ディープ・サイド
マイアミのフォートローダーデール出身、マイク・イージー、プリティ・スライ、ルード・ボーイ、ペニーの4人からなる黒人と白人の混合男性ヴォーカル・グループ。2002年にデビュー・アルバムをインディー・レーベルからリリースした後、その抜群のコーラス・センスが高く評価されJIVEとメジャー契約を結ぶ。メジャー移籍後にリリースされた第一弾シングル、スターゲイトが手掛けた「Let’s Make Love」は日本のクラブでヘビー・プレイされ、クラブDJの定番曲としてロングラン・ヒットを遂げている。R.ケリーやNYの若手ラッパー、パプースをフィーチャリングに迎えたリミックス・バージョンも好評で、クラブ・シーンを中心にストリート・レベルでのクチコミがじわりじわりと広がりをみせる中、シーンにさらなる衝撃を与えた噂のシングル「What I Need」がカットされる。こちらもファースト同様にスターゲイト・プロデュースによるもので、なんとあの大ヒットシングルの「So Sick」に非常によく似たコード進行だったことで一気に話題となり、まだ情報の少なかった大型新人に対し問い合わせが殺到する事態に・・・。こうして大いにシーンを賑わせ、デビュー・アルバムへの期待が高まっていたディープ・サイドだが、残念ながらJIVEとの契約が終了しアルバム発売は実現しなかった。現在は新たなレーベルの下、ギット・フレッシュと改名して活動を再開している。