ニーナ・シモン
1933年2月21日ノースカロライナ州タイロン生まれ。2003年4月21日フランスの自宅にて死亡。17才のときにフィラデルフィアに移り、ピアノを習得する。その後ジュリアード音楽院にてピアノと作曲を学ぶ。1957年、ベツレヘム・レーベルに録音した「アイ・ラヴ・ユー・ポーギー」がヒット。60年代後半になってラジカルな黒人解放をめざす歌も取り上げ、ブラック・ミュージックのリーダー・シップをとった。フィリップスを経てRCAの専属となってからは、ボブ・ディラン、バート・バカラックなどの歌も歌い、ハスキーでソウルフルな歌唱はロック世代の心も掴んだ。その後CTI、ヴァーヴなど多くのレーベルに作品を残している。