自身初となるグラミー賞を受賞!
男女ギター・デュオ、ロドリーゴ・イ・ガブリエーラ(Rodrigo y Gabriela)が、26日(日本時間27日)に行われた、第62回グラミー賞にて、“最優秀コンテンポラリー・インストゥルメンタル・アルバム”部門で、自身初となるグラミー賞を受賞した。受賞作品は昨年リリースした通算4作品目となるアルバム『メタヴォリューション』。
同作は、オアシス、LCDサウンドシステム、ア・パーフェクト・サークル、フォール・アウト・ボーイなどを手掛けてきた”デイヴ・サーディ”がプロデューサーを務め、これまで同様に情熱的で卓越したスキルをもって放たれるオリジナル楽曲の他に、ピンク・フロイド「エコーズ」のカバー[AL『おせっかい(Meddle)』(1971年)収録]が収録。
「エコーズ」は1曲で約19分とアルバム後半部分のすべてを占めており、ピンク・フロイドの長年のファンである2人が、同曲に敬意を表するとともに、彼らならではの旋律を、現代的でエキサイティングな忘れられないものに仕上げたことで高い評価を得た。
ロドリーゴ・イ・ガブリエーラは、メキシコ出身のロドリーゴ・サンチェスとガブリエーラ・クインテーロの男女によるギター・デュオ。
地元メキシコでブラック・サバスやメタリカなどに影響を受けたスラッシュ・メタル・バンドをやっていたが、新しいスタイルの音楽を求めふたりで未知の国アイルランドに渡る。
バスキングで食いつなぎながらストリートで腕を磨いていく中でそのプレイ・スタイルが評判を呼び、活動の場が徐々にヨーロッパ各地にも広がっている。今回の受賞により、更なる飛躍を遂げそうだ。
受賞作品情報
『メタヴォリューション』
CD発売中
各音楽配信サイトで配信中
<収録曲>
- メタヴォリューション
- テラセントリック
- クンベ
- エレクトリック・ソウル
- クロトーナ・デイズ
- ウィットネス・ツリー
- エコーズ(*ピンク・フロイドのカバー)
受賞作品映像※受賞作品『メタヴォリューション』収録曲
「メタヴォリューション」
https://youtu.be/4g-Z13qTcBA
「テラセントリック」
https://youtu.be/8PIkjXVUjkk
「エコーズ」※音源のみ
https://youtu.be/e8iO1kmY8A8