J モス
デトロイトで生まれ育つ。 彼の父親、ビル・モスは、Bill Moss & the Celestialsという有名なゴスペル・グループのリーダーである。その為子供時代のJ・モスは彼らのツアーについてまわり多くの時間を彼らと過ごした。又 カレンやドリンダなどのクラーク・シスターズは、彼のいとこにあたる。 (抜群の歌唱力から米国最高の女性グループとして君臨してきた彼女達。1999年には「Gospel Music Hall of Fame」の殿堂入りを果たす。)10代前半、J.モスは彼の兄弟のビル・ジュニアと歌のデュオ、ザ・モス・ブラザーズを結成し、週末には中西部などにツアーに行った。その間の7年間で2枚のアルバムをレコーディングしている。ミシガン州立大学に通うも歌やレコード制作がしたくて大学を中退したJ・モスは、80年代地元デトロイトでインディー・レーベルと仕事を始め、 Paul AllenとWalter Kearneyと出会い、3人はPAJAMとして活動を開始する。 90年代半ばはクラーク・シスターズのツアーで殆どの時間を費やし、その間にカレン・クラーク・シェアードと契約を交わす。そして1999年、ヘゼカイア・ウォーカーの大ヒットアルバム 『Family Affair』からシングルカットされた“Let's Dance”でPAJAMは一躍、脚光を浴び、 その後、デスチャ、インシンクなどの超売れっ子のプロデューザー・チームとして活躍している傍ら、2004年に彼自身のアルバムをリリースし、ゴスペルでは異例の全米で30万枚を超えるセールスを記録する。