ハイエイタス・カイヨーテのドラマー、ソロ・アルバム本日発売。
新世代の音楽シーンを牽引するメルボルン発フューチャー・ソウル・バンド=ハイエイタス・カイヨーテのドラマー:ペリン・モスのビート・メイカー名義クレヴァー・オースティンのソロ・アルバム『パレイドリア』が本日10月30日発売された。
CD発売は日本のみとなり、CD限定ボーナス・トラック2曲を追加収録している。
本人からのコメント動画も到着。
ハイエイタス・カイヨーテは紅一点ギター&ヴォーカルのネイ・パーム、ポール・ベンダー(ベース)、サイモン・マーヴィン(キーボード)そしてぺリン・モス(ドラムス)の4人からなるユニットで、2011年メルボルンで結成された。変幻自在のジャム・バンドとして進化を続けるハイエイタス・カイヨーテは今年7月28日には、フジロックフェスティバルのグリーンステージに立った(*ライヴ写真添付)。濃厚かつジャンルレスで唯一無二のバンド・サウンドを独特なグルーヴで支えるぺリンは、バンド結成前にはヒップホップのプロデューサーとして活躍していた経歴をもつ。
ドラムは独学で習得し、ドラマーとして参加したのはハイエイタス・カイヨーテが初めて、というマルチな才能の持ち主なのだ。「自分に聴こえている音をきちんと形にするっていうのをやりたいときには、いろんな楽器を自分で弾けることが必要」というぺリン。
本作でドラム以外にもベース、キーボード等色々な楽器を自分で演奏しているが盟友ポール・ベンダー、サイモン・マーヴィンをはじめ、新たな才能が続々出現するメルボルン・シーン注目のレニアス、鬼才ジョン・バップやジョージア・アン・マルドロウ等超個性派アーティストがゲストとして名を連ね、アーティスト同士の信頼関係も見えてくる。
マッドリブやJディラ、ブラジルやアフリカ音楽からの影響も語るぺリンがプロデューサー時代の経験を活かし、自らの頭の中に聞こえる音世界をじっくりと創り上げたアルバムはシンプルなサウンドの中に様々なレイヤーが織り込まれ、別世界に連れていかれるような仕上がりとなっている。
タイトルのパレイドリアは心理現象を現す言葉で、アートワークの絵はアーティストの母親が描いた作品なのだという。
「僕の音楽は、過去、現在、未来に渡る多数のアーティストによる魔法なしでは存在しないし、彼らが自身を表現し、それをみんなに分けてくれて、世界が聴けるようにしてくれたおかげだ。響いてくるバイヴレーションに癒やされ、インスピレーションになっている」と自らの新プロジェクトのリリースに際しメッセージを寄せている。
|アルバム情報|
クレヴァー・オースティン『パレイドリア』
2019年10月30日発売 *CD発売は日本のみ
品番:CD:SICX140 定価 \2400+税
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〇収録曲
1 Mist ミスト
2 Unipvichユニプヴィチ
3 Speckleスペックル
4 Blue Tongue ブルー・タン(feat. ジョン・バップ)
5 Planet Viewing プラネット・ビューイング
6 Speckle Part 2 スペックル Pt.2
7 Dime Headダイム・ヘッド
8 Doves ドーヴス
9 Catapult カタパルト(feat.レニアス)
10 Hedgehog ヘッジホッグ
11 Mothership stripマザーシップ・ストリップ (feat.Cazeaux OSLO)
12 Ark アーク
13 Higher Plains ハイアー・プレインズ
14 You are all you need ユー・アー・オール・ユー・ニード(feat.ジョージア・アン・マルドロウ)
15 Sazeq サゼク
16 Utopia ユートピア
☆日本盤ボーナス・トラック☆
17 Block Spaceブロック・スペース
18 Forest フォレスト