BY PHAR THE DOPEST
CUEZERO
1976年生まれ 東京都江戸川区育ち。

小学校からの幼なじみだったKREVAとともに、1995年、BY PHAR THE DOPESTを結成し、1997年に1stシングル「切り札のカード」をリリース。1998年1st Album「BY PHAR THE DOPEST」と2枚の12inchシングルを発表。ネクストジェネレーション、HIP HOPの金字塔と絶賛され、今や伝説のユニットとして名を刻みつつも、自らの視野を広げる為、ユニットとしての活動を停止しNYへ単独渡航。1年近い武者修業の後、日本へ戻りソロラッパーとして活動再開。2000年3月にadjust audioからシングル「In Fighter」、2001年1月にアルバム「ZERO」をリリースした後、CUEZEROとG.M-KAZによるインディーズレーベルRED ZONEを立ち上げ、シングル「ココカラ」「イーゼ」をリリース。独自のスタンスで真摯にHIP HOPと向かい合い、多くのイベントでもその実力を発揮し高い評価を得る。

その後もKICK THE CAN CREWの作品「sayonara sayonara(Album Edit)feat. CUEZERO」「TORIIIIIICO! feat. CASSETTE VISION」やライブにも参加し、妙に耳に残る独特の低音ボイスで個性を発揮。KICK、KREVAの武道館ライブにもゲスト参加し、そのステージの大きさに全くもって引けをとらない堂々たるパフォーマンスを披露している。

またCUEZEROの2003年のアルバム「CUEZERO THE WORLD 秋の祭典」、2004年のアルバム「3分クッキング」では、KREVAがプロデュースやfeaturingで参加したりと、長い付き合い(もはや切っても切れない腐れ縁!?)のKREVAとはお互い信頼し合い刺激し合う仲で、ともに音楽に対する熱さも半端ない。KREVAの影で重要な舵取りをしているのが実はこの男、CUEZEROだったりするのだ。“くレーベル”ではディレクターも務め、くレーベルコンピでも絶妙なコンビネーションを聴かせている。

 決して他に迎合しない独自の路線を突き進み続けるその男気溢れる一匹狼的なスタンスと、ちょっとハーコーっぽい外見からは意外(!?)とも言える優しさと思いやりを持った男だからこそ信頼できる、そのリアルなRAPは聴けば納得。音へのこだわりやHIP HOPの基本の韻踏具合も文句なし。シリアスな部分もあれば、ちょっとしたユーモアも感じさせるオリジナルなCUEZERO THE WORLDは、まさに唯一無二。
KREVA
1976年生まれ 神奈川県生まれ東京都江戸川区育ち。

CUEZEROとのユニットBY PHAR THE DOPESTを経てKICK THE CAN CREW結成。

MCとしてだけでなくトラックメイカー、リミキサーとしての評価も高く、顔PASSブラザーズ(DJ TATSUTAとのプロデュース・ユニット)名義でミッシー・エリオットのREMIXも手掛ける気鋭。ラッパーとしては、HIP HOPの殿堂「B-BOY PARK」のMCバトルにおいて3年連続日本一の栄冠に輝くという、真の実力派。KICK THE CAN CREWとして紅白歌合戦出場を果たしたり、2003年発表のベスト盤「BEST ALBUM 2001-2003」をオリコンチャート1位に送り込むなどポピュラリティーを獲得しつつも、クラブイベントでの現場レベルの空気を大切にしてきた彼だけに、その実力、センスは半端ない。また音楽のみならず、2003年にはTypo GraphicsのKIOとCRIBのYOUGOとともにファッションブランド”fashion”を立ち上げ、時期毎に気になるアイテムを展開。

 2004年6月には各自ソロ活動に専念すべく、KICK THE CAN CREWの活動を休止し、ソロシングル「希望の炎」をリリース。9月にはメジャー1stソロシングル「音色」を発表し、オリコンウィークリーシングルチャートでベスト10 入り(初登場9位)を果たす。11月には、旧知の仲である盟友CUEZEROやRhymesterのMummy-Dをはじめ、BONNIE PINKなどをゲストに迎えた渾身の1stソロアルバム「新人クレバ」を発表。そして2006年2月には、ソロ2nd アルバム「愛・自分博」を発表し、HIPHOPソロアーティストとしては史上初の快挙となるオリコンウィークリーチャート初登場1位を堂々獲得!さらにスキルアップしブラッシュアップされたこの作品は、ソロアーティストとしての風格をも漂わせる充実作。邪悪なものは一切排除し、ヒップホップの枠を超えたところでよりピュアに音とリズムと言葉と向き合う結果生まれた、多くの人の心を動かす威力を持った歌心を感じさせる楽曲ばかり。全国7ヶ所8公演ツアーのファイナルを飾った日本武道館公演も完売御礼で大盛況の内に終了!HIP HOP界はもとより、日本の音楽シーン全体から高い評価を得る。さらに2005年には自身のレーベル“くレーベル”を立ち上げ、SONOMIのアルバムプロデュースやコンピレーションアルバムの制作を行うなど、ソロと並行して活発に活動。またリミックスやゲスト参加、プロデュースワークも数多く、最近ではFAT JOE率いるテラー・スクワッドの紅一点ラッパー、レミー・マーとのコラボレーションも果たすなど活躍のフィールドを徐々に拡大。

http://www.kreva.biz/