ティル・ブレナー&ボブ・ジェームス、初コラボ新作『オン・ヴァケーション』リリース決定!シングル「ベイズン・ストリート・ブルース」本日公開。
ヨーロッパ・ジャズを代表する実力派トランぺッター=ティル・ブレナーと、フォープレイの活動で知られる大御所ボブ・ジェームスのコラボレーション・アルバムがリリースとなる。タイトルは『オン・ヴァケーション』。全世界で10月30日よりデジタル配信がスタート、国内盤はボーナス・トラックを1曲収録し12月23日発売予定。本日、アルバムからの第2弾シングル「ベイズン・ストリート・ブルース」が公開された。
「ベイズン・ストリート・ブルース」は1926年に発表されたスペンサー・ウィリアムズが書いた曲で、ルイ・アームストロングの録音でも親しまれているナンバー。すでに新譜から第1弾シングルとしてアメリカのレジェンド、ニール・ダイアモンドが歌った「セプテンバー・モーン」のカバー(トラック5)が公開中だが、アルバムにはサド・ジョーンズやサラ・ヴォーンが歌った「イフ・サムワン・ハド・トールド・ミー」といったスタンダードや、ティル・ブレナーとボブ・ジェームスによるオリジナルまで全14曲を収録。レコーディングは2019年9月に南仏プロヴァンスのサン・レミにあるスタジオ<ラ・ファブリーク/La Fabrique>で行われた。200年ほど前に建てられた荘園領主邸内にあるスタジオで、シャルル・アズナヴールやニック・ケイヴもこのスタジオで録音していたという。ゴッホやモネ等 南仏の自然に魅了され傑作を生みだした芸術家の名前を挙げればきりがないが、ティル・ブレナーもプロヴァンスの光と空気にインスピレーションをうけ、「これまでのレコーディングとは、全く違うものになった」と語る。
ハーヴィー・メイスンがドラムスで参加しているほか、ファンにはお馴染みのチェット・ベイカーを彷彿させるスウィートなヴェルヴェット・ヴォイスも3曲披露している(2,7,10)。日本盤ボーナス・トラックには、アントニオ・カルロス・ジョビンが1967年発表したサード・アルバム『ア・サーティン・ミスター・ジョビン』B面最後の曲「ツィンガロ」が収録される。
ティル・ブレナーは90年代から第一線で活躍し、ソロ活動と並行してハービー・ハンコック、トニー・ベネットやチャカ・カーン等と共演しその名を世界に轟かせてきた。現代ジャズ・フュージョン界を牽引し続けるボブ・ジェームスとのコラボレーションから生まれる唯一無二のハーモニー、味わい深くゆったり心にしみる情趣ゆたかなメロディが広がる、まさに大人の”心の休日”に聴きたい極上のアルバムが届けられた。
│商品情報│
『オン・ヴァケーション』
ティル・ブレナー&ボブ・ジェームス
10月30日より全曲配信スタート
12月23日日本盤発売*日本盤のみボーナス・トラック1曲
CD: SICJ30021 ¥2500+税
<収録曲>
1.Save Your Love for Me / セイヴ・ユア・ラヴ・フォー・ミー
2.Lemonade / レモネード
3.Late Night / レイト・ナイト
4.Lavender Fields / ラヴェンダー・フィールズ
5.September Morn / セプテンバー・モーン *第1弾シングル配信中
6.Elysium / エリジウム
7.I Get it From You / アイ・ゲット・イット・フロム・ユー
8.Miranda / ミランダ
9.Scent of Childhood / セント・オブ・チャイルドフッド
10.On Vacation / オン・ヴァケーション
11.Sunset Vale / サンセット・ヴェール
12.Basin Street Blues / ベイズン・ストリート・ブルース *第2弾シングル本日公開
<ボーナス・トラック>
13.If Someone had Told Me / イフ・サムワン・ハド・トールド・ミー
<日本盤のみのボーナス・トラック>
14.Zingaro / ツィンガロ
<パーソネル>
ティル・ブレナー Till Brönner (trumpet, flugelhorn, vocals)
ボブ・ジェームス Bob James (piano, keyboards)
クリスチャン・フォン・カプヘンクスト Christian von Kaphengst (double bass)
ユーリ・ゴロウベフ Yuri Goloubev (double bass)
ハーヴィー・メイスンHarvey Mason (drums)
ヴオルフガング・ハフナーWolfgang Haffner (drums)
デヴィッド・ヘインズ David Haynes (drums)