<クラウド・ナイン・フェスティバル>ライヴ・レポート
2016.08.22
INFO
トロピカル・ハウスの貴公子、カイゴがデビュー・アルバムを発表してから初めて故郷である、ノルウェーはベルゲン市内の古城で大々的な野外フェスを開催した。
彼を、キャリア、スタート地点からサポートし続けている多くの地元サポーターはとにかく、ノルウェーの国中、また海外からもカイゴ、ファンが2万8千人集結し、「クラウド・ナイン」と彼のワールド・サクセスを祝った。
出演アーティストは彼の出番前に夫々のセットを披露したコンラッド・スーウェル、ジェームズ・ヴィンセント・マックモロウ、ラビリンス、マット・コービーに加え、パーソン・ジェームズ、コーダライン、マティー・ノイエス、そして、ディロン・フランシスと共作したシングル曲、「カミング・オーバー」のジェームス・ハーシーという、層々たるボーカリスト達が登場し、会場を次々とサプライズさせた。ライブ後半部分では、以前から噂があった、U2とのコラボ曲である「ザ・ベスト・スィング」を世界初披露という記念すべきその夜は、各トラックに合わせて映し出されるヴィジュアル、ラインティング、舞台から花火、そしてカイゴが奏でるビートに合わせて様々な色に光る観客に渡されたリストバンドと、実に「ダイナミック」という言葉があてはまってる行っても過言ではないショーだった。
ショー終了後、早々とリオ・デ・ジャネイロでのオリンピック閉会式でのパフォーマンスの為、飛び去ってしまったカイゴ、日本でもきっと来月、素晴らしい初ライブをみせてくれるだろう。