サム・ウィロウズ

 

 サム・ウィロウズは、兄妹のベンとナレルそして彼らの友人、サンドラとジョンで構成されたシンガポールのポップバンド。ジョンの学校で、パフォーマンスを共にしたことで意気投合し、2012年5月に形成された。

 バンド名の由来は、語感が良く、メンバー4人を別人格で体現したグループ名ということでつけられた。メンバー全員の個性が全く違うので、それをまとめる名前が“サム・ウィロウズ”とのこと。

 

 2012年の10月27日に、5曲入りの最初のEP「The Sam Willows」を発表。このアルバムはロングセラーとなり、本国のiTunesで2013年と2014年で最もダウンロードされたアルバムとなった。

 

 2013年にはLIVE活動も活性化。アメリカ・テキサスで開催されている有名なフェスティバル「サウス・バイ・サウスウエスト(SXSW)」などに出演。また同年、U2やXTCなどを手がけたことで知られるイギリスの有名プロデューサー、スティーヴ・リリーホワイトとスタジオ入りし、1stEP収録曲「Glasshouse」を再レコーディング。そのバージョンは「Glasshouse(Lillywhite Edition)」としてシングル・リリース。

 

 2014年にはMTV EMAのBest Southeast Asian Actにもノミネート。またさらにLIVE活動も活性化。各国をツアーで廻る。

 

 2015年にSony Music Singaporeと契約し、2月からスウェーデンのストックホルムにて、ハリー・サマダールのプロデュースによるファースト・アルバムのレコーディングをスタート。(ハリー・サマダールはエイス・オブ・ベイスやプッシー・キャット・ドールズなどのプロデュースに関わっている他、BoAの「QUINCY」などJ-POPの作曲も行っている。)こうして完成した作品が1st ALBUM「TAKE HEART」。同タイトルのシングルを7月、そしてアルバムを10月にリリースし、共にチャート1位を獲得。また同年、ケイティ・ペリーが発掘された、ロスのフェス「MUSEXPO」にも招待されるなど、東南アジアのみならず、世界的にも注目を浴びている。

 

 2016年5月にはマニラとシンガポールにて英国の人気ガールズ・バンドLittle MixのLIVEオープニングアクトとして出演。また本国ではスタジアム公演を大成功に収める。

 

 2017年5月、同年後半に発売予定の2年ぶりとなるアルバムからの1stシングル「Keep Me Jealous」をリリース。同楽曲は世界的アーティストThe Chainsmokersなどを手掛けたFredrik Häggstamによるプロデュース。 いよいよサマーソニック出演のため日本上陸!その動きから目が離せない。