
“もういちど明かりを灯 (とも) すのを、僕は待ち過ぎてしまったのかな?” と歌われる歌詞は、普通に考えれば、別れた恋人もしくは妻との関係を修復しようとする男の心情が歌われているようだが、全盛期のビリーとかつてのファンとの関係に置き換えても成立し、ファンへの隠れたメッセージとして捉えることもできる。
新曲発表のニュースと同時に公開された<a href="https://www.youtube.com/watch?v=1IxMN3cW8DU" rel="noopener noreferrer" target="_blank">ティーザー映像</a>をよく見ると、冒頭に、1993年発表のラスト・スタジオ・アルバム 『リヴァー・オブ・ドリームス』 で最後に書かれた 「Famous Last Words (ラスト・ワーズ)」 の楽譜が映し出される。ピアノに対峙したビリーがその楽譜をめくり、新曲のイントロ*を弾く。その光景は、ビリー自身が歌詞の出だし (”Please open the door”) に呼応するかのように、長年閉ざしていたドアを開けているかのようだ**。
30年前のポピュラー音楽との決別宣言を撤回するようでちょっと照れくさそうにドアを開く70代のビリー・ジョエルを、満面の笑みで出迎えたい。
「おかえり、ビリー」 。
文:ソリアーノ・タナカ
*2月1日に全世界に同時公開されたヴァージョンは <ラジオ・エディット>(3分59秒)とのことなので、イントロはカットされているようだ。アメリカで発売される限定7インチ・シングルは収録時間4分21秒のエクステンド・ヴァージョンなので、恐らくイントロも存在していると思われる。
**このことから、2007年リリースの2曲はビリー的には例外の位置づけで、1993年に終えた作詞(・作曲)活動を踏襲する位置づけとして今回の作品が用意されたものと考えられる。
この曲のプロデュースを手掛けたのは、セリーヌ・ディオンやアリアナ・グランデへの楽曲提供で知られるグラミー受賞ソングライター/プロデューサーのFreddy Wexler(フレディ・ウェクスラー)。作詞作曲にはウェクスラー、Arthur Bacon(アーサー・ベーコン)、Wayne Hector(ウェイン・ヘクター)、ビリー・ジョエル本人があたった。
なお、ビリーは、現地時間2024年2月4日に米ロサンゼルスで開催される第66回グラミー賞に出演し、パフォーマンスを行うことが既に報じられている(ビリーがグラミー賞授賞式に出演するのは2002年以来年ぶり)。新曲 「Turn The Lights Back On」 の世界初生披露はあるのか?今から期待が膨らむ。
プレイリスト:ビリー・ジョエル 東京ドーム公演2024 セットリスト +1
17年ぶりの新曲 「Turn the Lights Back On」 を追加してヴァージョン・アップ!
2024年1月24日(水)、東京ドームでの一夜限りの来日公演セットリストのプレイリストが公開中。
新旧の名曲たちをシームレスにお楽しみください。
<img src="http://www.sonymusic.co.jp/img/common/artist_image/12101000/12101511/images/202402012200540.jpg" alt="プレイリスト用ジャケット写真" width="350" height="350" />
▶<a href="https://BillyJoelJP.lnk.to/Setlist2024" rel="noopener noreferrer" target="_blank">プレイリストを今すぐ聴く</a>
※プレイリストのヴァージョン・アップのタイミングはサービスによって前後する可能性がございます。
※一部サービスではプレイリストがヴァージョン・アップされない場合がございます。
<2024年1月24日(水)東京ドーム公演セットリスト>
1. My Life / マイ・ライフ(冒頭にベートーヴェン「交響曲第9番」を演奏)
2. Movin’ Out (Anthony’s Song) / ムーヴィン・アウト
3. The Entertainer / エンターテイナー
4. Honesty / オネスティ
5. Zanzibar / ザンジバル(冒頭に 「さくらさくら」 の一節)
6. An Innocent Man / イノセント・マン(冒頭にザ・ローリングストーンズ 「Start Me Up」 をビリーがモノマネ歌唱)
7. The Longest Time / ロンゲスト・タイム(冒頭にトーケンズ 「ライオンは寝ている」 を歌唱)
8. Don’t Ask Me Why / ドント・アスク・ミー・ホワイ
9. Vienna / ウィーン
10. Keeping The Faith / キーピン・ザ・フェイス
11. Allentown / アレンタウン
12. New York State of Mind / ニューヨークの想い
13. The Stranger / ストレンジャー
14. Say Goodbye to Hollywood / さよならハリウッド
15. Sometimes a Fantasy / 真夜中のラブ・コール
16. Only the Good Die Young / 若死にするのは善人だけ
17. The River of Dreams / リヴァー・オブ・ドリームス(ブレイクにバンド・メンバーのクリスタル・ タリエフェロがアイク&ティナ・ターナーの 「River Deep, Mountain High」 を歌唱)
18. Nessun dorma / 誰も寝てはならぬ(バンド・メンバーのマイク・デルジュディスがイタリアン・オペラの有名アリアを歌唱)
19. Scenes From an Italian Restaurant / イタリアン・レストランで
20. Piano Man / ピアノ・マン
(アンコール)
21. We Didn’t Start the Fire / ハートにファイア
22. Uptown Girl / アップタウン・ガール
23. It’s Still Rock and Roll to Me / ロックン・ロールが最高さ
24. Big Shot / ビッグ・ショット
25. You May Be Right / ガラスのニューヨーク(アウトロにレッド・ツェッペリン 「Rock and Roll」 を演奏)
関連動画
■「Turn The Lights Back On」 (Officialリリック・ビデオ)
<iframe src="https://www.youtube.com/embed/hexZ5hwia08?si=eFhDZxqNG4aYEcnw" frameborder="0" width="560" height="420"></iframe>
<a href="https://youtu.be/hexZ5hwia08?si=eFhDZxqNG4aYEcnw">https://youtu.be/hexZ5hwia08?si=eFhDZxqNG4aYEcnw</a>
リリース情報
「ターン・ザ・ライツ・バック・オン|Turn The Lights Back On」 ※ 17年振りの新曲
<img src="http://www.sonymusic.co.jp/img/common/artist_image/12101000/12101511/images/202402012158220.jpg" alt="ジャケット写真" width="350" height="350" />
2024年2月1日発売【デジタル配信/7インチVinyl (輸入盤のみ)】
▶<a href="https://BillyJoelJP.lnk.to/TtLBO" rel="noopener noreferrer" target="_blank">「Turn The Lights Back On」 を今すぐ聴く</a>
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『ビリー・ザ・ベスト:ライヴ!|Live Through The Years:Japan Edition』
<img src="http://www.sonymusic.co.jp/img/common/artist_image/12101000/12101511/images/202402012158450.jpg" alt="ジャケット写真" width="350" height="350" />
■高品質Blu-spec CD2仕様
■2枚組全32曲収録(うち世界初CD化13曲、日本初CD化6曲)
■2023年最新マスタリング
■歌詞・対訳・解説付
NOW AVAILABLE ON CD AND DIGITAL(2023年12月20日(水)CD発売/デジタル配信)
※フィジカル商品:CD2枚組|品番SICP31669-31770 税込¥3,000(税抜価格¥2,727)
‣<a href="https://www.sonymusic.co.jp/artist/BillyJoel/info/557731" rel="noopener noreferrer" target="_blank">収録内容詳細はコチラ</a>
‣<a href="https://SonyMusicJapan.lnk.to/BillyJoel_btb" rel="noopener noreferrer" target="_blank">購入/ストリーミング再生リンクはコチラ </a>
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『ピアノ・マン 50周年記念デラックス・エディション<SACDマルチ・ハイブリッド盤 7インチ紙ジャケット仕様>』(3枚組:SACD+CD+DVD)【完全生産限定盤】
<img src="http://www.sonymusic.co.jp/img/common/artist_image/12101000/12101511/images/202402012230510.jpg" alt="商品展開図" width="350" height="215" />
2024年2月28日発売:SICP10151-4 税込¥6,600(税抜¥6,000)
‣<a href="https://www.sonymusic.co.jp/artist/BillyJoel/info/559671" rel="noopener noreferrer" target="_blank">収録内容ほか詳細はコチラ</a>
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関連リンク
●<a href="http://www.billyjoel.com/" rel="noopener noreferrer" target="_blank">本国のアーティスト公式ページ</a>
●<a href="https://www.sonymusic.co.jp/artist/BillyJoel/page/pianoman50" rel="noopener noreferrer" target="_blank">日本のソニー・ミュージックの<ピアノ・マン50周年×来日記念>特設ページ </a>
●<a href="http://www.sonymusic.co.jp/artist/BillyJoel/" rel="noopener noreferrer" target="_blank">日本のソニー・ミュージックのアーティスト公式ページ</a>
ビリー・ジョエル プロフィール
アメリカのNY州サウス・ブロンクス出身(1949年5月9日 生まれ)。ポップなメロディーと都会的なコンテンポラリー・サウンドに加え、現代に暮らす人々のありふれた苦悩や葛藤、生きる喜びなどを等身大かつリアルな筆致で切り取った歌詞が特徴的で、1970年代後半から1990年代前半にかけて世界的ヒットを連発。
クラシックの素養を持ちながら庶民的な “味” も出せるピアノのスタイルと、情感豊かにドラマを語れるシンガーとしての技量を併せ持ち、今なお世界中で愛され続ける唯一無二の「ピアノ・マン」。これまでに、『ニューヨーク52番街』 でのアルバム・オブ・ジ・イヤー、「素顔のままで」 でのソング・オブ・ジ・イヤーとレコード・オブ・ジ・イヤー、そして栄えあるグラミー・レジェンド賞を含む6つのグラミー賞を獲得(ノミネートは23回)しており、全世界で1億6千万枚以上のレコード・セールスを記録。アメリカでのレコード総売上第6位のアーティスト(ソロ・アーティストとしては第3位)となっている。
ロックンロールの殿堂とソングライターの殿堂入りも果たしており、『ムーヴィン・アウト』でトニー賞を受賞した他、米国議会図書館ガーシュウィン賞のポピュラー・ソング部門、ASCAP(米国作曲家作詞家出版者協会)のセンテニアル・アワード(100年に1回与えられる)も受賞した。
さらにはケネディ・センター名誉賞受賞者でもあり、ハリウッド・ウォーク・オブ・フェイムの「星」も獲得している。代表曲は、「ピアノ・マン」、「素顔のままで」、「アップタウン・ガール」、「ストレンジャー」、「オネスティ」ほか。
わかりやすい言葉をはっきりした発音で歌うビリーの歌唱スタイルと、独特な哀感を帯びた美しく親しみやすいメロディーは、日本人の感性にもストレートに響き、英語が完璧に分からずとも全ての “普通の人々” がそれぞれに情景を思い浮かべて自身の思い出を重ねることが出来る様な<人生のサウンドトラック>たりうる普遍性を持っている。ビートルズやカーペンターズらと並び、洋楽史上最も日本人に愛される海外アーティストの一人として、ビリー・ジョエルの作品はここ日本でも時代と世代を超えて生き続けている。
2023年、『ピアノ・マン』リリース50周年を記念して、50年前のシングル発売日である11月2日(=“いい譜”)が<ビリー・ジョエル「ピアノ・マン」の日>として、日本記念日協会により正式に認定された。 そして2024年1月24日に、16年ぶり一夜限りとなる東京ドーム公演が実現、日本のファンを歓喜させた。
2024-02-01
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ビリー・ジョエルの超貴重な直筆サインが当たる!17年ぶりの新曲「Turn The Lights Back On」リリース記念キャンペーン
http://www.sonymusic.co.jp/artist/BillyJoel/info/560204
<img style="margin: 10px auto; display: block;" src="http://www.sonymusic.co.jp/img/common/artist_image/12101000/12101511/images/20240202_jk_.jpg" alt="" width="480" height="480" />
ビリー・ジョエル17年振りの新曲「Turn The Lights Back On」のリリースを記念して、超貴重な本人直筆サインが当たるキャンペーンを開催!
ソニーミュージック洋楽のX(旧Twitter)アカウント<@INTSonyMusicJP>をフォローの上、期間中にハッシュタグ「#ビリー・ジョエル17年ぶりの新曲」付きで「Turn The Lights Back On」を聴いた感想をご投稿いただいた方の中から、厳選なる選考の上で2名様にビリー・ジョエル直筆サイン入りCDジャケットカバーをプレゼント 。
※ご応募にはXのアカウントが必要となります。
※プレゼントはジャケットカバーのみとなり、CD本体やケースは付属しません。
プレゼント詳細
本人直筆サイン入り 『ビリー・ザ・ベスト:ライヴ!』 ジャケットカバー
※CD本体やケースは付属しません
<img style="margin-top: 10px; margin-bottom: 10px;" src="http://www.sonymusic.co.jp/img/common/artist_image/12101000/12101511/images/20240202_jk.jpg" alt="" width="300" height="300" />
応募方法
▽STEP1
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▽STEP2
ソニーミュージック洋楽アカウント<<a href="https://twitter.com/INTSonyMusicJP" rel="noopener noreferrer" target="_blank">@INTSonyMusicJP</a>>をフォロー
▽STEP3
新曲「Turn The Lights Back On」を聴いた感想をハッシュタグ「#ビリー・ジョエル17年ぶりの新曲」付きでポストして応募完了!
当選人数
2名様
応募締切
2024年2月15日 (木)23時59分
当選案内方法
2024年2月22日 (木)までに当選者にのみX(旧Twitter)のDMでお知らせいたします。
下記の注意事項を最後までよくお読みになり、ご理解・ご了承の上でご応募ください。
注意事項
<ご応募の前にお読みください>
ご応募は日本在住の方に限らせていただきます/This contest and subscription is open only to legal residents of Japan.
お一人様につき何回でもご応募可能ですが、抽選対象となるのはお1人様1投稿までとなります。
【応募方法】にある要件を満たされた方のみが抽選の対象となります。
当選の発表は、2月22日までに当選者の方にのみXのDMでご案内させていただく予定です。
ご当選者には賞品発送のためのご連絡先(氏名・住所・電話番号等)を専用メールアドレスまでお送りいただきます。
ドメイン指定をしている方は【sonymusic.co.jp】の受信設定をお願いいたします。メールアドレスを変更された場合の対応はいたしかねます。
抽選の当落に関する質問は一切お受けできませんので、予めご了承ください。
当選の権利および賞品は当選者様ご本人のものとし、換金・譲渡はできません。
個人情報の取り扱いに関して
弊社は、応募の際にお預かりした個人情報(お名前、メールアドレスなど)は、賞品の発送に関するご連絡以外の目的には使用いたしません。
弊社はご提供いただいた個人情報を上記目的に関連する業務を処理するために、他社に委託する場合があります。 その場合、当該委託先においても弊社と同等以上の厳格な個人情報管理が行われることを要請いたします。
なお、公開期間終了後、これらの個人情報は、復活不可能な形で破棄させていただきます。
弊社は今回ご応募頂いた個人情報を収集開始から6ヶ月を超えて保有することはございません。
お問合せ先
本キャンペーンに関するお問合せは smjipresent@sonymusic.co.jp までお願いいたします。
【ビリー・ジョエル 東京ドーム公演2024 セットリスト +1】
<img style="margin-top: 10px; margin-bottom: 10px;" title="ビリー・ジョエル 来日公演セットリスト画像" src="https://www.sonymusic.co.jp/img/common/artist_image/12101000/12101511/images/BillySetlistC.jpg" alt="ビリー・ジョエル 来日公演セットリスト画像" width="250" height="250" />
<a href="https://billyjoeljp.lnk.to/Setlist2024AW" target="_blank">プレイリストの再生・保存はコチラ</a>
17年ぶりの新曲 「Turn the Lights Back On」 を追加してヴァージョン・アップ! 2024年1月24日、東京ドームでの一夜限りの来日公演セットリストのプレイリストが公開中。新旧の名曲たちをシームレスにお楽しみください。
※プレイリストのヴァージョン・アップのタイミングはサービスによって前後する可能性がございます。
※一部サービスではプレイリストがヴァージョン・アップされない場合がございます。
2024-02-02
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メディア情報更新(Rolling Stone Japan)
http://www.sonymusic.co.jp/artist/BillyJoel/info/560061
メディア情報を更新しました。
2024-01-26
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16年振り、一夜限りの来日公演最速レポートが到着。昨夜の公演セットリストのプレイリストも、各ストリーミングサービスで公開中!
http://www.sonymusic.co.jp/artist/BillyJoel/info/560033
<img style="display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" title="ビリー・ジョエル 2024年1月24日東京ドーム公演ライヴ写真" src="http://www.sonymusic.co.jp/img/common/artist_image/12101000/12101511/images/202401251229130.jpg" alt="ビリー・ジョエル 2024年1月24日東京ドーム公演ライヴ写真" width="500" height="334" />
Photo by Masanori Doi
「ピアノ・マン」 の詞世界の如く、数々のメロディに酔いしれた2時間22分
1970年代末から90年代前半にかけて 「素顔のままで」、「ストレンジャー」、「オネスティ」、「アップタウン・ガール」 など、数々のヒット曲を放ち、日本でも絶大な人気を誇ったビリー・ジョエル。1993年発表のアルバム 『リヴァー・オブ・ドリームス』 を最後にレコーディング・アーティストとしての第一線を退き、自身のルーツであるクラシック音楽へ回帰してから、早や30年の年月が流れた。ただ、生粋のエンターテイナーであるビリーは、ライヴ・パフォーマーとしては今日に至るまで現役であり続けており、豊富なレパートリーの中から編まれる変幻自在のセットリストで世界中のファンを魅了し続けている。2014年1月にスタートした、エンターテインメント界で最も有名な会場、マディソン・スクエア・ガーデン(MSG)でのレジデンシー公演(月1回開催の定期コンサート)は、現在のビリーのライヴ活動を象徴するロングラン公演だ。そのMSGでの公演の合間に組み込まれた、久々の日本公演が昨夜(1月24日水曜日)、東京ドームで実現した。
‘One Night Only’(一夜限り)と銘打たれた今回の日本公演は、実に16年振りの開催(12度目の来日/通算55公演目)。たった一夜のチケットは即座にソールドアウトとなり、プラチナ・チケットを手にしたビリー・ファンが日本全国から集結、東京ドームを埋め尽くした。ビリー全盛期からのファンはもちろん、10代や20代のファンの姿もあり、幅広い世代から愛されているビリーの音楽の普遍性を垣間見る客層だった。
午後5時半、開場。席に着き開演を待ち受ける観客は、前日の23日に突如発表された新曲 「Turn The Lights Back On」(2月1日リリース)への関心が高かったようだ。日本公演前日のタイミングで、このような驚きのアナウンスをするとは、ビリーも心憎いことをしてくれるではないか。
「(新曲を) 演奏してくれるのでは?」
と期待を寄せるのはファンであれば当然であろう。
午後7時3分、ほぼ定刻通りにショーの始まりを告げる映画 『ナチュラル』 のテーマ曲が流れ、その厳かで優しい調べに会場が包まれる中、客電が落ち、いよいよショーがスタート。ステージのど真ん中に配置されたピアノに黒のジャケット姿のビリーが向かうとオーディエンスのボルテージは一気に高まり、アリーナは総立ち状態に。スマホでの撮影が許可されたドーム内は、久々のビリーの姿を記録しようとレンズが一斉にステージに向けられた。
注目の1曲目は1978年秋のヒット曲 「マイ・ライフ」。ベートーベンの 「第九」 を交えたイントロに続き、久々のビリーの歌声が会場内に響き渡ると歓声が沸いた。74歳になるビリーだが、独特のパワフルな声は今も健在。そして、間奏前にシャウトする日本語 「バカヤロウ!」 も健在だった。これは1978年の初来日時に覚えた日本語で、その年の秋に始まった 『ニューヨーク52番街』 のツアーから披露されている46年物の伝統芸である。1曲目が終わり、拍手喝采が巻き起こる中、間髪入れずにアップテンポの 「ムーヴィン・アウト」 へ突入。こちらも1978年春のヒット曲。トニー賞に輝いたブロードウェイ・ミュージカルのタイトル曲でもある。途中、ピアノが回転し始め、全方向の観客がビリーの顔を拝めるよう配慮されていた(この演出はコンサートの終わりまで続き、右回転、左回転と360度、メリーゴーランドの如く、ビリーは回転していた)。
オープニングの2曲を終えるとビリーは 「ミナサン、コンバンハ。ヒサシ、ブリデス。ドウモ、アリガトウ」 と日本語で挨拶。他にも 「サイゴマデ、タノシンデ、クダサイ」 と、長めの日本語も披露するなど、久々の日本公演を特別な一夜にしたいとのビリーの意気込みが感じられた。
セットリストも日本のファンを意識した特別感溢れるものだった。4曲目には日本では特に人気の高いバラード 「オネスティ」 を披露。ここ10年間でわずか6回しか演奏されていないレアな選曲だ。曲が始まると、あちらこちらでスマホのライトが灯され、ドーム内に幻想的な光景が広がった。また、日本だけで1978年に大ヒットした 「ストレンジャー」 も演奏。日本公演では必ずプレイしてくれるので、聴けるのが当たり前と思われがちだが、世界的にはこちらもここ10年の223公演でわずか18回しか演奏されていない、中々のレア・ナンバーだ。その 「ストレンジャー」 に続いてお披露目された 「さよならハリウッド」 も日本では初来日公演以来、久々に演奏されたちょっと意表をつく選曲だった。
観客を喜ばせるビリーのショーマンシップも相変わらずで、かつてはブルース・スプリングスティーンやポール・マッカートニーそっくりの歌声でモノマネを披露していたが、昨夜は形態模写をお披露目する場面があった。
5曲を終えたところでピアノを離れたビリーは、センター・マイクに向かい 「俺はミック・ジャガーじゃないぜ」 と一言。観客の笑いを誘ったかと思うと、ローリング・ストーンズのヒット曲 「Start Me Up」 のイントロが場内に轟き、ミックの特徴的な動きを巧みに真似て見せ、観客は大ウケ。そのままサビまで歌い切り、大いに盛り上がった。
センター・マイクでは、大ヒット・アルバム 『イノセント・マン』 からタイトル曲と 「ロンゲスト・タイム」 の2曲が披露された。後者では、バンド・メンバーも各自の楽器を離れ、ビリーと横並びでマイクに向かい、アカペラ・スタイルの素晴らしいコーラス・ワークでビリーのリード・ボーカルに華を添えた。
その光景からも明らかな通り、昨夜もビリーを支えたバック・バンドの面々は実に多才な顔ぶれが集まっている。1982年からの最古参メンバーのマーク・リヴェラは 「ニューヨークの想い」 で圧巻のサックス・ソロや 「ストレンジャー」 の口笛で観客を魅了。2006年に加入したカール・フィッシャーは 『ニューヨーク52番街』 の隠れた名曲 「ザンジバル」 での迫真のトランペット・ソロで喝采を浴びた。中でも観客の目を引いたのは、唯一の女性メンバー、クリスタル・ タリエフェロ(1989年加入)とサイド・ギターのマイク・デルジュディスによるボーカル・ワークだろう。クリスタルは 「ザ・リヴァー・オブ・ドリームス」 のブレイクで演奏されたアイク&ティナ・ターナーの 「River Deep - Mountain High」 でマイクを握り、ステージ上を縦横無尽に動き回り、観客を煽りに煽りまくった。マイクは、ビリーのピアノ演奏をバックに、ルチアーノ・パヴァロッティの歌唱で有名な 「誰も寝てはならぬ」 を伸びのある艶やかな歌声でオペラチックに歌い上げ、感動を呼んだ。2013年にビリー・バンドに加入した彼は、ビリーのトリビュート・バンドでフロント・マンを務めていたところ、本物のビリー・バンドに誘われた異色の経歴の持ち主だ。
ショーの終盤、「真夜中のラブコール」 や 「若死にするのは善人だけ」などのノリの良いナンバー、そしてアルバム 『ストレンジャー』 収録の人気曲 「イタリアン・レストランで」 を繰り出し、ひとしきり場内のオーディエンスを盛り上げたビリーは、おもむろにハーモニカ・ホルダーを首にかける。その動作だけで、あの曲が演奏されることを観客はすぐに察知し、「ウォ~」 と歓声が沸いた。「Why?」 とその反応に不思議そうな表情を見せたビリーは少し間をとり、観客の期待をはぐらかすかのようにハーモニカをふた吹きし、演奏に突入。
<img style="display: block; margin-left: auto; margin-right: auto;" title="ビリー・ジョエル 2024年1月24日東京ドーム公演ライヴ写真" src="http://www.sonymusic.co.jp/img/common/artist_image/12101000/12101511/images/202401251229131.jpg" alt="ビリー・ジョエル 2024年1月24日東京ドーム公演ライヴ写真" width="500" height="334" />
Photo by Masanori Doi
もちろん 「ピアノ・マン」 だ。
この夜、幾度となくあった盛り上がりの場面だが、やはりこの曲の破壊力は群を抜いていた。この曲が書かれたのは今からちょうど51年前の1973年1月~2月。当時のビリーは、ロサンゼルスにあったピアノ・バー、エグゼクティヴ・ルームで酔っ払い相手の “ピアノ・マン” に甘んじていた。そこで目にした光景を忘れまいと歌に刻んだのが、今やビリーの代名詞となったこの曲だ。半世紀の時を経て、小さなバーに週6日レギュラー出演のピアノ弾きから、世界一有名な会場(MSG)に毎月レギュラー出演するスーパースターになった今のビリーは 「この曲無しでは俺のライヴは成り立たない」 と語るほど、ショーの重要な局面でこの曲を披露している。昨夜も、ビリーが紡ぎだした数々のメロディに散々酔いしれたオーディエンスにとどめを刺すかのように、ワルツ調のリズムでオーディエンスの身体をスイングさせ、さらに心地よい気分にさせてくれた。
最後のサビでは全世界共通の ‘お約束’、大合唱が巻き起こった。オーディエンスひとりひとりが 「ピアノ・マン」 の詞世界に登場するキャラクターになり、ステージ上のピアノ弾きに願いを乞う。
Sing us a song you’re the piano man(歌ってよ、ピアノ・マン)
Sing us a song tonight(今宵、歌って欲しいんだ)
Well we’re all in the mood for a melody(みんなメロディに酔いしれたい気分なのさ)
And you’ve got us feeling alright(心地よくさせてよ、その調べで)
「ヘイ・ジュード」(ビートルズ)など、コンサートで大合唱が巻き起こる名曲は数あれど、これほどまでに演者と観客の関係がその場の状況にピッタリとシンクロするシンガロング・ソングも珍しいだろう。
鳴り止まない拍手の中、ビリーは一旦ステージを後に。
盛大な拍手に応えるべく、再びステージに現れたビリーはギターを抱えて登場。まずは 「ハートにファイア」。ビリーが誕生した1949年からこの曲が発表された1989年までに起こった出来事を並べた斬新な歌詞で全米1位に輝いたロック・チューンだ。ステージの背後とサイドに配置された正方形の4つのスクリーンには、歌詞で歌われる人物や出来事が次々に映し出された。続いては 「アップタウン・ガール」。スタンドマイクを手にコミカルな動きを交えつつ、二人目の妻クリスティ・ブリンクリーに捧げた全米3位のポップ・チューンを歌い上げた。引き続き、スタンドマイクを操りながら全米1位の 「ロックンロールが最高さ」 を熱唱。スクリーンには1980年発表の同曲のミュージック・ビデオが映し出され、全盛期の若々しいビリーと74歳のビリーが時空を超えて共演。続いてはピアノに戻り、全米14位の 「ビッグ・ショット」、そしてこの日のラスト・ナンバーになった全米7位の 「ガラスのニューヨーク」 を披露。「ピアノ・マン」 で最高潮に達したかと思われた盛り上がりだったが、この大ヒット曲の怒涛の5連発も流石に圧巻の威力。超一流のエンターテイナーによる凄まじいまでのパフォーマンスをまざまざと見せつける、見事なアンコールの数々だった。
笑顔でスタンディング・オベーションを贈る大観衆の様子を隅々まで見渡すビリー。「アリガトウ、トウキョウ!」 の言葉を残し、ファンに別れを告げた。午後9時25分、終了。
夢のような2時間22分を堪能し、我に返ると、「あれ、新曲やらなかったね?」と気付くファン。前日の衝撃のニュースを完全に忘れさせてしまうような充実のパフォーマンスだった(ビリーもその件には一切触れなかった)。その新曲は、1週間後の2月1日に全世界同時にベールを脱ぐ。
さて、冒頭で触れたMSGでのレジデンシー公演だが、需要はあるものの、同会場での通算150回目の公演にあたる今年7月25日の公演を以って終了することが決定している。その時点で75歳のビリーが遂にライヴ・パフォーマーとしての活動を終えるのではなないかと危惧されたが、現在ビリーの地元ロングアイランドで開催中の回顧展 「Billy Joel: My Life」 のお披露目会でビリーは 「ツアーは止めないよ。仕事は続ける。ただ、同じ場所でやるのはもうお仕舞だ。これからは色んな場所でやるのさ」 と語り、今後もライヴ・パフォーマーとして活動する意向を示した。
2023年7月21日に昨夜の来日公演を発表、コンサート前日の23日には新曲のリリースを発表。1年前であれば、ほぼ全てのビリー・ファンがあきらめかけていた日本公演と新曲のリリースがわずか6ヶ月で現実のものになった。先の発言の通り、次の日本公演も大いに可能性はあるのではないだろうか!
(TEXT:ソリアーノ・タナカ)
【2024.1.4 東京ドーム公演セットリスト】
<img title="ビリー・ジョエル 来日公演セットリスト画像" src="https://www.sonymusic.co.jp/img/common/artist_image/12101000/12101511/images/BillySetlistC.jpg" alt="ビリー・ジョエル 来日公演セットリスト画像" width="250" height="250" />
▶<a href="https://billyjoeljp.lnk.to/Setlist2024AW" rel="noopener noreferrer" target="_blank">プレイリストの再生・保存はコチラ</a>
収録曲
01. MY LIFE|マイ・ライフ
02. MOVIN' OUT|ムーヴィン・アウト
03. THE ENTERTAINER|エンターテイナー
04. HONESTY|オネスティ
05. ZANZIBAR|ザンジバル(冒頭に 「さくらさくら」 の一節)
06. INNOCENT MAN|イノセント・マン(冒頭にザ・ローリングストーンズ 「Start Me Up」をビリーがモノマネ歌唱)
07. THE LONGEST TIME|ロンゲスト・タイム
08. DON'T ASK ME WHY|ドント・アスク・ミー・ホワイ
09. VIENNA|ウィーン
10. KEEPING THE FAITH|キーピン・ザ・フェイス
11. ALLENTOWN|アレンタウン
12. NEW YORK STATE OF MIND|ニューヨークの想い
13. THE STRANGER|ストレンジャー
14. SAY GOODBYE TO HOLLYWOOD|さよならハリウッド
15. SOMETIMES A FANTASY|真夜中のラブコール
16. ONLY THE GOOD DIE YOUNG|若死にするのは善人だけ
17. THE RIVER OF DREAMS|リヴァー・オブ・ドリームス(ブレイクにバンド・メンバーのクリスタル・ タリエフェロがアイク&ティナ・ターナーの 「River Deep, Mountain High」 を歌唱)
18. NESSUN DORMA|誰も寝てはならぬ(バンド・メンバーのマイク・デルジュディスが歌唱)
19. SCENES FROM AN ITALIAN RESTAURANT|イタリアン・レストランで
20. PIANO MAN|ピアノ・マン
ーーーENCOREーーー
21. WE DIDN'T START THE FIRE|ハートにファイア
22. UPTOWN GIRL|アップタウン・ガール
23. IT'S STILL ROCK N ROLL TO ME|ロックンロールが最高さ
24. BIG SHOT|ビッグ・ショット
25. YOU MAY BE RIGHT|ガラスのニューヨーク
その他リリース情報
「ターン・ザ・ライツ・バック・オン|Turn The Lights Back On」 ※ 17年振りの新曲
<img title="ビリー・ジョエル「Turn The Lights Back On」 Digitalシングル・ジャケット写真 " src="https://www.sonymusic.co.jp/img/common/artist_image/12101000/12101511/images/202401231100310.jpg" alt="ビリー・ジョエル「Turn The Lights Back On」 Digitalシングル・ジャケット写真 " width="250" height="250" />
2024年2月1日発売 【デジタル配信/7インチVinyl (輸入盤のみ)】
▶<a href="https://www.sonymusic.co.jp/artist/BillyJoel/info/559952">詳細はコチラ</a>
『ビリー・ザ・ベスト:ライヴ!|Live Through The Years -Japan Edition-』
<img title="『ビリー・ザ・ベスト:ライヴ!|Live Through The Years -Japan Edition-』ジャケット写真" src="https://www.sonymusic.co.jp/img/common/artist_image/12101000/12101511/images/202311091047060.jpg" alt="『ビリー・ザ・ベスト:ライヴ!|Live Through The Years -Japan Edition-』ジャケット写真" width="250" height="250" />
■高品質Blu-spec CD2仕様
■2枚組全32曲収録(うち世界初CD化13曲、日本初CD化6曲)
■2023年最新マスタリング
■歌詞・対訳・解説付
NOW AVAILABLE ON CD AND DIGITAL(2023年12月20日(水)CD発売/デジタル配信)
※フィジカル商品:CD2枚組|品番SICP31669-31770 税込¥3,000(税抜価格¥2,727)
▶<a href="https://www.sonymusic.co.jp/artist/BillyJoel/info/557731">収録内容詳細はコチラ</a>
▶<a href="https://sonymusicjapan.lnk.to/BillyJoel_btbAW" rel="noopener noreferrer" target="_blank">購入/再生はこちら</a>
『ピアノ・マン 50周年記念デラックス・エディション<SACDマルチ・ハイブリッド盤 7インチ紙ジャケット仕様>』(3枚組:SACD+CD+DVD)【完全生産限定盤】
<img title="ビリー・ジョエル『ピアノ・マン 50周年記念デラックス・エディション<SACDマルチ・ハイブリッド盤 7インチ紙ジャケット仕様>』ジャケット写真" src="https://www.sonymusic.co.jp/img/common/artist_image/12101000/12101511/images/202401150947500.jpg" alt="ビリー・ジョエル『ピアノ・マン 50周年記念デラックス・エディション<SACDマルチ・ハイブリッド盤 7インチ紙ジャケット仕様>』ジャケット写真" width="250" height="250" />
2024年2月28日発売:SICP10151-4 税込¥6,600(税抜¥6,000)
▶<a href="https://www.sonymusic.co.jp/artist/BillyJoel/info/559671">収録内容ほか詳細はコチラ</a>
関連番組放送情報
ビリー・ジョエル 『ライヴ・アット・シェイ・スタジアム』
放送日時:1月28日(日)夜8時30分~
放送局:BS松竹東急(BS260ch)全国無料放送
【BS松竹東急(BS260ch)】<全国無料放送>について
2022年3月に開局。映画、歌舞伎・演劇・音楽、オリジナルドラマのほか、あらゆるジャンルを放送する全国無料総合チャンネルとして、視聴者のみなさまの暮らしに、上質感やワクワク感をお届け!
▶<a href="https://www.shochiku-tokyu.co.jp/" rel="noopener noreferrer" target="_blank">詳細はこちら</a>
関連リンク
▶<a href="https://www.sonymusic.co.jp/artist/BillyJoel/page/pianoman50" rel="noopener noreferrer" target="_blank">日本のソニー・ミュージックの<ピアノ・マン50周年×来日記念>特設ページはこちら</a>
2024-01-25
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メディア情報更新(Rolling Stone Japan)
http://www.sonymusic.co.jp/artist/BillyJoel/info/560003
メディア情報を更新しました。
2024-01-24