元オアシスのノエル・ギャラガー、遂にソロ・プロジェクト発表!緊急記者会見で、解散~ソロまでの全貌が明らかに!
2011.07.07
INFO
全世界に衝撃を走らせたオアシス脱退からほぼ2年。元オアシスのノエル・ギャラガーが遂に沈ソロ・デビューの全貌を、7月6日/西ロンドン:エレクトリック・シネマでの緊急記者会見で明らかにした。待望のファースト・ソロ・アルバムのタイトルは『NOEL GALLAGHER’S HIGH FLYING BIRDS』、本国イギリスでの発売は10月17日であることを告知。日本でもこの秋、ソニー・ミュージックジャパン インターナショナルから発売となる。英モダン・ロック界随一のソングライターであり、 オアシスでほぼすべての曲の作詞作曲を手掛けてきた“オアシスの心”ともいえるノエルによるソロ・プロジェクト始動の知らせに、世界中のロック・ファンが歓喜感涙したに違いない。100人以上の記者団、多数のカメラ・クルーの前に姿を現したノエルは、スマートな革ジャン、短めに刈り込んだ髪も含め、実に精悍で颯爽とした佇まい。開口一番「じゃあ、戦闘開始!」のジョークを飛ばし、ユーモアたっぷりの軽妙な語り口で、約30分間の質疑応答を行った。
ソロ・アルバムは、なんと2作が既に完成している。まず、今年10月17日(英国発売予定日/日本でもこの秋発売)、自らのレーベル:Sour Mashからドロップされるのが、10曲入り『Noel Gallagher’s High Flying Birds』。ロンドン、そしてLAで制作されたこのアルバムは、オアシス作品でもおなじみのデイヴ・サーディとの共同プロデュースだ。
ノエルは「ファンにはオアシスのなごりを聞き取ってもらえると思う」と評しつつ、「ギター・ソロは2曲にしか入っていないし、しかもそのうち1つは他の人間が弾いてる」と、ヒントを残してくれた。オアシスの前作セッション中にデモを作った楽曲も含まれているとのことだが、「君達がこのアルバムで最初に聴く曲は、これまで俺がやってきたことの、どれとも似ていない」との、大いに興味をそそる発言もあった。
この作品の発売翌週にツアーも開始。10月23日:アイルランド/ダブリンを皮切りに、マンチェスター、ロンドン、グラスゴー、エジンバラ他での比較的小規模な会場でのライヴが準備されており、その後も2011年内に世界の主要都市を回る予定という。「ツアーでオアシスの曲はプレイするのか?」との問いには、「(ソロ・)アルバム10曲は46分20秒くらいなわけで、そんな短いライヴに、高いチケット代はチャージできない。だから、俺はオアシスの曲はプレイするつもりだ。俺が書いた曲だし、誇りに思っているからね」とのことで、オアシス・ファンには朗報だろう。
続いて、ソロ第2弾として、ジ・アモルファス・アンドロジナス(=フューチャー・サウンド・オブ・ロンドン)とのコラボレーション作(タイトル未定)が来夏発表される見込み。「めちゃめちゃぶっ飛んだ内容」とのこと。『~High Flying Birds』とは異なる、実験的かつ多彩な内容になりそうだ。
ソロ作と同じくらい会見の焦点になったのが、脱退の引き金になった2009年:パリでのコンサート楽屋事件。「俺達の関係は、みんなが思ってるほどひどくない」と断った上で、①プリティ・グリーンの広告をオアシスのツアー・プログラムに掲載しようというリアムの案にノエルが反対~大口論になり、両者の関係が悪化②英Vフェスティヴァルのオアシス出演がキャンセルになったのはリアムの二日酔いのせいであり、③その件で非難されたのは、ノエルが英マスコミを操っているせいだ、とリアムが逆恨みし鬱憤をためていき④パリのフェスの楽屋で爆発、喧嘩になった・・・と顛末を説明。
この記者会見の後、リアムは「SHITBAG(クソったれ)」とツィートしており、彼には彼なりの言い分があるのだろう。しかし、「不必要に乱暴だった」楽屋でのリアムの言葉や態度や楽屋にいた他のメンバーの事なかれ主義な対応にも失望したノエルは「もうたくさんだ」と感じ、ツアー中の脱退を表明したという。「でも後悔してる。あの時残っていたコンサートは2本だけだったから、俺が戻ってあのライヴをやっていたら、ツアー後に話し合いを持てたかもしれない。そうすれば、バンドは解散せずに済んだかも」との発言には、オアシスへの未練を感じさせるものがあった。
ソロ・プロジェクトにノエルが取り組み始めたのは、オアシスがブリット・アウォードにおける「過去30年間の最優秀アルバム賞」を受賞した、2010年2月。そこから、実に18ヶ月を費やした2枚のアルバムを引っさげ、英モダン・ロック界随一のソングライターが帰還を果たす日は近い。
【リリース情報】
ノエル・ギャラガー
初ソロ・アルバム『NOEL GALLAGHER’S HIGH FLYING BIRDS』
UK発売日 10月17日
日本でもこの秋、ソニー・ミュージックジャパン インターナショナルから発売!
ソロ・アルバムは、なんと2作が既に完成している。まず、今年10月17日(英国発売予定日/日本でもこの秋発売)、自らのレーベル:Sour Mashからドロップされるのが、10曲入り『Noel Gallagher’s High Flying Birds』。ロンドン、そしてLAで制作されたこのアルバムは、オアシス作品でもおなじみのデイヴ・サーディとの共同プロデュースだ。
ノエルは「ファンにはオアシスのなごりを聞き取ってもらえると思う」と評しつつ、「ギター・ソロは2曲にしか入っていないし、しかもそのうち1つは他の人間が弾いてる」と、ヒントを残してくれた。オアシスの前作セッション中にデモを作った楽曲も含まれているとのことだが、「君達がこのアルバムで最初に聴く曲は、これまで俺がやってきたことの、どれとも似ていない」との、大いに興味をそそる発言もあった。
この作品の発売翌週にツアーも開始。10月23日:アイルランド/ダブリンを皮切りに、マンチェスター、ロンドン、グラスゴー、エジンバラ他での比較的小規模な会場でのライヴが準備されており、その後も2011年内に世界の主要都市を回る予定という。「ツアーでオアシスの曲はプレイするのか?」との問いには、「(ソロ・)アルバム10曲は46分20秒くらいなわけで、そんな短いライヴに、高いチケット代はチャージできない。だから、俺はオアシスの曲はプレイするつもりだ。俺が書いた曲だし、誇りに思っているからね」とのことで、オアシス・ファンには朗報だろう。
続いて、ソロ第2弾として、ジ・アモルファス・アンドロジナス(=フューチャー・サウンド・オブ・ロンドン)とのコラボレーション作(タイトル未定)が来夏発表される見込み。「めちゃめちゃぶっ飛んだ内容」とのこと。『~High Flying Birds』とは異なる、実験的かつ多彩な内容になりそうだ。
ソロ作と同じくらい会見の焦点になったのが、脱退の引き金になった2009年:パリでのコンサート楽屋事件。「俺達の関係は、みんなが思ってるほどひどくない」と断った上で、①プリティ・グリーンの広告をオアシスのツアー・プログラムに掲載しようというリアムの案にノエルが反対~大口論になり、両者の関係が悪化②英Vフェスティヴァルのオアシス出演がキャンセルになったのはリアムの二日酔いのせいであり、③その件で非難されたのは、ノエルが英マスコミを操っているせいだ、とリアムが逆恨みし鬱憤をためていき④パリのフェスの楽屋で爆発、喧嘩になった・・・と顛末を説明。
この記者会見の後、リアムは「SHITBAG(クソったれ)」とツィートしており、彼には彼なりの言い分があるのだろう。しかし、「不必要に乱暴だった」楽屋でのリアムの言葉や態度や楽屋にいた他のメンバーの事なかれ主義な対応にも失望したノエルは「もうたくさんだ」と感じ、ツアー中の脱退を表明したという。「でも後悔してる。あの時残っていたコンサートは2本だけだったから、俺が戻ってあのライヴをやっていたら、ツアー後に話し合いを持てたかもしれない。そうすれば、バンドは解散せずに済んだかも」との発言には、オアシスへの未練を感じさせるものがあった。
ソロ・プロジェクトにノエルが取り組み始めたのは、オアシスがブリット・アウォードにおける「過去30年間の最優秀アルバム賞」を受賞した、2010年2月。そこから、実に18ヶ月を費やした2枚のアルバムを引っさげ、英モダン・ロック界随一のソングライターが帰還を果たす日は近い。
【リリース情報】
ノエル・ギャラガー
初ソロ・アルバム『NOEL GALLAGHER’S HIGH FLYING BIRDS』
UK発売日 10月17日
日本でもこの秋、ソニー・ミュージックジャパン インターナショナルから発売!