2020年大河ドラマ「麒麟がくる」の大河ドラマ紀行に、情熱のヴァイオリニスト川井郁子が参加!
銘器ストラディバリウスによる美しい演奏が番組を彩ります。11/22『麒麟がくる紀行』からOA!
2020年大河ドラマ「麒麟がくる」は、「戦国時代」を初めて4Kでフル撮影、新しい解釈で英雄たちを描く作品です。王が仁のある政治を行うときに必ず現れるという聖なる獣、麒麟。応仁の乱後の荒廃した世を立て直し、民を苦しみから解放してくれるのは、誰なのか…。麒麟はいつ来るのか?
その大河ドラマ『麒麟がくる』のあとに放送されている『麒麟がくる紀行』。1月~3月期は、ヴォーカリスト堀澤麻衣子、4月~11月まではウクレレのレジェンド、ジェイク・シマブクロが参加していましたが、11月22日の放送から情熱のヴァイオリニスト川井郁子が担当することが決まりました。
ジャンルを越境し世界的活躍を続ける“情熱のヴァイオリニスト”として知られる川井ですが、2020年5月でアルバム・デビュー20周年を迎えました。国内外の主要オーケストラをはじめ、指揮者チョン・ミョンフンやテノール歌手ホセ・カレーラス、ポップス系アーティストや、バレエ・ダンサーのファルフ・ルジマトフ、熊川哲也、フィギュアスケートの荒川静香らとも共演。2008年にはNYのカーネギーホール、2015年にはパリ・オペラ座での公演を成功させ、映画『北のカナリアたち』では第36回日本アカデミー賞・最優秀音楽賞を受賞し作曲家としても高い評価を得ていますが、大河「麒麟がくる」の音楽担当にしてハリウッドで活躍する作曲家ジョン・グラムの指名を受け、大河紀行に参加しました。
ジョンは、近代的なハリウッド・サウンドを紡ぎだすベテラン作曲家として、ハリウッド映画音楽業界でも一目置かれる作曲家ですが、川井は、銘器ストラディバリウスを携え、ヴァイオリン・プレイヤーとして、清澄で美しいパフォーマンスで戦国時代に生きる人々の心情を美しくも儚(はかな)く奏で上げます。タイトルは「麒麟紀行 IV feat. 川井郁子」。この曲は11月22日の『麒麟がくる紀行』から放送されています。
川井郁子(ヴァイオリン) コメント:
大河ドラマ「麒麟がくる」は毎週楽しみに拝見しており、ドラマのオープニングで、荘厳かつドラマティックなテーマ曲を聴くたびにワクワクしておりました。
このような形で関わらせていただけることになり、本当に嬉しかったです。ドラマの余韻に浸る紀行のテーマにピッタリの爽やかな曲、そして孤高の哀愁を帯びたメロディーが胸に迫ってくる劇中曲。素晴らしい機会をいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。
なお、川井は劇中曲にも1曲参加します。こちらもご期待ください。
■大河情報
作:池端 俊策 ほか
音楽:ジョン・グラム
題字:中塚 翠涛
語り:市川 海老蔵
出演:長谷川 博己 ほか
制作統括:落合 将 藤並 英樹
演出:大原 拓 一色 隆司 佐々木 善春 深川 貴志
プロデューサー:中野 亮平
放送:毎週日曜日 NHK総合 後8:00 ~ 8:45ほか
■CDリリース情報 ※Vol.2には、川井郁子の演奏は収録されておりません。
それでも、この仁なき世を愛せるか。
大河ドラマ「麒麟がくる」オリジナル・サウンドトラック Vol.2
音楽:ジョン・グラム
麒麟メドレー:広上 淳一(指揮) NHK交響楽団 林 英哲(和太鼓)
大河紀行:ジェイク・シマブクロ(ウクレレ)
好評発売中
価格:¥3,000+税 ※Blu-Spec CD2
品番:SICX-30087
発売元:ソニー・ミュージックレーベルズ
<収録曲>
01. 信長 Nobunaga
02. 喰うか喰われるか To Eat or Be Eaten
03. 滅びるは一瞬 Imminent Fall
04. 強き女たち Tough Women
05. 思索 Thoughtful
06. 光秀と駒 Unobtainable
07. 伏在 Lying Hidden
08. 美濃の里 II Peaceful Mino II
09. 葛藤 Betrayal
10. 珍道中 Not the Best Plan
11. 無限 Infinite Possiblities
12. 帰蝶 Princess Kicho
13. 美濃の蝮 Mercurial Dosan
14. 燐光 Soul of the Firefly
15. 麒麟 ~仁獣~ The Kirin II
16. 威嚇 Menace
17. 本懐 Serious Contemplation
18. 死線 Life and Death
19. 栄枯盛衰 Rise and Fall
20. 麒麟紀行 II feat. ジェイク・シマブクロ Kirin Kiko II feat. Jake Shimabukuro
[ボーナス・トラック]
21. 麒麟メドレー Kirin Suite
【演奏】
広上 淳一(指揮) NHK交響楽団(21)
和太鼓:林 英哲(2,21) ウクレレ:ジェイク・シマブクロ(20)
■川井郁子 プロフィール
東京藝術大学・同大学院修了。大阪芸術大学(演奏学科)教授。国内外の主要オーケストラをはじめ、チョン・ミョンフンや、ホセ・カレーラスなどとも共演。またジャンルを超えて、ポップス系アーティストや、バレエ・ダンサーのファルフ・ルジマトフ、熊川哲也、フィギュア スケートの荒川静香らとも共演。
2008年ニューヨークのカーネギーホール、2015年にはパ リ・オペラ座での公演を成功させる。2019年3月にワシントンD.C.で行われた全米さくら祭 りに出演、フリーア美術館にて単独公演を成功させるなど、国内外を問わず精力的に活動 している。第36回日本アカデミー賞・最優秀音楽賞を受賞。また社会的活動として「川井 郁子 Mother Hand 基金」を設立。全日本社寺観光連盟親善大使を務める。