イタリアン・ロック史上、もっとも偉大なる足跡を残したPFM (プレミアータ・フォルネリア・マルコーニ)、4年振りとなる待望の新作を発表。日本盤は10月27日(輸入盤は10月22日)にリリース決定!!
イタリアン・ロック史上、もっとも偉大なる足跡を残したPFM (プレミアータ・フォルネリア・マルコーニ)、4年振りとなる待望の新作を発表。
日本盤は10月27日(輸入盤は10月22日)にリリース決定!!
収録曲の「If I Had Wings」(English Version)と同曲のItalian Versionとなる「Atom Space」が配信中。
‣「If I Had Wings」、「Atom Space」の試聴とアルバムの予約はこちら
1971年にシングル「九月の情景」でデビュー。72年には1stアルバム『幻想物語』を発表。チャートで3位を記録、いきなり大ヒット。同年、2ndアルバム『友よ』を発表。こちらもチャート13位のヒット。国内での人気を獲得する。
彼らの活躍がEL&Pのグレッグ・レイクの目にとまり、1973年にこの2ndアルバムをベースにした全編英語詞による3rdアルバム『幻の映像』をEL&Pのレーベル、マンティコアからリリースし、世界デビューを果たす。このアルバムが英米で大ヒット、世界的な人気を獲得。以後、数々のヒット・アルバムをリリース。80年後半まで活動を続ける。97年に再始動。メンバーチェンジを繰り返しながらも、現在も精力的に活動を続けている。
本作はPFMにとって、4年ぶりとなる最新作で、前作『エモーショナル・タトゥーズ』同様に英語盤とイタリア語盤の2CD仕様。
オリジナル・メンバーのフランツ・ディ・チョッチョ(ヴォーカル/ドラムス)は今回のアルバムについて、以下のコメントをしている。
「新しい作品を作る全体のプロセスは、持続的なアイデアの供給とクリエイティヴィティの賜物です。この新作ではパトリックと私がリズム・セクションを担いましたが、相性が実にぴったりで、とてもうまくいきました。
私たちに共通するのはSF映画への大きな情熱です。過去にはその手の作品をたくさん一緒に観ましたが、中でも『ブレードランナー』の呈するある疑問は私たちの心を強く打ちました。「アンドロイドは電気羊の夢を見るのか」? これには大いに考えさせられました。
私たちを取り巻く世界は変わりつつあり、コンピューターが私たちの生活のあらゆる面を乗っ取ろうとしています。コロナはそのプロセスの加速を大いに促進しました。人々がステイホームし自宅で仕事をするようになり、学校に行けない子供たちがバーチャル授業を受ける中、誰もが急速にアンドロイド化しているような気がします。私たち1人1人が自分自身の中に閉じ込められたような感じになり、他人と交流ができなかったのです。社会的な接触を避けるというのが主な原則という状況に、私たちは『ブレードランナー』の主なシーンの1つを思い出しました。アンドロイドが自分の母親について訊かれるシーン。機械である彼は当然、家族が誰で自分がどこから来たのかという個人的な体験の記憶を持つことができなかったのです。
私たちはそんなことからこの新作のコンセプトを発展させていきました。
私たちは人々がイマジネーションを活かすパワーを信じています。それこそが、人類とアンドロイドとの違いをもたらすものなのです。夢を見ることができることは、人の人生、クリエイティヴィティ、思考に影響するのです」。
【日本盤詳細】
PFM (プレミアータ・フォルネリア・マルコーニ) [Premiata Forneria Marconi]
電気羊の夢を見た [I Dreamed of Electric Sheep]
品番:SICP-31495~6 (2CD) [高品質Blu-spec CD2]
価格:税込3,520円(税抜3,200円)
日本盤書下ろし解説、英文ライナー(翻訳付)、歌詞・対訳付
収録曲
●Disc-1
01. Worlds Beyond
02. Adrenaline Oasis
03. Let Go
04. City Life
05. If I Had Wings
06. Electric Sheep
07. Daily Heroes
08. Kindred Souls
09. Transhumance
10. Transhumance Jam
●Disc-2
01. Mondi Paralleli
02. Umani Alieni
03. Ombre Amiche
04. La Grande Corsa
05. Atom Space
06. Pecore Elettriche
07. Mr Non Lo So
08. Il Respiro Del Tempo
09. Transumanza
10. Transumanza Jam
【今作のラインナップ】
●フランツ・ディ・チョッチョ (Franz Di Cioccio) - ボーカル、ドラムス (1970年~)
●パトリック・ジヴァス (Patrick Djivas) - ベース (1974年~)
●ルーチョ・ファッブリ (Lucio Fabbri) - ヴァイオリン (1979年-1987年、2002年~)
●マルコ・スフォーリ (Marco Sfogli) - ギター (2015年~)
●アレッサンドロ・スカリオーネ (Alessandro Scaglione) - キーボード (2012年~)
●アルベルト・ブラヴィン (Alberto Bravin) - キーボード、ボーカル (2015年~)