カサンドラ・ウィルソン、生誕100周年ビリー・ホリデイに捧ぐ来日記念盤3月先行発売
アメリカを代表するジャズ・ヴォーカルの女王、カサンドラ・ウィルソンがレディ・デイに捧げる魂の最新作登場!生誕100周年をむかえるビリー・ホリデイへのトリビュート・アルバム 3月18日日本先行発売決定
魂をゆさぶるディープ・ヴォイスとともに紡がれてゆく極上の時間(とき)
アメリカを代表するジャズ・ヴォーカルの女王、カサンドラ・ウィルソンがレディ・デイに捧げる魂の最新作登場!生誕100周年をむかえるビリー・ホリデイへのトリビュート・アルバム 3月18日日本先行発売決定 魂をゆさぶるディープ・ヴォイスとともに紡がれてゆく極上の時間(とき)
グラミー賞受賞歴2回、現代最高のジャズ・ヴォーカリスト=カサンドラ・ウィルソン。約3年ぶりのスタジオ・アルバムとして、今年生誕百周年を迎えるビリー・ホリデイ(1915-1959)へのトリビュート盤『カミング・フォース・バイ・デイ』をリリースする。プロデューサーにはニック・ケイヴを長年手がけてきたニック・ローネイを迎え、T・ボーン・バーネットやヴァン・ダイク・パークス(編曲)、ニック・ジナー(ヤー・ヤー・ヤーズ)等個性派ミュージシャンがこのプロジェクトに参集し、ジャンルレスな注目を集めている。
カサンドラ・ウィルソンがビリー・ホリデイを初めて聴いたのは10代にさかのぼり、その声を耳にした瞬間から心奪われ今日までインスピレーションを受け続けているのだという。96年度にグラミー賞を受賞した彼女の代表作として知られる『ニュー・ムーン・ドーター』でもビリー・ホリデイの<奇妙な果実>を収録していたが、本作ではビリー・ホリデイが主に30年代~40年代にかけて取り上げたレパートリー12曲を自ら選曲しているのに加え、1曲オリジナル(トラック12:ラスト・ソング~フォー・レスター)を収録。“単なるカヴァー・アルバムではなくビリー・ホリデイの芸術のエッセンスを抽出し21世紀の今に生きる自分たちなりの解釈を表現することを目指した“という意欲作で、1曲ごとにカサンドラ・ウィルソンのディープ・ヴォイスが心に響く個性きわだつ独自の世界を披露している。
99年にも音楽界のレジェンド=マイルス・デイビスに捧げた『トラヴェリング・マイルス』をリリースしたカサンドラ。尊敬するレディ・デイへのトリビュートという数年間あたためてきた企画が生誕100周年という記念すべき年に実現したことについて「夢がかなった」と語っている。まさに本作は音楽史上に残る至高の女性ジャズ・ヴォーカリストの受け継がれる魂を五感で堪能する21世紀の新定盤としてこれからも時代をこえて聴かれていくに違いない。
アルバム・タイトルの「カミング・フォース・バイ・デイ」とは古代エジプトの“死者の書”のことをさしており、ジャケット写真にも古代エジプトの象形文字があしらわれている。2015年3月17日~19日までブルーノート東京でのライヴが予定されている。USではビリー・ホリデイの誕生日とされる4月7日に発売されるが、日本では来日公演にあわせて3週間先行発売となり、ボーナス・トラックが1曲収録される。
http://www.bluenote.co.jp/jp/artists/cassandra-wilson/
【アルバム情報】
カサンドラ・ウィルソン『カミング・フォース・バイ・デイ』
来日記念!3月18日日本先行発売(US:4月7日発売) \2,500+税
Blu-spec CD2 SICP-30710 日本盤ボーナス・トラック1曲収録
https://itunes.apple.com/jp/album/coming-forth-by-day-japan/id964413021
収録曲
1. ドント・エクスプレイン
2. ビリーズ・ブルース
3. クレイジー・ヒー・コールズ・ミー
4. ユー・ゴー・トゥ・マイ・ヘッド
5. オール・オブ・ミー
6. 今宵の君は
7. グッド・モーニング・ハートエイク
8. 月光のいたずら
9. ディーズ・フーリッシュ・シングス
10. 奇妙な果実
11. アイル・ビー・シーイング・ユー
12. ラスト・ソング(フォー・レスター)
<日本盤ボーナス・トラック>
13 ザ・ムード・ザット・アイム・イン
参加ミュージシャン
トーマス・ワイルダー(ds)、マーティン・ケイシー(b)、ジョン・カウハード(p)、ケヴィン・ブライト(g)、ロビー・マーシャル(cl)、
T・ボーン・バーネット(g②④⑦)、ニック・ジナー(g④⑧⑨⑩⑫⑬) 、ヴァン・ダイク・パークス(arr④⑥)他
【公演情報】
カサンドラ・ウィルソン -Premium Live-
2015 3.17 tue. - 3.19 thu.
Open 6:30pm Start 8:00pm ★本公演は1日1ショウのみ
http://www.bluenote.co.jp/jp/artists/cassandra-wilson/
【カサンドラ・ウィルソン バイオグラフィー】
現代アメリカを代表する女性シンガー。1996年度・2008年度の2回、グラミー賞の最優秀ジャズ・ヴォーカル・アルバムを受賞しているジャズ-ブルース-フォークを横断するワン&オンリーの音楽性と歌声で人々を魅了するシンガー。聴く者の心をつかんで離さないディープ・ヴォイス、ジャズ~ブルース~フォークを横断する独特の音楽性。不動の支持を誇るグラミー・ウィナー、カサンドラ・ウィルソンが春のブルーノート東京を彩る。'80年代から第一線で活動を始め、'86年にアルバム・デビュー。これまで発表したソロ作品の大半は全米ジャズ・チャートの上位にランクインし、'96年発表の『ニュー・ムーン・ドーター』と2008年発表の『ラヴァリー~恋人のように~』ではグラミー賞を獲得した。アメリカを代表する雑誌「タイム」で、「ソウルフルで官能的、かつ叙情的。偉大なジャズ・ヴォーカリスト達の伝統を引き継いでいる」と絶賛されたカサンドラ。輝き続ける歌姫のパフォーマンスを、見逃すわけにはいかない。