ロバート・ジョンソン
1911年、ミシシッピ州ヘイズルハースト生まれ。複雑な家庭環境の中、少年時代にはウィリー・ブラウンやサン・ハウス等多くのブルースマンの演奏を聴いてはそのテクニックを瞬く間に吸収し、自らのものにしていったブルース・ギター奏法とファルセット唱法は多くの音楽ファンに支持され、やがてデルタ・ブルースの第一人者になっていった。南部を中心に演奏活動を続けていたが、27歳の時、他人の女に手を出したことが原因で毒殺されたしまった。その短い人生で録音された全29曲(42テイク)は、その後のブルース・アーティストのみならずエリック・クラプトンやキース・リチャーズなどのロック・アーティスに多大な影響を与え、彼等によって一躍知られる存在となった。