ブルース・ロックの革新的名盤『スーパー・セッション』の超希少“4chサラウンド・ミックス”を初収録したSA-CDマルチ・ハイブリッド盤が9/13発売決定!
アル・クーパーが企画し、マイク・ブルームフィールド、スティーヴン・スティルスとの連名で発表した1968年のアルバム『スーパー・セッション』の発売55周年を記念し、世界初登場となるSA-CDマルチ・ハイブリッド盤が9月13日(水)にソニーミュージックより発売されることが決定した。
本作は、自らが結成したブラッド・スウェット&ティアーズをわずか1年で脱退し次なる活動を模索していたアル・クーパーが、エレクトリック・フラッグを抜けたばかりのマイク・ブルームフィールドとバッファロー・スプリングフィールド解散直後のスティーヴン・スティルスという2人の凄腕ギタリストを迎え、ジャム・セッションによるアルバム制作を試みた作品。当初ギターはマイク・ブルームフィールドのみの予定だったが、初日に5曲録音した後、マイクがスタジオに現れなかったため、急遽スティーヴン・スティルスをピンチヒッターとして呼び寄せ4曲を録音、無事完成にこぎ着けたというエピソードは有名である。結果として、予定調和のない各々のミュージシャンの即興センスが見事にはまり 極上のスタジオ・セッションを収録することに成功した。この『スーパー・セッション』は発表と同時に素晴らしい反響を呼び、ヒット狙い作品では無かったにも拘わらず全米チャートで12位を記録するなど、ロック・ミュージシャンによるジャム・セッションの可能性を大いに広げ、その後のロック・シーンに確実に影響を与えた画期的な作品との評価を獲得した。このたび、オリジナル発売から4年後の1972年に登場した本作のクアドラフォニック(4chミックス)盤が、51年の時を経て世界で初めて「SA-CD マルチ・ハイブリッド・エディション」として蘇ることになった。SA-CD層のマルチ・チャンネルはクアドラフォニックLPのオリジナル・マスターを日本のソニー・ミュージックスタジオでDSDマスタリング、CD層もSA-CDステレオ用DSDマスターを使用した最新リマスター盤となっており、パッケージは当時の国内盤クアドラフォニックLPを精巧にリサイズした7インチ紙ジャケット仕様となっている。ロック史に残る名演を高音質のサラウンドとステレオ両ミックスで堪能できる永久保存盤の登場だ。
アルバム情報
マイク・ブルームフィールド、アル・クーパー、スティーヴン・スティルス
『スーパー・セッションーSA-CDマルチ・ハイブリッド・エディションー』
SICP 10144 ¥4,200(税込)
9月13日(水)発売
[完全生産限定盤/日本独自企画]
【SA-CDマルチ・ハイブリッド・エディションの特徴】
●【SA-CD 4ch】 クアドラフォニックLPの4chミックス・マスター音源を世界初DSDマスタリングした高音質サラウンド・ミックス
●【SA-CD 2ch】 2chミックス・マスター音源を新たにDSDマスタリングした高音質ステレオ・ミックス
●【CD】 SA-CDステレオ用DSDマスターをPCMに変換した新マスタリング音源
●日本盤クアドラフォニックLPのアートワークを初復刻した7インチ紙ジャケット
●US盤オリジナル・クアドラフォニックLPのゴールド・レーベルを再現
●クアドラフォニック英文解説がプリントされたUS盤オリジナル・インナー・バッグ復刻
●クアドラフォニック解説シート復刻
●日本盤クアドラフォニックLPとステレオLP初版帯を両面印刷で復刻
●1968年オリジナル、1987年&2003年再発盤ライナーノーツ+新規解説付ブックレット
●2023年最新リマスター盤
【収録曲】
1. Albert's Shuffle / アルバートのシャッフル
2. Stop / ストップ
3. Man's Temptation / マンズ・テンプテーション
4. His Holy Modal Majesty / 彼の様式化された神聖なる威厳
5. Really / リアリー
6. It Takes a Lot to Laugh, It Takes a Train to Cry / 悲しみは果てしなく
7. Season of the Witch / 魔女の季節
8. You Don't Love Me / ユー・ドント・ラヴ・ミー(夜明けに恋はない)
9. Harvey's Tune / ハーヴェイの作った曲