亡き盟友デイヴ・グリーンフィールドに捧ぐ。ストラングラーズ最新アルバム国内盤9月15日発売! 2019年東京公演ライヴ音源2曲と、JJが日本語で歌った特別ボーナス・トラック収録決定。
レジェンド=ストラングラーズの最新アルバム『ダーク・マターズ』(原題:DARK MATTERS)の国内盤が9月15日に発売される。結成47年となるストラングラーズのスタジオ・アルバムとして18枚目、実に2012年以来の待望の新譜だ。2019年11月には単独公演として27年ぶりの来日公演*(注 フェスでは2007年サマソニ、2010パンクスプリングで来日している)を行い、圧巻のパフォーマンスで長年待ちわびた満員の聴衆を魅了したストラングラーズ。それからほどなく全世界にコロナ感染が拡大し、2020年5月3日キーボード奏者デイヴ・グリーンフィールドが他界した。その訃報から1年を経た今年5月、バンドはデイヴが参加した最後のアルバムとなる新譜『ダーク・マターズ』を9月にリリースすることを発表。同時に、コロナ禍で完成させた亡きデイヴに捧げる新曲「If You Should See Dave」(もしデイヴに会ったなら)を公開した。1975年から華麗なるプレイを披露してきたワン・アンド・オンリーのデイヴへの想い溢れる心に染みいる歌詞とともに、ストラングラーズの存在をあらためて人々に知らしめたこの曲はUKの iTunesロック・チャートで1位を記録した(5/14付)。
「もしデイヴに会ったなら」
国内盤は日本語表記の入った独自アートワークでのリリースとなる。ボーナス・トラックとして、2019年11月来日時最終公演のライヴ音源2曲「トイラー・オン・ザ・シー」(12)と「フリーダム・イズ・インセイン」(13)と、日本のファンのためにジャン・ジャックが日本語で歌った「ダウン」(日本語ヴァージョン14)の合計3曲が収録される。いずれもキーボードはデイヴ。
デイヴ・グリーンフィールドが参加した最後の作品であり、ジム・マッコーリーが参加した最初の作品となる本作はストラングラーズの歴史において重要な1枚になることは間違いない。ジャケットのビジュアル=時空を超え、壮大な宇宙をバックにそびえたつ4体のモアイ像に心揺さぶられたファンは少なくないはず。バンド結成時にはメンバーの中で最年少だったジャン・ジャックは、今や最年長になった。バズ・ワーン(vo)、ジェット・ブラック公認後継者ジム・マッコーリー(ds)というバンドのDNAを受け継ぐ仲間とともにこれからも進み続ける。秋から2022年にかけてヨーロッパ/UKツアーも発表されている。
アルバム情報
『ダーク・マターズ』(原題:DARK MATTERS)
ストラングラーズ(ジャン・ジャック・バーネル/バズ・ワーン/デイヴ・グリーンフィールド/ジム・マッコーリー)
・品番:SICX167 / 2640円(税込)
・2021年9月15日国内盤発売 / *海外9月10日発売
・日本盤のみ3曲ボーナス・トラック収録
・日本盤独自ジャケット
・収録曲目
01. WATER / ウォーター
02. THIS SONG / ディス・ソング
03. AND IF YOU SHOULD SEE DAVE.../ もしデイヴに会ったなら・・・
04. IF SOMETHING’S GONNA KILL ME (IT MIGHT AS WELL BE LOVE)/イフ・サムシングス・ゴナ・キル・ミー
05. NO MANS LAND / ノー・マンズ・ランド
06. THE LINES / ザ・ラインズ
07. PAYDAY/ペイデイ
08. DOWN / ダウン
09. THE LAST MEN ON THE MOON / ザ・ラスト・メン・オン・ザ・ムーン
10. WHITE STALLION/ ホワイト・スタリオン
11. BREATHE /ブリーズ
☆日本盤ボーナス・トラック
12. TOILER ON THE SEA (Tokyo Live) / トイラー・オン・ザ・シー (2019年11月5日東京ライヴ)
13. FREEDOM IS INSANE (Tokyo Live)/ フリーダム・イズ・インセイン (2019年11月5日東京ライヴ)
14. DOWN (Japanese Version) / ダウン-日本語ヴァージョン- (2021年7月録音)