ロンドンでのApple Musicイベント・レポートが到着しました!
Apple Music Presents: Little Mix, Live From London
2018年11月13日(火)@ロンドン
リトル・ミックス・ファンにとって2年間待ちに待ち続けた5枚目のアルバム、『LM5』が遂に発売されます。
それに先駆け、その最新アルバム、及び、過去の人気曲を含めたミニ・ライブと、ファン達からの質問を含むQ&Aセッションが彼女達の活動拠点であるロンドンで行われ、Apple Musicにて世界中に配信されました。
会場にはイギリス全土からは勿論の事、ノルウェー、ポルトガル、遠くはブラジルや日本からのファン達が集結した中、フォーマルなモノトーンのパンツルックで登場したペリー、ジェシー、レイ・アン、ジェイド。ストリングスと共に美しいハーモニーから幕開けした第一曲目、「Shout Out To My Ex」がアップビートになった途端に会場が一気にヒートアップしていった。
ペリーがメンバーを代表して第一声、「みんなありがとう!ここで『LM5』の曲を披露できて本当にうれしいわ。まずは『オンリー・ユー!』」と、ダンス・トラックとして知られるこの曲を、アコースティック・バージョンで披露。途中、ファンの大合唱に感動したジェイドが自分のパートで涙し、それをフォローするかの様に更にファン達が熱唱し、歌い終わりには4人でグループハグする場面があった。
「次の曲はこのアルバムの中で私達全員で気に入ってるんだけど、失恋してやっと自分を取り戻した人とか、自分に自信がなかったけど今では最高な気分でいる人に送った曲なの…」とジェシーがしてくれた「ザ・キュアー」はこの日が初公開パフォーマンスと話題になっていたこの新曲を披露。
続いて「このアルバムの詞についてちょっと話させて。今回は私達が最も情熱を注いでいるトピックを描く事が一番大切な事だったの。例えば女性の社会的地位の向上とか、自分の事を信じる心を持ったり、自分のボディーイメージに自信を持つとか…。私はそのままのみんなが一番素敵だって思うのよ。」とジェイドが話すと、レイ・アンが「そうなの、私はこういう曲を本当に作りたかったのよ」と歌い始めたのはまだ発表になったばかりの「ジョーン・オブ・アルク」。
次に、レイ・アンが「もしこのアルバムの中で一番好きな曲を一つ選ぶとなったら、私達の友情とか、団結力とか、お互いを支え合い、大切に思いあっている事を意味する次の曲だと思う…」と言ってジェシーが歌い始めるバラード曲の「トールド・ユー・ソウ」に続いてアコースティックで前作アルバムからの「タッチ」でしっとりとハモる。
ペリーの「ちょっと楽しもうよ!」の一声で、すっかりお決まりのヒットナンバー、「ブラック・マジック」で会場は再びヒートアップ。それから「もうみんな歌詞、分かっているわよね。一緒に歌って」と、遂にフィナーレとなる一曲はダブにアレンジされた「ウーマン・ライク・ミー」で会場はダンスフロア化となり、盛り上がった。
その後、会場のファンや海外にいるファンからのQ&Aが行われ、ファンならではの面白い質問が多かった中、ニュー・アルバムについて今までとは違う点はどんな所かとの質問に「私達は今までよりも、もっと大人っぽいサウンドにしたかったの。ファンのみんなが大人になっていっていると同じように、私達も大人になっていっているのよね。だから上のステップに持っていきたかったの。それとこのアルバムは、私達が初めて心からこれが作りたい!と思って作ったアルバムなの」とレイ・アン。その他に、女性の質問者から、同じ女性として、アルバムの中で一番パワフルに歌詞を書いた曲は何かと聞かれ、ジェシーが「『ストリップ』ね。あの曲は自分の事を大切にして、100%ありのままの自分に満足して欲しいという気持ちを込めて作ったの」と4人を代表して答えた。
最後はサプライズとして、新作のアルバムから『ストリップ』を披露。参加MCであるシャラヤ・Jが突如登場、会場を盛り上げ、記念するライブに幕を閉じた。
(文:佐藤瑞穂)
All Photos by © Apple Music
同イベントの映像は現在Apple Musicでオンデマンド放送中!
視聴はこちらから→http://apple.co/littlemix