ザ・ナインズ 『ザ・ベスト・オブ・ザ・ナインズ』12月25日発売
<BeatleDNAシリーズ第4弾>
POPの魔法を信じるかい?
天才POP職人の究極のメロディを集大成した 日本企画ベスト
2019年12月25日発売 SICX146 \1800+税
知る人ぞ知る、でも知らないと絶対損する、自信をもっておススメするPOP職人たち。なぜ、こんな素晴らしいメロディが埋もれてたのか?遂に日本初発売決定!ぜひ皆さんに聞いてほしかった素晴らしいアーティスト&楽曲を日本企画盤でお届けします!
邦題:ザ・ナインズ 『ザ・ベスト・オブ・ザ・ナインズ』
英題:The Nines / Gran Jukle's Field + Bonus Singles Collection (Japan Edition)
【収録曲】
『Gran Jukle’s Field』
01. インサニティ Insanity (The Sanest Thing You've Got)
02. ドント・ビー・ア・フール Don't Be A Fool
03. ダンス・ジャスト・フォー・ミー Dance Just For Me
04. シー・ハイジャックド・ミー She Hijacked Me
05. シャンテル・エリザベス Chantel Elizabeth
06. アイ・アム・ロスト I Am Lost
07. ヴァージニア Virginia
08. セーフ Safe
09. モノトニーズ・ソング Monotony's Song
10. ファインド・アワー・ウェイ・バック・ホーム Find Our Way Back Home
11. アイリーン Eileen
12. グラン・ジュクル・フィールド Gran Jukle's Field
『Bonus Singles Collection』
13. モーニング・アイ・ウェイク Morning I Wake (from Wonderworld of Colourful)
14. ベター Better (from Properties of Sound)
15. ドラマ・クイーン Drama Queen (from Calling Distance Stations)
16. メリー・ジェーン Mary Jane (from Calling Distance Stations
17. マリゴールド Marigold (from Calling Distance Stations)
18. ファー・アウェイ Far Away (from The Nines)
19. シーズンズ Seasons (from The Nines)
20. オペレイター Operator (Coming Home To You) (from Alejandro's Visions (Original Soundtrack))
21. メイビー・イフ・ユー・ステイド Maybe If You Stayed (from Colour Radio (American Transistor))
22. イッツ・クリスマス It's Christmas (from It's Christmas)
23. グッドナイト・マイ・ラヴ Goodnight My Love (from It's Christmas)
24. ロスト・アンド・オール・アローン Lost And All Alone (New Song/Unreleased) 新曲!!
All songs written by Steve Eggers except 02 : William Bleu McAuley III & Steve Eggers
“Paul McCartney&WingsのアルバムにELOとCheap TrickとXTCをミックスしたような究極のBeatleDNAを感じられる曲の数々。“BeatleDNAを受け継ぐ~完璧なる“ひねくれPOP”。
なぜ、こんな素晴らしいメロディが埋もれてたんだろう?“Paul McCartney&WingsのアルバムにELOとCheap TrickとXTCをミックスした…”と海外では形容されているカナダ出身のPOP職人スティーヴ・エッガースを中心に結成されたグループ、ザ・ナインズ。日本メジャーデビューとなるお披露目ベスト盤が登場!遂に日本初発売となる2007年リリース『Gran Junkle’s Field』収録曲に、彼らのアルバムの中から究極のメロディアス&ポップな楽曲をピックアップした曲を追加収録したベスト選曲。さらにはこのアルバムのために1曲書下ろし新曲を収録!2019最新リマスター、日本制作新規アートワークでお届けする、すべてのポップ・フリークのために特別に編集された日本独自企画ベスト盤。
クイーン的な匂いも感じる「Insanity」、ELO的な「Don't Be A Fool」、ビージーズ的なPOPディスコ「I Am Lost」(これにはびっくり!)、超パワーポップ「Drama Queen」、ポール・マッカートニーの小品的なバラード「Mary Jane」、ウォール・オブ・サウンド的「Operator」、ビリー・ジョエル的「Goodnight My Love」他、ここにはポップの歴史を紐解くような黄金のメロディが満載。既に名曲の佇まい、クラシカル・ポップの名盤といえる作品です。
一方で、ただの美しいだけの曲じゃないんです。完璧なる“ひねくれPOP”で、ちょっとしたヒネリや隠し味満載でちょっと普通じゃなくて変わってる!この辺がBeatleDNAを感じる所以かもしれません。
●“Paul McCartney&WingsのアルバムにELOとCheap TrickとXTCをミックスした…”とも形容されるカナダ出身のPOP職人、スティーヴ・エッガースを中心に結成されたグループ、ザ・ナインズが遂に日本初上陸!
●2007年リリース『グラン・ジャクル・フィールド』(日本初CD化)に、彼らのアルバムの中から究極のメロディアス&ポップな楽曲をピックアップした日本独自企画ベスト盤。
●『Gran Jukle’s Field』12曲に、ベスト選曲&新曲を12曲追加し、全24曲収録(CD収録時間ぎりぎりまで詰め込んだ24曲で1980円というお買い得盤!)
●一聴してわかるPOPセンス、アメリカのティーン向けドラマに多くの楽曲を提供していたエッガースらしいキャッチーなメロディが耳に残る。
●このベスト盤のために新曲「Lost and all alone」収録決定!
●2019最新リマスター、日本制作新規アートワークでお届けする日本独自企画ベスト盤。
【Biography】
ザ・ナインズは、1991年、カナダ、オンタリオ州にあるオークヴィルという街で、マルチ・ミュージシャンでシンガー・ソングライターのスティーヴ・エッガースを中心に結成されている。作品によってバンドの編成や構成メンバーが変わったり、作品自体がスティーヴのソロ・プロジェクトになったりするが、オリジナル・メンバーのアンドリュー・ウェッブ(G)、アーロン・ニールセン(Ds)の2人に加え、サム・タロ(G)、ポール・マカロック(B)、ビル・マジョロス(G)、ウォーレン・クリフ(Ds)といった数人のミュージシャンたちが入れ替わりで参加しているグループだ。
ザ・ナインズは、1998年、カナダを代表するバンド、ベアネイキット・レディースが主催するレーベル、ペイジ・ミュージック(ディストリビュートはEMI)からリリースしたアルバム『Wonderworld Of Colourful』でデビューを果たした。ベアネイキット・レディースは88年に発表したアルバム『Stunt』がベストセラーとなるなど、グラミー賞に2度もノミネートされる実力派だ。このアルバムの制作時にフルに参加したのは、スティーヴ・エッガース(B・Key・Vo)のほか、アーロン・ニールセン、サム・タロの二人で、アンドリュー・ウェッブがエレクトリックとアコースティックのギターで13曲中5曲に参加している。
99年10月には、アメリカのティーンに人気だったドラマ・シリーズ「ドーソンズ・クリーク」(ケイティ・ホームズ、ミシェル・ウィリアムズ出演)でデビュー・アルバム『Wonderworld Of Colourful』収録の「Days And Days」が使用されて話題となり、同年の後半には、ユニバーサル・ミュージック・カナダから、4曲入りの「Four Song」EPを発売した。このEPは、カナダのカレッジ・チャートやアンダーグラウンドなポップ・シーンで人気となったが、スティーヴは“ザ・ナインズはこの時はまだ進化している最中で十分じゃなかった”と認めている。そのためか、同じ頃彼らは、同様のティーン向けドラマ「サンフランシスコの空の下(Party Of Five)」や「Joan Of Arcadia」などに音楽を提供しているほか、カナダのグローバル・テレヴィジョンのコメディ「The Jane Show」のテーマ・ソングも手がけていたが、ポップ・ミュージックのメイン・ストリームの流れに乗り切ることができなかった。
しかし2001年には、セカンド・アルバムとなる『Properties Of Sound』をカナダを含む北米で発売。この作品は日本のみ収録のボーナス・トラック2曲が追加され、オリジナルとは別ヴァージョンのアルバム・カヴァーで18曲入りのアルバムとしてエアー・メイル・レコーディングスから2002年発売された。またスタジオ・ワークが中心だったザ・ナインズは、この頃からライヴ活動にも力を入れ始め、デビュー・アルバムのレーベル・オーナーでもあったベアネイキッド・レディースをはじめ、ロン・セクスミスやスーパー・トランプのロジャー・ホジソン、モトリー・クルーのヴィンス・ニールといったさまざまなアーティストのオープニング・アクトとしてステージに立つようになった。
そして2作目の『Properties Of Sound』から約5年後となる2006年には、サード・アルバム『Calling Distance Stations』を自身のレーベル、T.A.S. Gold Recordingからリリースする。このアルバムは、XTCのアンディ・パートリッジやジェイソン・フォークナー(スリー・オクロック/ジェリーフィッシュ/グレイズ/TVアイズ)がソングライティングやプロデュースで、ベアネイキッド・レディースやスローンなどの作品で知られるジョアン・カルヴァーリョがミックスで参加している。アルバムは極上のポップ作品として一部マニアの間では話題となり、ポール・マッカートニーやブライアン・ウィルソンを彷彿とさせる楽曲は、ゆっくりとだが確実にザ・ナインズの名を広めていった。
約1年後となる2007年にリリースされたのが『Gran Jukle’s Field』で、このアルバムは、前作に引き続きジェイソン・フォークナーが参加しているほか、新たにブルウの協力を得て制作されている。ブルウの名はポップ・フリークには馴染み深く、ビートルズと、そのビートルズを敬愛するジェフ・リンが率いるグループ、ELOに大きく影響を受けたアーティストとして知られ、2006年には、マイク・ヴァイオラや、アンディ・スターマー(ジェリーフィッシュ)の協力を得てL.E.O.なるグループ名で、ELOとビートルズへのオマージュたっぷりのアルバム『Alpacas Orgling』をリリースしている。
ザ・ナインズは、デビューからこれまでデモやレア・トラックス集などを含めると13枚のアルバムと2枚のEPをリリースしているが、その中でも、『Calling Distance Station』から3曲が選ばれていることからも、ザ・ナインズにとって本作と並び重要な作品と言えるだろう。最後にザ・ナインズのディスコグラフィーを記しておこう。このアルバムを聴いて他のアルバムにも興味を持った人はぜひチェックしてほしい。どのアルバムからもジョン&ポールやブライアン・ウィルソンと通じる良質なポップ・センスを感じ取ってもらえるはずだ。
《The Nines Album Discography》
●Wonderworld Of Colourful(Page Music / 1998)
●Properties Of Sound(Nines Music / 2001)
●Calling Distance Stations(T.A.S. Gold Recording / 2006)
●Gran Jukle’s Field(T.A.S. Gold Recording / 2007)
●Poralities(demo and rare tracks)(Nines Music 1997 / 2011)
●The Nines(T.A.S. Gold Recording / 2013)
●Night Surfer And The Cassette Kid(Soundtrack)(T.A.S. Gold Recording / 2015)
●Alejandro’s Vistions(Music From The Motion Picture)(T.A.S. Gold Recording / 2016)
●Colour Radio(American Transistor)(T.A.S. Gold Recording / 2017)
●Shipwrecked(Eggers Songbook, Vol.1)(T.A.S. Gold Recording / 2019)
《Live, EP, Mini Album, etc……》
●Four Songs(EP()Universal /1999)
●Winter Snow & Icicles(Mini Album)(T.A.S. Gold Recording / 2007)
●Nine Lives(T.A.S. Gold Recording / 2014)
●Circles In The Snow(Tapes And Transcripts vol.1)(T.A.S. Gold Recording / 2015)
●Rare Cuts And Unreleased(T.A.S. Gold Recording / 2015