演奏・録音史上初!カウフマンが一人で全楽章を歌いきった空前絶後の《大地の歌》。

2017.04.12

演奏・録音史上初!テノールが一人で全楽章を歌いきった空前絶後の「大地の歌」。

マーラー:大地の歌


ヨナス・カウフマン

ジョナサン・ノット/ウィーン・フィル

MAHLER: DAS LIED VON DER ERDE
JONAS KAUFMANN | 
JONATHAN NOTT |WIENER PHILHARMONIKER


■品番 1CD:SICC-30425 ■発売日: 2017年4月12日 ■定価: ¥2,600+税 
■Bluspec CD2  ■レーベル: Sony Classical
 


現在最高の人気を誇るテノール歌手として充実した活動を続けるヨナス・カウフマンのニュー・アルバムは、ウィーン・フィルと共演したマーラー「大地の歌」を何と全曲一人で歌い通した話題の公演のライヴ録音。交響曲と歌曲を融合させたかのような作品で、中国の李白、孟浩然、王維らの漢詩を自由に翻案した歌詞が付された全6楽章を、通常は声域の異なる2人の歌手が歌い分けますが、ここではカウフマンが一人で歌い尽くしています。まさに前人未到の領域へのチャレンジであり、ノリにのっているカウフマンならでは。これを聴くと2018年1月に再度延期された来日公演にも期待が高まります。ウィーンでは「この作品の構想のスケールの大きさが、一人の歌声によって統御される様は感動的」と絶賛を受けました。

これまでこの曲を歌っていた時、よくこう疑問に思ったものでしたーーなぜこの6つの楽章を2人の歌手で歌うのだろうか、と。楽章ごとに音楽の対比が強烈だし、それぞれに要求される声域や声質も異なっているのは確かです。そうであるにしても、私は6つの楽章を最初から最後まで、それぞれの性格を表出しつつも、一つの大きな枠組みの中で構成してみたい、という思いに取りつかれてしまったのです。それだけでなく、低声のための3つの楽章も大好きなので、バリトンやメッゾ・ソプラノの同僚たちの歌を聴きながら、特に最終楽章「告別」では、彼らがうらやましくて仕方がなかったという思いも強くありました。だから、いつの日か全曲を自分一人で歌ってみたい、という思いを密かに抱くようになったのです。それでも最初のうちは、そんなことは無理だろう、テノールのための奇数楽章だけでも十分に大変なんだから、と思っていました。しかしそのうち、テノールのための楽章を歌うことに恐れを感じることがなくなった段階で、全曲を歌ってみたいという思いが強くなってきたのです。ーーーヨナス・カウフマン(ライナーノーツより)


 
■しかもパートナーが凄い!指揮は1962年イギリス生まれで東京交響楽団、スイス・ロマンド管の音楽監督を牽引するジョナサン・ノット。2003年~11年にかけてバンベルク交響楽団とマーラーの交響曲全集をスイスTUDERレーベルに録音し、マーラー演奏の大家として高く評価されています。「大地の歌」は2016年2月にバンベルク響、ロベルト・サッカ(テノール)、スティーヴン・ガッド(バリトン)とともにTUDERに録音しており、短期間に2つのオーケストラを振り分けた録音が出てくるのも異例といえるでしょう。ノットがウィーン・フィルにデビューしたのは2007年のウィーン・モデルンの演奏会で、今回がウィーン・フィルとの初録音となります。

■オーケストラは、マーラーが首席指揮者を務め、ワルター、バーンスタイン、ブーレーズなど時代に応じて「大地の歌」の名盤を生み出してきたウィーン・フィル。その鮮明かつ濃厚な響きが最新録音で目覚ましく捉えられています。

■作品について マーラーの「大地の歌」は、亡くなる3年前の1908年に作曲された9番目の「交響曲」で、交響曲と歌曲を融合させた作品。ハンス・ベートケが中国の李白、孟浩然、王維らの漢詩から自由にドイツ語に翻案した歌詞を用い、「人間は死んで地上からいなくなるが、大地は永遠に繰り返して花を咲かせ、緑に覆われる」と有限の生と永遠の大地を歌う作品です。東洋的な五音音階を使用するなど20世紀初頭のエキゾチズムも反映されています。マーラー没後、弟子のブルーノ・ワルターによって初演されました。

■「カウフマンが全楽章を歌うのは極めて説得力があった。彼の声のバリトンを思わせる音色がフルに生かされ、その上でテノールの高声の輝きも失われないからだ。ジョナサン・ノット指揮するウィーン・フィルに支えられ、超一級の歌を聞かせてくれた。カウフマンは、美しく歌いだされるメロディライン、言葉の明快さ、お手本ともいうべきフレージングを我が物にしていた。」(『デア・クーリエ』紙)

[収録曲]

 マーラー 交響曲《大地の歌》 
1 I. 現生の愁いをうたう酒歌 
2 II. 秋に寂しき人  
3 III. 青春について  
4 IV. 美しさについて
5 V. 春に酔う人  
6 VI. 告別   

ヨナス・カウフマン(テノール)

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:ジョナサン・ノット


[録音]2016年6月16日~22日、ウィーン、ムジークフェラインザール(セッション)
[プロデューサー]クリストファー・オールダー
[レコーディング・エンジニア]フィリップ・クラウゼ
[アシスタント・エンジニア]イーナ・ニコロフ、ハンネス・ロイス


 


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