ロックの伝道師=デイヴ・グロールが新プロジェクトで説く“楽器演奏のススメ”<バンドがこの世から決して無くならないワケ>
ロックの伝道師=デイヴ・グロール(フー・ファイターズ)が、またもやロックファンをニンマリさせるオモシロ企画を発表しました。23分のインスト曲を書き(ここまではデイヴのレベルでは普通かもしれない)、その全ての楽器をリアルタイムで“ライヴ”レコーディングし、その映像を同時に撮影、公開するといいます。この作品は8月10日(金)に、オーディオ/映像ヴァージョンそれぞれが同時に配信リリースされます。
このプロジェクトでデイヴは、リードギター/サイドギター/ベース/ドラム/パーカッション、そしてこれまでの作品では決して演奏したことは無かったキーボードとビブラフォンに挑戦。映像では初挑戦の楽器に悪戦苦闘し、間違えを繰り返す姿も隠すことなく見せています。楽器経験のある方には解るはずだが、リアルタイムでのライヴ・レコーディングとは即ち間違ったら全て一からのやり直しを意味する根気のいる作業であり、しかも今回は未経験の楽器を含めて7つのパートで挑戦しているのです。
では何故にデイヴ・グロールはそのような事をしてみせたのか?
それはひとえに、アマチュアであろうがプロであろうが、子どもであろうがデイヴのような49歳の大人であろうが、誰もが楽器演奏を学び懸命に練習した上でようやくものにし、そして新しい音楽を創造する、という喜びに飽きることは決して無いということを証明する為です。
今回の映像作品の中でデイヴは、「演奏=Play/プレイ」を学ぶという事が、人々にとっていかなる意味を持つのかを理解する為、<ジョイン・ザ・バンド>(LAにある音楽教室)で子供たちにインタビューをしています。そして、放課後のセッションと寝る間も惜しんでの努力を通じて、彼らはデイヴが経験したそれと全く同様の悪戦苦闘、フラストレーションを経験し、そしてインスピレーションを得ているのだという事を知るのです。
テクノロジーの進化、そしてPCの普及によって“手軽”かつ”修復可能な”形での音楽制作が可能となった今もなお、何故に人々は気の遠くなるような時間と根気が必要な楽器演奏=Play/プレイ(“Play”は英語で“楽器演奏”の他に“遊び”も意味する)に夢中になるのでしょうか?
「プレイ」はその魔法のタネが鮮やかに映し出された作品となっています。
●デイヴ・グロール プレゼンツ 「プレイ」ティーザー映像
【リリース情報】
DAVE GROHL PRESENTS “PLAY”
デイヴ・グロール プレゼンツ 「プレイ」
2018年8月10日配信(映像/オーディオ)
●「プレイ」配信予約リンクはこちら
https://lnk.to/DaveGrohl_PLAYAW
<スタッフクレジット>
Audio Recording: Darell Thorp (Concrete & Gold)
Documentary | Collaborator: Mark Monroe (Sound City & Sonic Highways)
Documentary | Director of Photography: Andrew Stuart
Performance | Director of Photography: Brandon Trost
【デイヴ・グロール(フー・ファイターズ): プロフィール】
●元ニルヴァーナのドラマーであり、現在の音楽シーンを代表するロック・アイコン。
●自ら率いる米ロック・バンド、フー・ファイターズはグラミー賞11冠、アルバム総セールスは3,000万枚を超え、ニルヴァーナ時代も含めると1億枚にも及ぶ。
●2015年、フジロック・フェスティバルでヘッドライナー出演のために7年ぶりに来日、骨折しながらも圧巻のパフォーマンスを行ったデイヴ・グロールの姿も話題を呼んだ。
●2017年、サマーソニックにヘッドライナーとして初参戦。
●2017年9月15日には<シーア>や<アデル>の大ヒット曲で知られる注目のプロデューサーにして稀代のメロディメイカ―<グレッグ・カ―スティン>と初めてタッグを組んだ、3年ぶりとなる9作目『コンクリート・アンド・ゴールド』を発表、アメリカ、イギリス、日本を含む世界11か国で1位を記録した。
【関連サイト】
●本国公式サイト:
http://play.roswellfilms.com/