創設メンバー、アンディ・フレッチャーを失った悲しみを越えてデイヴ・ガーンとマーティン・ゴアの二人体制になったデペッシュ・モードが、15枚目のスタジオ・アルバムを完成。
ついに本日発売に!
1980年の結成から40年余、いまだ進化を続けるエレクトロニック・ロック・バンド、デペッシュ・モードの待望のニューアルバム『Memento Mori(メメント・モリ)』が、本日Columbia Recordsからリリースとなりました(日本盤はソニー・ミュージックレーベルズから4月26日を予定)。
『Memento Mori(メメント・モリ)』は、デペッシュ・モードの15枚目のスタジオ・アルバムで、共同創設者であるアンドリュー・"フレッチ"・フレッチャーが2022年5月に亡くなった後、ガーンとゴアの2人体制になってから初めての作品です。ジェームス・フォードがプロデュースし、マルタ・サローニが追加プロデュースを担当した『メメント・モリ』は、Covidパンデミックの初期に制作され、その結果、その時代に直接インスピレーションを受けたテーマが盛り込まれています。この12曲のアルバムは、不吉なオープニングから最後の解決まで、パラノイアと強迫観念からカタルシスと喜びまで、様々なムードとテクスチャーの広大な広がりを示しています。『Memento Mori(メメント・モリ)』の全曲リストは以下の通りです。
1. マイ・コスモス・イズ・マイン My Cosmos Is Mine (Marlin L. Gore)
2. ワギング・タング Wagging Tongue (Dave Gahan/Marlin L. Gore)
3. ゴースト・アゲイン Ghosts Again (Marlin L. Gore/Richard Butler)
4. ドント・セイ・ユー・ラヴ・ミー Don’t Say You Love Me (Marlin L. Gore/Richard Butler)
5. マイ・フェイヴァリット・ストレンジャー My Favourite Stranger (Marlin L. Gore/Richard Butler)
6. ソウル・ウィズ・ミー Soul With Me (Marlin L. Gore)
7. キャロラインズ・モンキー Caroline’s Monkey (Marlin L. Gore/Richard Butler)
8. ビフォー・ウィ・ドラウン Before We Drown (Dave Gahan/Peter Gordeno/Christian Eigner)
9. ピープル・アー・グッド People Are Good (Marlin L. Gore)
10. オールウェイズ・ユー Always You (Marlin L. Gore)
11. ネヴァー・レット・ミー・ゴー Never Let Me Go (Marlin L. Gore)
12. スピーク・トゥ・ミー Speak To Me (Dave Gahan/Christian Eigner/James Ford/Marta Salogni)
デペッシュ・モード(Depeche Mode)のデイヴ・ガーン(Dave Gahan)とマーティン・ゴア(Martin Gore)は、アンディ・フレッチャー(Andy Fletcher)が亡くなった後、初めてバンドの未来と真正面から向き合いました。「続けるのか、それとも今終わらせるのか」。そして2人は「続けよう、まだやり残したことがあるような気がする」と決意し、2023年、新しいアルバム『Memento Mori』を携えて戻ってきたのです。
アルバムおよびツアーのタイトルの「メメント・モリ(memento mori)」は、ラテン語で「自分が(いつか)必ず死ぬことを忘るな」「死を忘ることなかれ」という意味の警句です。
ガーンは「完璧なタイトルだよ、全ての曲は、人生は儚く、人生は残酷で、喜びや祝福にもなり得るが、必ず終わりがある、という考え方に傾いている」と話しています。ガーンはまた、フレッチャーの死により、初めて自分たちがいつ終わるかを考えなければならなくなったとも話し、アルバム名は「ある意味、より関連性があるように思える」とも話しています。
ガーンとゴアはパンデミックの数ヶ月間、メールで音楽のアイデアを交換していました。彼らはプロデューサーであるジェイムス・フォードとマルタ・サローニと共にゴアのスタジオでレコーディングを始める予定でしたが、「電話がかかってきた」と言います。大動脈解離によるフレッチャーの死はショックでした。
ガーンは「彼は40数年間、僕の人生の一部だったんだからね」「僕はマーティンに“前に進まないといけないよね”と言うと、彼はすぐに“そうだね”と答えたんだけど、彼もその質問をしているような安堵感を感じたよ」と話しています。
ガーンとゴアは、初めてバンドの未来と真正面から向き合いました。「僕たち2人が“このまま続けるのか、それとも今終わらせるのか”という問いを投げかけたのは今回が初めてだった」とガーンは振り返り、そして「少なくともこのアルバムは作ろう」と決めたのだと言います。
ニュー・アルバムについてガーンは「雰囲気があって、サウンドが本当に面白い」と言い、歌詞面では「すべてに終わりがある。僕たちは皆、できるだけそれを避けようとするけど、それは避けられないことなんだ」ということを歌っていると語ります。
「すべてに終わりがある」――デペッシュ・モード自体も? ガーンは「マーティンと僕がこの数年間で初めて自問自答して、“続けようか”と二人で決めたんだ。まだやり残したことがあるような気がしたんだよ」と話しています。
2023年リリースの最新作『メメント・モリ』はバンドにとって15枚目のオリジナル・アルバムになります。
デペッシュ・モードは、数十年にわたってバンドとライヴを行ってきたマルチインストゥルメンタリストのピーター・ゴーデノPeter Gordenoとドラマーのクリスチャン・エイナーChristian Eignerと共に3月23日、カリフォルニアのサクラメントからツアーをスタートさせています。
商品情報
デペッシュ・モード『メメント・モリ』
Depeche Mode / Memento Mori
輸入盤……Softpack、Deluxe CD、Opaque Red Vinyl、通常Vinylなど各種あり
※国内盤は海外Deluxe CDに準拠し、日本語ブックレットと帯付きで4月26日発売予定となります。
各DSPより本日より配信スタート
MVリンクはこちら