「ダフト・パンクの聴き方はグルーヴ」 サカナクション山口一郎(Vo,G)氏が、ダフト・パンクを語る!
先日、第56回グラミー賞で主要2冠含む最多5部門を受賞したダフト・パンクについて、サカナクション山口一郎氏が語ったインタビューが公開された。
・「サカナクション山口一郎が語る、ダフト・パンクのグルーヴとポップ」掲載先
http://natalie.mu/music/pp/daftpunk
ダフト・パンクのデビュー当時、テクノ発のロック感あふれる様々なアーティストが出現する中で彼らの「ネオ・ファンク感」が一番自分にフィットすると感じ、初期の頃からダフト・パンクをチェックしていたという山口氏は、第56回グラミー賞で最多5部門に輝いたダフト・パンクの最新作『ランダム・アクセス・メモリーズ』も、1stシングル「ゲット・ラッキー」がオンライン上で先行試聴スタートされた時から聴き、「とんでもない曲だな」と思ったという。
・ダフト・パンク「ゲット・ラッキー」試聴
「ちょうど自分たちもファンキーとかグルーヴっていうものを意識している時代だったんですよ。そこでメンバーに『(俺たちも)間違ってなかったろ』って言いましたね(笑)。今はグルーヴなんだと。」
また今作では、ファレル・ウィリアムスやジュリアン・カサブランカス(ストロークス)など、多彩なゲスト・ヴォーカル陣も話題になっているが、山口氏は「その歌を聴くだけでは今回のアルバムは退屈」と語る。
「そもそもダフト・パンクの聴き方っていうのは今もクラブミュージックと一緒で、グルーヴだと思うんですよね。だから今回のアルバムは、もう完全にグルーヴ ― リズムを追っかけていく中で、歌が、ギターがどう存在しているか?それが楽しいんですよ。」
「アルバム『ランダム・アクセス・メモリーズ』の音楽は難しいと思う」としながらも、「最高にカッコいいから、ひたすらアルバムを聴くべき」とダフト・パンクを語る山口氏は、現在サカナクションの全国ツアー中。そんな中、貴重な時間を割いて行われたこのインタビューは、音楽への深い造詣と愛情にあふれた、全ての音楽ファン必見の内容だ。
【CD商品情報】
DAFT PUNK / ダフト・パンク
『Random Access Memories / ランダム・アクセス・メモリーズ』
発売中
SICP-3817
\2,520(税込)
*日本盤のみボーナス・トラック収録
https://www.sonymusic.co.jp/daftpunk
●iTunesでの購入先;
https://itunes.apple.com/jp/album/random-access-memories/id617154241
\1,500(税込)
*iTunes、iTunes Storeは、Apple Inc.の商標です。
【サカナクション】
山口一郎(Vo, G)、岩寺基晴(G)、江島啓一(Dr)、岡崎英美(Key)、草刈愛美(B)からなる5人組バンド。
2005年より札幌で活動開始、ライブ活動を通して道内インディーズシーンで注目を集め、2006年8月に「RISING SUN ROCK FESTIVAL 2006 in EZO」の」公募選出枠「RISING★STAR」に868組の中から選ばれ初出場を果たす。2007年5月にBabeStarレーベル(現:FlyingStar Records)より1stアルバム「GO TO THE FUTURE」、2008年1月に2ndアルバム「NIGHT FISHING」を」発表。その後、初の全国ツアーを行い、同年夏には8つの大型野外フェスに出演するなど、活発なライブ活動を展開する。2009年1月にVictor Records移籍後初のアルバム「シンシロ」をリリース。2010年3月に4thアルバム「kikUUiki」を発表し、同年10月に初の日本武道館を成功させる。2011年には5thアルバム「DocumentaLy」をリリースし、同作のレコ発ツアーの一環で初の幕張メッセ単独公演を実施。約2万人のオーディエンスを熱狂させた。2012年には「僕と花」「夜の踊り子」という2枚のシングルを発表。2013年3月に約1年半ぶりとなるアルバム「sakanaction」をリリースし、全国ツアー「SAKANAQUARIUM 2013 sakanaction」を開催した。同年12月には「NHK紅白歌合戦」初出場を果たした。
オフィシャル・サイト:http://sakanaction.jp