ジャズ・ヴォーカルの女王 4枚目のBESTアルバムをリリース
10月26日(水)発売 CD発売記念のライブも実施
スイングジャーナル 人気投票女性ヴォーカル部門で堂々9年連続の第1位に輝くジャズ・ヴォーカリスト、ケイコ・リーが自身4作目となるベスト盤「VoicesIV」を10月26日(水)にリリースする。11月4日にブルーノート東京でCD発売記念のライヴも行われることも併せて発表となった。
ケイコ・リーは1995年10月25日にアルバム「イマジン」でデビュー。女性ジャズ・ヴォーカリストとして四半世紀以上に渡り第一線で活躍、これまでに20枚のオリジナル・アルバム、2枚のミニ・アルバム、3枚のライヴ・アルバム、3枚のベスト・アルバムをリリース。日産ステージアCMソング「ウィ・ウイル・ロック・ユー」を収録した2002年リリースの初のベスト・アルバム『Voices』は累計25万枚の大ヒット作となった。
今年「Voices」発売から20年を迎えたことを記念し、サード・ベストアルバム「VoicesIII」(2011年)以降約10年間のオリジナル・アルバムからを中心に4枚目のベスト・アルバム「VoicesIV」が誕生した。バンドメンバーにはお馴染みの野力奏一(p)、岡沢章(b)、渡嘉敷祐一(d)のオーソリティーを迎えて、充実の演奏が展開。長きに渡り、交流を深めてきたケイコ・リーと三人の名演奏家の深まる至芸も聴きどころだ。また、ゲストワークの収録も今作のポイントで、渡辺貞夫、ラウル・ミドンといったジャズ系大御所との共演や、玉置浩二とのデュエットなど、ビッグゲストとのコラボレーションも収録している。
また、今回ジャケット写真を、広告からドキュメントまで縦横無尽に写真の世界を渡る巨匠、操上和美が撮影。ケイコ・リーのアルバムでは2002年発表の「Keiko Lee sings Super Standards」以来20年ぶりの撮影が実現となり、話題を呼びそうだ。
11月4日(金)にはブルーノート東京にてアルバム発売記念ライブが開催されることも本日発表となった。ベスト盤収録の楽曲を中心に、野力奏一(p)、岡沢章(b)、渡嘉敷祐一(d)との充実のステージが期待できそうだ。今年もケイコ・リーの活動に注目したい。
photo: 操上和美
photo: 竹下智也
photo: 竹下智也
CD情報
ベスト盤 ケイコ・リー『Voices IV』(読み:ヴォイセズフォー)
2022年10月26日(水)発売 SICJ-30032 Blu-spec CD2
3,300円(税込み)
【収録予定曲】
①Fly Me To The Moon[remix]
②I.G.Y.
③Here, There And Everywhere feat.渡辺貞夫
④Distance
⑤Feel Like Makin’ Love feat. ラウル・ミドン
⑥あまく危険な香り
⑦All At Once
⑧Theme from “New York, New York”
⑨Sweet Love
⑩I Look To You
⑪Smile feat. 玉置浩二
⑫海を見ていた午後
⑬The Golden Rule feat. 渡辺貞夫
⑭The Nearness Of You
⑮This Love Will Last
他
コンサート情報
11月4日 ブルーノート東京 1st 17:00/18:00 2nd 19:45/20:30 TEL:03-5485-0088
11月10日 琉球新報ホール 17:30開場 / 19:00 開演 TEL:098-869-2299(ラジオ沖縄)
12月20日 兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール 18:15 開場 / 19:00 開演
12月21~25日 九州ツアー予定
ケイコ・リー プロフィール
95 年のデビュー作『イマジン』以来、20枚以上のアルバムをリリースしている。 存在感のあるヴォーカル・スタイルとディープ・ヴォイスが評判を呼び、共演したミュージシャンから「楽器と対等に渡り合える歌手」と絶賛され、その即興性と瞬発力にすぐれたパフォーマンスの評価は高い。2001年、日産 ステージアCMソング『We Will Rock You』の大ヒットで幅広いファンを獲得。 翌年に発表したベスト・アルバム『ヴォイセズ』は累計25 万枚のヒット作となった。2003年、 スイングジャーナル誌主催「日本ジャズメン読者人気投票」では女性ヴォーカル部門の第 1 位(13年連続/通算15回)に加え、総合部門の頂点でもある「ジャズマン・オブ・ザ・イヤー」「アルバム・オブ・ザ・イヤー」の三冠の快挙を達成。アルバムデビュー 10周年を迎えた2005年には、長年の活動を支えてきたファンの声を反映したベスト盤、『ヴォイセズ・アゲイン』をリリース。2012年、国内外5人の男性ヴォーカリストとのデュエットで話題となった『ケイコ・リー・シングス・スーパー・スタンダーズ2』をリリース。2015年レコードデビュー20周年を迎え、記念アルバム『LOVE XX』を11月4日にリリース。生誕100周年を迎えたビリー・ホリデイとのヴァーチャル・デュエットも収録され話題に。このアルバムはジャズ・ジャパン・アワード2015「アルバム・オブ・ザ・イヤー《ヴォーカル部門》」を受賞。2019年、アルバム『The Golden Rule』をリリース。2020年10月、アルバムデビュー25周年記念「ケイコ・リー・ライヴ・アット・ジャズ・イン・ラブリー」をリリース。その他CM楽曲、TVドラマ主題歌などオリジナルの作曲にも定評があり、また多重録音のヴォーカル・アレンジも自ら手掛ける等、多方面にて多彩な才能を発揮している。実力・人気ともにNo.1ジャズ・ヴォーカリストとして国内外でその地位を確立している。