【BeatleDNA第6弾】アイルランドのXTC=パグウォッシュ、デビュー20周年記念日本企画ベスト盤『ザ・ベスト・オブ・パグウォッシュ』2/26発売!
“アイルランドのXTC”とも評されるパグウォッシュのデビュー20周年記念日本独自企画ベスト盤が本日2月26日発売となった。BeatleDNAシリーズの第6弾となるもの。
パグウォッシュはアイルランドのダブリンで結成。1999年デビュー以来”Their Mix of XTC meets ELO meets Beach Boys meets Kinks meets Beatles”とも形容されるサウンドで、21世紀において、ビートルズの遺伝子、あるいはプリティッシュ・ポップのDNAを継ぐアーティストを語る時に不可欠なアーティストのひとつといえる。
もし彼らの存在を知らないリスナーがいたとしてもパグウォッシュの作品に触れた瞬間、そのことが間違いではないことを認識するはずだ。
●PUGWASH - It's Nice To Be Nice(original version)
https://youtu.be/bgVwfeCgZKQ
今作はアイルランドのジェフ・リンとも呼ばれているバンド・リーダーのトーマス・ウォルシュが全面監修、選曲の元、最新リマスターを施し、今作のために新たに録音したボーナス・トラック「イッツ・ナイス・トゥ・ビー・ナイス(2019 Strings Ver)」を含む全20曲収録。
彼らの記念すべきファースト・アルバム『Armond Tea』からのデビュー・シングル「フィンガー・シングス・イン・ライフ」から、代表曲「アンカー」「アップルズ」「ヒア」、そして最新作まで、彼らの20年の歴史を集大成したオールタイム・ベスト・アルバムとなっている。
●PUGWASH - The Finer Things In Life
https://youtu.be/EyQp6AkBKbI
彼らの音楽ヒーローはXTCだったが、2002年発表のセカンド・アルバム『Almanac』に収録された「アップルズ」がアンディ・パートリッジの目に止まり憧れのXTCとの交流が始まる。アンディ・パートリッジは「この年に聴いた中でもっともエキサイティングな1曲」としてこの曲を挙げ、パグウォッシュについてこう語っている。
「パグウォッシュの一番いい曲はビートルズの素晴らしさに近い。彼らはそれぐらい良いバンドなんだ」―――アンディ・パートリッジ(XTC)
●PUGWASH - Apples
https://youtu.be/KVFkJOyVh-s
今作には豪華ゲスト陣も参加。彼らの代表曲の名曲「アンカー」はXTCのアンディ・パートリッジとの共作。「オー・ハッピー・デイズ」ではレイ・デイヴィスとアンディ・パートリッジがバックボーカルとして参加。他、XTCのデイヴ・グレゴリー、ジェリーフィッシュのジェイソン・フォークナー、ディヴァイン・コメディのニール・ハノン、ベン・フォールズなどがゲスト参加した楽曲も収録。
●PUGWASH - Anchor
https://youtu.be/9oVk7opnLV0
パグウォッシュのトーマスから日本のファンへのメッセージが届いた。
40年以上音楽を作り、演奏し、蒐集し、愛してきた僕にひとつ分かるのは、あらゆるジャンルの音楽に驚くほどリスペクトのある日本が、昔から宝の豊富な夢の場所だったということだ。
僕は何十年来も大好きなバンドが日本で発売した作品を買ってきたけれど、それらは作品が生まれた本国よりも20年も先にリリースされていた。
その手のリスペクトや忠誠心は僕自身が曲を出すようになってからも途切れることがなく、ついには僕にとって初めてのキャリア・ベスト盤が、あなたのすばらしい国でリリースされることになった。
実現を手助けしてくれたみなさんにありがとう。
早くみなさんの国に行って、心の美しい忠誠的な日本のファンに僕の曲を演奏したり、支えてくれていることに直接お礼が言えたりできますように。
―――トーマス・ウォルシュ(PUGWASH)
どの曲にもBeatleDNAが感じられる上、XTCやビーチボーイズの匂いまでもがプンプンしてくる。 さらにELOやロイ・ウッドから影響も見受けられるという、ポップ・フリークにはたまらないマジカルでドリーミーな世界を堪能してほしい。
|アルバム概要|
パグウォッシュ『ザ・ベスト・オブ・パグウォッシュ』
PUGWASH 『POPULARITY PENDING: 20 YEARS OF PUGWASH... (the "Greatest Hits Album") 』
2020年2月26日 SICX-150 \1800+税
<収録曲>
1. It's Nice To Be Nice/イッツ・ナイス・トゥ・ビー・ナイス
2. Apples/アップルズ
3. Monorail/モノレイル
4. Here/ヒア
5. Take Me Away/テイク・ミー・アウェイ
6. Fall Down/フォール・ダウン
7. Answers on a Postcard/アンサーズ・オン・ア・ポストカード
8. Just So You Know/ジャスト・ソー・ユー・ノウ
9. At The Sea/アット・ザ・シー
10. To The Warmth Of You/トゥ・ザ・ウォームス・オブ・ユー
11. The Perfect Summer/ザ・パーフェクト・サマー
12. Your Friend/ユア・フレンド
13. What Are You Like/ホワット・アー・ユー・ライク
14. Oh Happy Days/オー・ハッピー・デイズ
15. Anchor /アンカー
16. Finer Things In Life/ファイナー・シングス・イン・ライフ
17. Hung Myself Out To Dry/ハング・マイセルフ・アウト・トゥ・ドライ
18. Two Wrongs /トゥー・ロングス
19. Emily Regardless/エミリー・リガードレス
Bonus Track
20. It's Nice To Be Nice(2019 Strings Ver)/イッツ・ナイス・トゥ・ビー・ナイス(2019 Strings Ver)
Tracks 1 & 15 from the album 'Jollity'.
Tracks 2,3 & 19 from the album 'Almanac'.
Tracks 4, 5, 9 & 12 from the album 'Eleven Modern Antiquities'.
Tracks 6, 7 & 10 from the album 'The Olympus Sound'.
Tracks 8, 14 & 17 from the album 'Play This Intimately (as if among friends).
Tracks 11 & 13 from the album 'Silverlake'.
Tracks 16 & 18 from the album 'Almond Tea'
【BeatleDNAシリーズ】
好評発売中のビートルズの遺伝子たちを集めた究極のBeatleDNAコンピCD『Power To The Pop』を中心として、BeatleDNAを受け継ぐアーティストたちを紹介していくシリーズ。
一方でまだ一般的には知られていない隠れた名曲、知る人ぞ知るアーティスト達を多くのリスナーに紹介することも目的とし、世界中の知られざるビートルズの遺伝子たちを「日本企画ベスト盤」として紹介していく新シリーズもスタート。
12/25ザ・ナインズ、1/22マイク・ヴァイオラ、2/26パグウォッシュ、3/25ザ・メリーメーカーズのベスト盤をリリース。
[第1弾]
■2019/10/9|ザ・ミスティーズ 『ドリフトウッド』
[第2弾]
■2019/10/23|BEATALLICA 3T
■2019/11/1|ジェフ・リンズELO『フロム・アウト・オブ・ノーウェア』
[第3弾]
■201911/27|BeatleDNAコンピ『Power To the Pop』
■201911/27|ハリー・ニルソン 『プシー・キャッツ45周年記念盤』
■201911/27|ELO『シークレット・メッセージ35周年記念盤』
[第4弾]
■2019/12/25|The Nines『ザ・ベスト・オブ・ザ・ナインズ』
[第5弾]
■2020/1/22|Mike Viola『ザ・ベスト・オブ・マイク・ヴァイオラ』
[第6弾]
■2020/2/26|Pugwash『ザ・ベスト・オブ・パグウォッシュ』
[第7弾]
■2020/3/25|The Merrymakers『ザ・ベスト・オブ・ザ・メリー・メーカーズ』